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🍀文章を書くきっかけ③🍀


公募のコンテストサイトを見つけ、
私は約5年間365日、

・毎日コンテストに応募する
・毎日寝る前に日記を書く

これだけは絶対に止めませんでした。
お盆にクリスマスに正月など、
一切関係なく、とにかく毎日書き続けました。

そしてコロナが蔓延し始め、緊急事態宣言、ワクチン接種などの最中にチャンスが回って来ました。
本当に諦めないで良かったと思いました。

今回の小説で、私はどうしても
『心』について触れたくて。

心の病を背負っている6人の方にお話を聞きました。
気付いていないだけで居たのです。
こんなに近くに。

ほとんどの人が言っていた事は、
・差別や偏見を受けて来た
・体調不良を訴えても信じてもらえない
(どう訴えて良いか分からない)
・家族が一番難しい
・存在価値を考えた

でした。

私の中で『?』となったのは、周りの人の対応です。
とうしてなのだろう…優しくなれないのは。
そこまで考えさせてしまうのは周りの人の理解と愚痴もこぼせない環境。
そしてフォローする人間が必要だという事です。

その人じゃなければ分からないのは皆んな同じではないですか。
『頭痛』と言ったら、
「頭痛は本当苦しいよね」と、返事をくれました。
ひと言で『頭痛』と言っても、
気圧の関係で偏頭痛、目の奥が痛い、ズキズキする。など、沢山あるのに。
頭痛に苦しんだ事があるから発言しているのでしょう。

でも心だけは『気持ちの問題』で済まされる。
なんて悲しいのだろう。

もっと見ていて下さい。
仕事を休む連絡って、物凄く勇気がいるのに。
休む決断をするまでも相当考えるはずで。
行けたらとっくに行っているし
言えるならとっくに言っている。

お願いだから、訴えている本人を責めないてほしい。
苦しくなって、無理して行って結局早退してしまう。
「だったら最初から休めば良かったのに!」

って…遅いのです。
どうして信じてくれないの?
起きて朝一番に体調不良を訴えても、
まともに会話にもならない。
こんなところに居たくない。
家から逃げたくなる。

その話を聞いた時、私は現代を生きる1人の人間として居心地の良さや、時に自虐的な事を言っても聞こうとする人が増えてほしいと、
本当に本当に思いました。

「それって、手遅れになってしまったらどうなるのでしょうか?」と、聞いたら
「手遅れにならなきゃ分からないのでしょうね、むしろ喜ばれるかもしれないね」

と、返事がきて。

「そんなふうに言わせて周りの人は情けなくないのですかね?」と言いました。

「情けないのは、自分の方だと思ってます。ダラダラしていると信じて疑っていなくて。サボっているように見えるからです」と言っていました。

私は、表面化させたいと思いました。
人それぞれの心での感じ方と、
それぞれの症状。
分かる事なんてないけど、分かろうとする人が少しでも増えてほしい。

気持ちに寄り添う人が側に居て欲しい。
お願いだから。生きやすくして。
どうか縛られない生活を下さい。

と思ってたまりませんでした。

『素敵な体調の崩し方』は原稿を書いている時に私自身が涙する事も沢山ありました。そして
『人生の中で人を愛する事は素晴らしい』
という事にも触れたかった。

だから、完成した時は嬉しかった。
けど発売するまでは緊張が続いて、お腹を下しまくっておりました。
そしてメンタルも弱くしました。

それでも書きたかった。

全ては読んだ人の捉え方になりますが…。

自分の心と向き合っている人たちには、
どうか良い意味で、人生何があるか分からないと思ってほしい。
どうか居なくなる事だけは選ばないで欲しい。
お願いします。
急がずに生きて、環境に耐えきれなくなったら
一時的にでも逃げてほしい。
部屋から出なくてもいい。

私には夢があって。
叶えるために頑張ります。
心の病を分かる人が増えるために、必死に動きます。

絶望の手前にいる人や、その人の近くにいる人。
本人を見ていて下さい。
お願いです。

沢山の想いを文章に込めた自信作です。

一生懸命書いて良かったと思えるコメントを下さった方々、ありがとうございます🥲

本当に嬉しいです。

良い本だと思ったら是非、周りの人にお勧めしていただけたら幸せです。

どうか、よろしくお願いします。

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