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初めまして。②




初めに


前回に引き続き、
ご覧いただきありがとうございます。

①はこちらからどうぞ。

今回はその続きから。

1.専門学生時代の出来事


私は幼少期から医療従事者を志していたので、
高校卒業後は専門学校へ入学しました。
実習は過酷で、二度とやりたくはないですが、
忍耐強さは身に付いたかなと思うので、
思い返すと悪いことばかりではない経験でした。

あの頃は怒涛の日々だったので、
家庭環境のことはあまり覚えていないのですが、
鮮明に覚えていることがあります。
それは、医療従事者になるための国家試験勉強を
していた頃の出来事です。

前回の自己紹介で触れましたが、
私には年上の"きょうだい"がいます。
(身バレ防止のため詳しくは伏せますが、兄と弟という構成では無いため平仮名で表記しています。)

その"きょうだい"がADHDと診断されたことを
最近になって知るのですが、この頃の私は、
とにかくそんな"きょうだい"が嫌でした。
(ADHDだから嫌だったというわけでは無く、
一見すると、単にだらしがないだけのように
見えるので、この頃の私はそんな年上の
"きょうだい"を受け入れられませんでした。)

そんな中、相変わらず毎晩、
ゲームやらアニメを見て騒がしくしており、
私が国家試験の勉強期間にも関わらず、
様子が変わることはありませんでした。
この頃には医療従事者になるため、専門学校にて
精神疾患や発達障害について学んだりもしていたので、私の"きょうだい"も何かしらの
発達障害なんだろうなと、感じてはいました。

しかし、まだまだハタチになりかけくらいの頃、
素直に受け入れられるほど大人になんかなれず、
「大事な試験前だから、静かにしようっていう
気遣いすらできないのか。」と、
イライラは募り、怒鳴ったことも幾度となく
あります。
それでも、翌日には何事も無かったように、
また趣味に没頭しているという毎日でした。
それに耐え切れず、近所に住んでいた祖父母の家で
試験勉強をしたこともあります。


2.新社会人になって一人暮らしを始める

そんな家庭環境で育ったことや思春期だったということもあり、10代後半〜20歳前後の頃は
ピークで"きょうだい"のことが大嫌いで
早く出て行きたいと思っていたので、
新社会人になって数ヶ月後には一人暮らしを
始めました。

母子家庭で育ち、ほとんどを子どもたちだけで
過ごしていたこともあり、中学、高校くらいの頃
から、家事のほとんどを自分で行っていたと
思います。
一通り自分でやっていたので、一人暮らしになったからといって、特別、苦になることは無く、
ホームシックになった記憶もありません。

唯一、誰かいないと心細いなと感じたのは、
高熱を出して寝込んだ時くらいです。 

それくらい、一人暮らしは充実していましたし、
実家に帰っても心身が休まるわけでもなければ、
母は相変わらず夜勤をやっており、あったかいご飯が出てくるということも無かったため、
実家に帰りたい、戻りたいと思うことは
今でも全くありません。
むしろ、実家には絶対に戻りたくないと
ここまで一人で何とかやってきました。

そんなこんなで、比較的、若い頃から自立していく術を身に付けてきたので、「一人」というものに
ある意味慣れすぎてしまいました。

そのため、
◯誰にも相談しないし、できない。
◯(ほとんど)全部、自分で決めた道を進む。
◯ 一人行動が好き、気楽。

もちろん友人が全くいないということでも無く、
一緒に出かけて楽しいと思うこともありますし、
誰かと一緒に行きたいなと思うこともあります。

一方で、「一人」でいろんなことができることも
楽しいですし、自分がやりたくてやっていること
でもあります。

けれど、
私が「うつ病」になるまで追い込まれてしまったのは、「独り」で抱え込みすぎてしまったことも
要因の一つとしてあると、今になって思います。

「うつ病」になるまでの詳しい経緯については、
また今度書きたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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