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ミニマムに生きること。|nanat note #8

私はミニマリストになりたい。でもきっと一般的なミニマリストではなくて、ミニマムな生き方を実現したいと思っている。

目標に最短でたどり着けるように、自分の行動範囲をあえて狭くするイメージ。家でいうとワンルームマンションのように、コンパクトにまとめておきたい。

目標達成のために必要なものだけを近くに置いて、集中できるような環境を作れば、思っているよりも早く目標を達成できるかもしれない。

でも、もちろんワンルームマンションに閉じこもっているだけでは、完結できないとも思っている。

自分に必要なことをシンプルに考える

私はずっと家にいるのが苦手になった。「なった」というのは以前は家が大好きだったからなのだけど、その理由は会社に出勤して、フルタイムの仕事をしていたからだと思う。

今はフリーランスで仕事をしていて、基本的には家の中で完結する仕事をしている。月8本くらい取材にでかけるし、週1程度複業の会社に出勤するけれど、それ以外は家で仕事ができる。

私が住んでいるところはワンルームマンションで、一人暮らし。仕事をしようと思えば延々と続けられてしまう環境。

生活と仕事が分けられなくなって、なんだか息苦しくなった。

ワークアズライフ(仕事とプライベートを分けない働き方)の考え方は苦しくないのだけど、家にい続けると途端に実践しにくいように感じる。積極的に外に出かけると息がしやすいことに気がついて、シェアオフィスを契約するようになった。

自分は順応力は高いほうだと思っていたけれど、会社員を15年やってきて、フリーランスはまだ2年目。海水と淡水を慣らすような、買ってきた金魚を新しい水槽に移す前みたいな、自分を慣らす時間は必要なのだと思った。

一番いいと思った方法をシンプルに実行する。これもミニマムな行動だと思ったりする。

目標との距離を短くするために

フリーランスは時間の使い方、空間の使い方も自由にできる。生活のために働くという考え方よりも、いかに自分が納得のいく働き方をするかと考えるようになった。

もちろん、稼ぐことは大切だけど、仕事をすることで役立っているという実感を持てることが一番の目標になっている。

100%とは言わないけれど、目標のために使う時間を増やしていきたい。

ライターとして認めてもらいたいとか、若々しくいたいととか、そんな欲はどんどん出てくる。朝起きてSNSのフォロワーさんが減ったら悲しいし、終わった仕事でもSlackのグループから外された通知はさみしい。

目標まで遠いと、そんな気持ちに負けて、つい気を紛らわしたくなってしまう。だから目標までの距離を短くして、余計なことを考えないようにする。

ミニマムにすることで、生きやすく。

目標が近ければ、よく見ていられるし、違うと思ったら変えるのも簡単。

目標は手の届くところに。今の自分に合わせて変える。

固定概念にしばられず、自分に必要なことを集めて、常に価値観をアップデートできれば、ミニマムに生きていけると思っている。

やり抜くことはかっこいいけど、「やり抜かないこと」が自分の新しい時間を作るかもしれない。

もっとシンプルに考えて、目標のミニマリストを実践していきたい。

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