【日記集】ばかなやつめ

東京で過ごす初めての夏を目前にした、2024年の記録。

6.28
久しぶりに疾走感を得た。
焼肉をおなかいっぱい食べた。
今年の人生ビンゴの穴が、ひとつあいた。

多分、今年初。

6.29
昨晩、最近仲がいいおじちゃんから会社の潰し方について聴いた事を思い出して、二度寝が出来なくなった。思ったより弊社のこと、好きらしい。

夜、居心地のよい飲み会に参加した。
誰かの記憶に残っているってこんなに幸せなことなんだ。

6.30
ハンバーガーを食べた。大きいやつ。アボガドと、カマンベールチーズが入ってるやつ。
心の準備があったからか分からないけど顎関節症が私に優しくしてくれたので、最後まで美味しく食べた。

ハンバーガーにはやっぱりコーラ。

悲しい理由は明確にしても悲しいままだった。
言語化したら処理できると思っていたのは、単なる思い込みだったらしい。

7.1
雨がいた。
雨の日にさす傘は透明が良い。見上げた時に涙を落とす空と目を合わせる時間が、とっても愛おしいので。透明の折り畳み傘とか売ってないかしら……。

好奇心の回収を急ぐ。
自己管理が出来ないたちなので、割り切ってさっさとやり終えてしまった方がいい。

7.2
つじあやのとの再会。
聞かなくても分かる。全部好きな曲。
チャラチャラ鳴る伴奏に逆なでられて、ウクレレの音に癒されるを繰り返して、心の膨縮を抑えられないまま眠りについた。

【以下おすすめ】
大切なものを探している人へ

初恋を忘れられない人へ

……ごめんね、同期。

7.3
行きの電車で
「もしもみんな裸で、体の一部だけ隠すならどこを隠す？」
なんて粋な質問を見つけてしまったので、私は顔だなぁってぼんやりと考えていた。

まどろみみたいに力を抜いてくれる香りに出会った。（要するに香水を衝動買いしたということ）わたしに会った人は是非近くで大きく深呼吸して欲しい。

7.4
予定のない旅行計画を立てた。
やりたい事だけをたくさん詰め込んだ計画。
見つからない宝箱と一緒だ。

自分はやっぱりおしゃべりな人見知りだった。
知ってた。
大切なのは、いつまでも無邪気さを忘れないこと。

7.5
笑顔が素敵な人と話した。大好きだ。
破顔一笑ってなんて素敵な言葉なんだろう。
ほとんど一目惚れだった。いつまでも眺めていたい笑顔だった。

先人たちが知恵の限りを振り絞ってできた今を、足りない頭を振り絞っても変えられる気がしないわたしは、この会社でどこに向かうんだろう。

7.6
朝からひとりでいる時間が鬱だったところで、新幹線が止まってしまった。（元所属オケの定期演奏会へ、結局間に合った）
とっても萎えてたんだけどTwitter見てたら元気を見つけた。Twitter、やっぱり素晴らしい。

豪運とはいえ立って新幹線に乗るのは結構キツかった。後日ちょっとだけ返金されててやっぱり豪運だった気がしてきた。

夜、みんな同じ熱量で会いたいと思える友人たちと集まった。
みんなが大笑いしている横でこっそり泣いていた瞬間があった。感情は唐突に昂るものだ。こんな幸せな時間があっていいのだろうか。
どうか永遠の関係でありますように。

一緒にいた子がなんかバズってた。

7.7
朝活。
あこがれる、最上級の丁寧な暮らしに浸かってきた。木の香りに満たされた生活、わたしもしたい。

信じられるか？これ、お家だぜ。

憎たらしいほど爽やかな夜だった。
大学生になって以降、初めて七夕が晴れだった。（間違っていたらごめん、でも記憶の中の七夕はいつも雨かくもり）七夕が晴れってだけでなんだか嬉しかった。大好きな鴨川に願い事を流して、現実に帰った。

本当は短冊に書いて燃やして天に登って欲しかったんだけど、せっかく京都にいるし鴨川に流そうと思ってわざわざ水に溶ける紙を買った。

7.8
鬱々月曜電車の中で、彼女に長文で怒られてる人の画面を見つけた。「ごめんって言ってるだけで反省してないよね？」のメッセージ付きで2スクロール分くらい怒られてるのに「ごめん」付きの1行で返事返しててわろた。
こうして人はすれ違っていくのか。

夜ごはんにもちもちのヨモギごま豆腐を食べた。

7.9
こんなに暑いのに、今日は殊に電車が混んでいた。
今って乗車率何パーセントなんだろう。100%は多分超えている。そもそもの基準が分からないので、調べてみることにした。

今日は250%

100%って意外と少ないんだな。

他人に尊重されたいなら、それ以上に相手を尊重しなきゃいけない。尊敬して敬意をはらって、敬愛の気持ちを持たなければならない。
嫌われたくないなら、嫌ってはならない。
愛されたいなら、愛さなくてはならない。
という原点回帰。

7.10
依存性なのでいつも歩きスマホなんだけど、家から最寄りまでは緑のトンネルがあるので、見上げるようにしようと思う。

マイナスイオン！

7.11
反抗期の女の子の物語を読んで、会社では有能で部下に慕われるあの人も、娘の反抗期に接し方が分からなくなったりするのかな、なんて考えたら人生が楽しくなってきた。
これでいい。

7.12
朝7時台の会社は、電気が消えていて、なんだか違う世界線にいるみたいだった。早朝出社、くせになりそう。

笑顔が素敵な彼が出社していて、恋。

隣の部署のチーフディレクター代行（もう名前が長いったら）から桃のペタグミ未開封を「美味しいよ！」って貰った。おかしな話だ。

7.13
おかえりなさいって言ってくれるハートランドがもういないので、東北家の白身魚の四川風に会いに行った。珍しく休日なのに人が少なかった。

深夜に映画を観に行った。良かった。出町座、家の近くにも出来ないかなぁ。

7.14
昨日今日とパリの音に包まれて、空気の喜ぶ様を聞いた。素敵だっだ。
楽しそうにオーケストラに視線を飛ばしてくれる彼は本当に温かくて、一緒に演奏できている幸せが刺さって心が溶けていくようだった。

7.15
海の日に「海」を弾くのを楽しみにしていたのに、弾けなかった。
代わりにとっても美しいJIT体験をした。アクシデントを楽しめるようになったのは、彼のおかげだと思う。

色々上手くいかなかったけど、帰りに楽しい自販機を見つけた。

理性があるので写真を撮るに留まった。かなり魅力的。