シェア
ひと
2020年11月30日 22:26
大分駅前地下道には、今日もギターを掻き鳴らす路上ミュージシャンと、そんな彼ら彼女らの歌を心の拠り所とする者たちが屯している。私もその一人だ。ここには、安らぎがある。学校に居場所がなく、家にもまだ帰りたくない。そんな自分もここは受容してくれる。それでいて、情熱もある。旋律となって繰り出される言葉はエネルギーに満ち、心はそれぞれのステージを見据えている。いつか自分もあの場所へ行けるだろう