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あのときの私は、元気にしているだろうか。

先日、久しぶりの友人と再会した。会うのは数年ぶりで、前職で一緒に働いていて仲良くなった。お互いの現状の報告して、懐かしい話や共通の知人の話題などになると一気に懐かしく感じられて、ふと思った。

あのときの仕事を今でも続けていたら、私はどう過ごしていたのだろう。

現実的に考えれば分かることもないこと。でも、もしパラレルワールドがあるのだとしたら、あのときの私はそのまま仕事を続けていて、今でもあの場所にいるのかもしれない。

仕事を辞めた理由は、私なりにきちんとあったし、辞めたことを後悔したことはないけど「続けている自分」という選択肢を選んでいたら、今頃私はどんな人になっていたのだろう。

超ネガティブ思考になっていたかもしれないし、性格が鬼のように悪くなっていたかもしれない。(反対もしかり)

私は一つずつの分岐点で、自分の正解を選んで進んできたと思っている。あとから考えたら、未熟さ故の選択もあったかもしれないけど、ひとつひとつが気に入っている。良い結果になったことも、悪い結果になったことも。

私には「良いことばかりが起きている」と同じ意味の言葉を投げかけられることがある。それは悪いことはすぐに手放すようになったからなのかもしれない。

悪いことが起きてしまっても、自分ではどうしようもないことなら、一刻も早く手放すことを優先するべきで。そうやって手元から離れているところを目撃されているのかもしれない。

反省は大切だし、過ちを繰り返さないことは重要なこと。でもできるだけ良いことに目を向けて、ポジティブに生きていくことって、人生を正しく消化できている気がする。

ニュアンスとしては自分が納得のいく「人生の消化」という感じ。これは私にとっての納得で、きっとひとりずつ違う納得があるのではないだろうか。

(ちなみに「消化」は時間は有限であるということから。ネガティブな気持ちはありません。)

きっと、あのころのまま仕事を続けている自分は今も元気だし、どんな形であれ、納得のいく人生の消化をしていると思う。

それはそれでいいんだ。
過去の自分も応援しつつ、今の自分を最高の人生にしてあげよう。

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