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休職2ヶ月目。

ご覧いただきありがとうございます。



初めに

約2ヶ月半の休職中の出来事について
お話ししています。
よろしければ、こちらもご覧ください。 ↓

その続きはこちらです。↓


1.どうやって休んだら良いのか


休職を開始した当初は、
「休む」ということに罪悪感があり、
手放しで休むことはできませんでした。
一日中寝ているだけなのに、将来のこととか、
色んなことをぐるぐると考えて、不安しかなくて、
さらに負の感情になっていきました。

「うつ病」のことを色々と
自分なりに調べていても、

「一日中、体がだるくて動けない。
 トイレにも這いつくばって行くのが、やっと。」
「本が読めなくなる。
 楽しいと思えていたことが楽しめなくなる。」

といったことが書かれていました。

もちろん今までのように、
活発に外へ出たりすることが無くなったり、
好きだったテレビを見ることが億劫になったりは
していました。

けれど、この時の私にとって、
唯一の楽しみが本を読むこと。
本を読むことはできたんです。
それも、本を読んでいる間は、
いろんなことを忘れられて、楽しかった。

また、
布団の上にいる時間が増えたことは確かですが、
トイレに這いつくばって行くほどでも
無かったです。

このようなことから、
「私は本当にうつ病なのか。」
「ただ会社に行きたくないだけなのに、
 言い訳しているだけでは無いのか。」
といった自問自答を繰り返していました。


2.休職終了の期限が近づく

同じ境遇の方々はご存知かもしれませんが、
休職のために必要な診断書は1ヶ月ごとしか
発行できないとのことで、 
5月末に休職を開始してから、1ヶ月が経とうとしていました。

私自身としては、
ずるずると休み続けても、このまま社会復帰が
できなくなるのでは無いかという不安と、
一人暮らしでしたし、
家族にも休職していることを話していないので、
金銭面で頼ることもできず、経済的な不安もあり、
1ヶ月を目処に復職しようと考えていました。

休職を開始した当初は、
そのまま辞めてしまおうかとも思っていましたが、転職活動をする気力も無く、ほとんど仕方なく、
職場復帰をしようとしていました。

そして、次の受診日で
「そろそろ1ヶ月経ちますし、
診断書の期限も来るので、復職を考えています。」

そのように心療内科の先生へ伝えると、
「期限が来るから復職するとかでは無いんだよ。
復職できるくらい、日中に活動できる体力と
夜はしっかり寝て、朝に起きるといった
生活習慣がきちんと整っていることが必要だよ。
今のMiさんはどうかな?」
と問われました。

その時の私は、
日中、少し外に出ただけで疲れていましたし、
少しずつ夜に眠るようにはしていましたが、
それでも時々、昼夜逆転の生活になっていました。

先生にこれを問われた時にドキッとして、
何も答えられませんでした。

すると、
「さらに休職延長ということで、
 診断書を書きましょうね。」
と言われました。

もちろん、
愛の鞭で言ってくださった言葉でしたが、
その時の私は、復職を考えていたのに、
「社会復帰は無理だ。」
と断言されたようで、
悔しくて、泣きそうになりました。

でも、私の性格上、そのまま先生から
「では復職しましょう。」
なんて、すんなり許可を出されていたら、
また限界が来るまで無理して働いて、
きっと、今頃さらに悪くなっていたと思います。

無理にでも止めてくれる方がいてくださって、
本当に良かったと思っています。


3.思いっきり休むことにした


それから休職期間がさらに延長されました。

手放しでは休むことのできなかった休職1ヶ月目。

それでも、
先生から休職を延長された
あの日から、何かが吹っ切れるように、
学生以来の夏休みだと思って、
思いっきり楽しいことをしようと決めました。

もちろん、
貯金には限りがあるので、全く不安が無かったかと言われたら嘘になりますが、
できるだけクヨクヨと考えすぎず、

美味しいものを食べて、好きなところに行って、
お風呂に入って、本を読んで、
居心地が良い人と会って。

今だけは、
嫌なことから逃げていいと自分に言い聞かせ、
なるべく好きなことだけ、
心が穏やかになることだけ、を心がけました。


今回はこの辺で終わりにします。
お付き合いいただき感謝します。

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