🌸フォロワーさん㊗️500人🌸雪国の民宿⛄️②
周りの人は、昨日は優しかったのに今日は厳しい。
その繰り返しの日々。
このままでは、自分の立っている場所が分からなくなりそうで。
怖かったのです。
自分が無くなりそうで本当に怖かった。
無くなりそうな渦の中に、身近にいる大切な人も巻き込みそうで。
その後の生活は一つ前の貼り付けたnoteに詰め込みましたが、
書いた事以外を伝えられるとすれば、
『素敵な体調の崩し方』
というタイトルは、この泊まった民宿で考えました。
縛られない生活、誰からも何も言われない。
とても快適で、居心地が良くて。
思い切り呼吸ができる。
鼓動がゆっくりと感じられる。
空気が美味しかった。
あの時、思った気持ちを無きものにしたくなかった。
自分の中でのサブタイトルは、
『矛盾』『ギャップ』でした。
きっと一度逃げ、
束の間の自由な暮らしをしたからこそ、
雪景色の中、
手の平に落ちたら溶けてしまう小さな結晶が、
私の頭には綺麗に残るよう降ってきてくれたのだと思います。
この本は決して不幸で体調を崩した人ばかりではない。
周りに蝶が羽ばたくような幸せの中に居たからこそ、身体の異変に気付かなかったのだと。
崩し方は人それぞれ違う事を伝えたかったのです。
タイトルを見てくださった方の頭の上に、
『?』がついてほしかったのです。
読んでいただけたら納得できるタイトルなのではないかと。
そう思いました。
まだ、出版の話も無い時に、
『必ず伝えられるチャンスがやってくるはず』と。
そして、今の自分があります。
年数はかかったけれど、
「おめでとう、よく頑張ったね」って、
自分の心を褒めたい。
あの時、思い切って逃げていなかったら、
今の私は確実にいない。
スタートラインに立ったばかりで。
お金は無いし、親孝行も出来ていない。
それでもきっと、贅沢な人生を送っているのだろう。