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私が「うつ病」になるまで①


初めに

前回までの2投稿で、私の簡単な自己紹介をしているので、よろしければご覧ください。

①はこちら↓

②はこちら↓

今回から数回に分けて、私が「うつ病」発症に
至るまでのお話しをしていきます。
発症に至ってしまった要因として、私自身の性格が大きく影響していたと思うので、今回はそういったお話になります。

1.私の性格①


まず、うつ病になりやすい人の特徴として、
厚生労働省のホームページに記載されていた内容を抜粋します。

几帳面で真面目、責任感が強い人 
→これは大部分の日本人に共通した特徴。
◯これらが人並み以上に強い場合
◯考え方に柔軟性が乏しい人
◯開き直りや決断ができない人
→これらの人はストレスを受け止めやすく、
結果としてうつ病になりやすいと言える。

厚生労働省 「うつ病を知っていますか?」

「几帳面で真面目、責任感が強い人」という性格は日本人に共通した特徴であると厚生労働省が挙げているように、これは大抵の人が当てはまるのでは
ないでしょうか。

私の場合は、その次の文章
これらが人並み以上に強い場合
この部分が典型的だったと思います。

自分で言うのも烏滸がましいですが、
幼少期から本を読むことが好きで、その甲斐あってか、国語力は高かったように思いますし、
自慢に聞こえてしまったら申し訳ないのですが、
学校の成績では、時折学年1位を取るくらい、
それなりに勉強ができました。

でも実際のところ、入学した高校は常にA〜S判定が出ていた安全圏の偏差値である学校を受験しましたし、(私立は学費が高く、併願したところで
入学することは無いため、確実に受かる学校を
単願で受けました。)
暗記ものが特に得意だったので、苦手な数学などは公式や似たような問題を暗記して、その記憶を頼りに、当てはめて解くというように、うまく立ち回っていただけなんです。
そんな感じですが、勉強が嫌いということは無かったので(苦手な教科は極端に避けましたが…)、
真面目で優秀という印象を周囲からも持たれるようになったと思います。
勉強というものにつまずくことがあまり無かったので、大きな挫折感なども味わうことなく学生の頃は過ごしてきました。

責任感が強いという面は、医療従事者ということや真面目な性格も相まって、自分の長所だなと感じています。
けれど、その反面、
他の同僚がサラッと(悪く言えば雑に、適当に)
こなす仕事も私はミスが無いように確認を
徹底して、最後までやり抜かないと気が済まない、
手を抜くことができなかったので、残業することも多々ありました。
側から見れば、要領が悪い、真面目すぎると思われていたかもしれません。
それでも、「他の人たちは何でこんなに適当に終わらせても平気なんだろう?」と逆に疑問だったので、この頃の私は、そこまで気にはしていません。

思い返すと、このようなことが段々と
自分の首を絞めていったのだと思います。

2.私の性格②


「自分の性格は?」と問われると、
「自己中心的、マイペース」と答えます。
私はこの性格をネガティブに捉えますが、
周りからはこんな性格が
「自分の軸があってブレない、周囲に流されない」
というように、ポジティブに受け取ってくれる方もいるので、ありがたいなと思いますし、時には
自分でも前向きに捉えられることもあります。

話は変わって、自分のアイデンティティは、
ほとんどが幼少期に作られ、周囲の環境が大きく
影響するということを聞いたことがあります。

詳しくは、前回までの自己紹介を参考にしていただきたいのですが、子どもの頃から一通りの家事は
自分でやってきたことや親からの愛というものを
あまり感じてこなかったことから、
「自分の身は自分で守る、人に期待しない」
というような思考が形成され、
「自己中心的、マイペース」
という性格が出来上がっていったと思います。

3.私の性格が与えた影響

◯それほど大きな挫折感を味わった記憶が無いこと
◯周囲から持たれている真面目で優秀という印象
◯人一倍責任感が強い、自己中心的、1人で抱え込むといった性格

これらが相まって、
突然というよりは、今までの経験が募っていって、
「うつ病」を発症したんだと思います。

長くなってしまったので、
「うつ病」を発症するに至った
具体的なエピソードは、また次回以降にします。

長文にお付き合いいただき、感謝します。


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