雨でも傘をささないポートランド

放浪の末にオレゴン州ポートランドにたどり着き、住み始めて3年目に突入。映画AKIRAのように荒れるアメリカの情勢の中、日々生きる希望をポートランドでコツコツ集めている。住む街のいいところを見つけることは、わたしの人生のいいところを見つけること。1988年生まれ、鎌倉育ち。

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このブログでは雨の話ばかりしている。今日も雨の話。
数日前から、ポートランドの雨季が始まった。これから来年の5月までは、雨か曇りの毎日が続く。今、ポートランドに住んでいる人たちの頭の中は、「また雨かよ～」一色なはず、だと思う。

ポートランドの不思議、それは、雨がこんなにも多い街なのに、傘をさしている人をほとんど見かけないことだ。たいていの人は、レインジャケットやレインコートだけで雨をしのいでいる。何も雨具を身に着けないで、帽子やフードだけかぶって済ます人までいる。車文化が影響していて、歩く時間が短いからなのか？それとも雨に濡れるのを気にしないのか？理由ははっきり分からない。

私もそれにならって、レインジャケットで済ましていたけど、それだとどうしてもパンツやスカートが濡れる。それに、アウトドア調のレインジャケットに合う洋服も、結構限られる。かといって、傘文化のないアメリカでは、日本と違ってかわいい傘が探してもない。ポートランドに引っ越してから、ちょうどいい雨具がなくて、地味にストレスになっていた。

でも最近、レインポンチョというのを買った。ブランドものとかじゃないから、30ドルしなかった。これだと全身が濡れないし、全身が隠れる分、レインジャケットのように雨具と洋服のコーディネートに悩むこともなくて便利。両手が空くから犬の散歩にもぴったり。

ただ、生地が多い分、風が吹くとぶわ～っとまくり上がってしまうのだけが今のところ難点。

レインポンチョがあるだけで、雨が楽しみになった！という境地にはなかなかいたらなさそうだけど、雨に文句を言う理由が一つ減ったかな。

色々工夫してなるべく楽しく雨季を過ごすのが今年の秋冬の目標だよー。

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お気に入りのレインポンチョで、ポートランドの雨季も乗り越えられそう度
★★★☆☆