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あなただけの取材に、でかけよう。【ライターnote】

最近、お仕事で取材に出かけるときには、1日で100店舗以上まわっていることもある。

たくさんの店舗を回るときには、パンフレットなどの制作物を作るための取材の場合が多くて、アンケートなどで店舗の意向を聞いたり、原稿の校正をしてもらったりする。

そこで感じたのは、「取材はシンプル」だということ。

取材というのはインタビューや、施設の紹介記事のようなイメージがあったけれど、こういった編集に関わる取材も多くて、取材と一言でいっても、いろんな取材があっていいのだと実感している。

仕事じゃなくても、自分で何かの取材にでかけてみるのはどうだろう。記事にできる材料を集めるというイメージで出かけてみるのもいいかもしれない。もっとシンプルにわかりやすく取材を考えてみる。

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プライベートのおでかけを取材にする

プライベートでどこかに出かける場合に、それを取材にしてしまうという方法があると思う。いわゆる体験型の記事で、自分のブログなどで紹介するために書くという感じ。

ある程度しっかりとした記事にするためには、店員さんにお話を聞いたり、商品についてメモしておいたり、写真撮影なども必要になる。仕事でなくても、もっとよくするためにはと考えながら動いていたら、自然とよい記事にできる方法が身につきそうだと思う。

百聞は一見にしかずというけれど、実際の場所に出かけて、その場所を知った上で記事にすることはとても楽しいし、自分の目で見て書いた記事は臨場感が違うと思う。

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「取材なし記事」でも別取材をしてみる

私は、完全在宅ライターを8か月くらいしていたので、本当に取材に行く機会がなくて、リサーチだけで記事を書いていたことがある。

中には、おでかけ系の記事があったのだけど、でかけるための経費がでるわけではないので、公式サイトの情報と実際に出かけた人の体験談をもとに記事制作をしていた。そういう仕事もある。

実際にでかけたくてもでかけられなかったとしたら、違う場所に取材をしてみるのはどうだろう。その場所に近い施設にでかけて感じたことを文章にする、行ったことがある人に話を聞いてみる、本屋さんで雑誌や書籍に載っている情報を調べてみるなど、意外とできることがあると思う。

私がつらいと感じたのは、一生懸命考えても答えが出てこなくて文章がかけなかったことだった。でも、取材にでかけられれば、必ず答えを手に入れることができる。完璧な答えではなくても、文章にできる答えを吸収して帰ってこれると思う。

「こう思っていたけれど、こうだった。」と書ける記事はとても魅力的だと思う。

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日常からも取材記事が作れる

日常の買い物や友人との食事など、取材とは思っていない場所でも、実は取材になっていることがあると思う。

例えば、買い物をしていて店舗の打ち出しが「新生活」を意識していたり、友人との会話で「○○に新しいお店ができて、行ってみた」という話を聞いたり。帰るときには、「行かなければわからなかったこと」「話を聞かなければ知らなかったこと」を知っている。

それをそのまま文章にしたり、追加でリサーチしたり、自分のスキなことを深掘りしていくように書いていけば、一つの記事になる。

おでかけしにくい時期は続くけれど、スーパーにでかけるのも取材と思えば、少し毎日が楽しく過ごせて、おまけに記事も書けてしまう。いいアイデアかもしれない。

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取材をシンプルに考える

私がお仕事で遠方にインタビュー取材に行くときには、まだまだ緊張しているのだけれど、どんな取材でも「シンプルでいいんだ」と感じている。

取材に慣れていないと非日常のように感じてしまうことも、日常で感じることを取材すればいいということに気がついて、「これって、普段から気をつけていたらもっと考えられたかも」ということも多い。取材をするときの気持ちの部分の筋トレというか、「知りたいことに気づける力」をつけておくと強いのだと思う。

あとは、シンプルに相手のことを考えれば、なんとかなる。

と、書いているこの記事も、実際に取材にでかけたから気がつけたことを書いているので、ある意味では取材記事だったりする。

誰かの経験した記事を読むと、知らない世界でも身近に感じて、やってみようかなと思う。

……だれかにそんな気持ちになってもらえるように、もっと私も経験したことを記事にしていきます。

あなたもぜひ「取材記事」書いてみてください。


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