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Notefolio #08 | ダンボールトンネル ver.1

本当に早いもので、今月娘は1歳を迎えます。
と同時に僕も親2年生に進級する事ができそうです。
おかげさまで、そして幸運なことに今のところ大きなケガや病気もせず健やかに育っています。本当にありがたい事です。

一瞬、無駄に子育ての事を語りそうになりましたが、反動でねこにゃーん(ΦωΦ)とか言って僕がIQ3になる前にやめときます。。

-------------------------------[ お知らせ① ]------------------------------
当記事のアクセス数が多くなっており、誠にありがとうございます。ダンボールトンネル完全版であるver.2の記事リンクを貼っておきますので是非ご覧くださいませ。

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ハイハイで遊ぶダンボールトンネル

最近では、娘はハイハイで部屋中を駆け回っているので、そしてステイホーム推奨のあんまりおでかけできない状況もあり、そしてそしてたまたま大きめのダンボールがあったので、娘がハイハイでくぐって遊べるトンネルあったら楽しそうじゃない?(訳:作って?)と妻に言われたのでした。

というわけで作ってみた。

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くぐってみた。

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遊ばないときは、フレームを外して折りたたんでしまえる便利仕様。

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娘が喜びそうな機能をつけてみた

最初はトンネルの基本構造以外には、側面に窓をつけるだけの計画でしたが、その後も思いつくままにトンネルを改造していきました。

1. 大きさの異なる窓3種
窓はお互い覗たりして面白そうだと思い、サイズの異なる窓を3つ付けました。片側に2つと、反対側に1つ。

トンネルの端面もそうですが、ダンボールを切断した切り口は、手を切るかもしれないので、全てガムテープで覆いました。

2. 開閉窓
窓のうち一箇所は、開閉できる扉を取り付けてみました。

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これが結構当たりだったようで、単に覗くだけでなくパペットを覗かせるとキャッキャしてました。

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3. ぷちぷちマット
その名の通り、底面にぷちぷちを貼り付けました。ぷちぷちを潰す程の力はまだないですが、たまに指で弄ってる。。

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4. 虫のイラスト
蟻とてんとう虫のイラスト(だいたい実寸)。いつの間にか妻が描いてた。

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5. カラフル天窓
トンネルの上面に小さな4つの窓を開けて、カラーフィルムを貼ってみた。結構気になるご様子。上から覗くと不思議な顔される。。

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あと、上からの光で下に色が映るのもきれい。

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そして完成したときに思ったけど、これWindowsじゃん!!

構造と作り方

設計時、ダンボールで制作するトンネルの基本形状部分、具体的には四角の筒の部分はあまり工夫するところもなく、娘がくぐって遊べるちょうどいい各辺の長さを決めて、あとはダンボールを切って貼って完成です。

ただし、これだと各面同士は固定されていないので、トンネルは自立せずパタンと倒れてしまいます。

ここで3Dプリンターのご入場です。

側面のダンボールが倒れないように、底面と側面を90度の角度で固定する必要があります。その機能は果たせるようなプラスチック製のフレームを設計し、3Dプリンターで制作することにしました。

いくつか形状の検討・試作を行った末、このような形状になりました。

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設計のポイントとしては、
・なるべくプリント時間を抑える
サポート材は使用しなくてもプリントできる設計。
取り付け、取り外しが簡単(端からカポッと嵌める/外すだけ)
外れにくくなるように、内側に爪。
・外側にくる角はすべて面を取る。(手が当たっても怪我しないように)
強度を確保(遊んでいる中で、破損したら危ないため)
といったところです。

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プリントするとこんな感じです。結構うまくいきました。
1つプリントするのに2時間程度。4つあるので、8時間くらいでした。

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ダンボール側に取り付けるとこんな感じ。

子どもが遊ぶものなので、できるだけ安全面を考慮しました。
とはいえ、その前提条件としては、この遊具の用途や我が家での使い方や使用環境、そして3Dプリントしたものの特性を理解している上での考慮ですので、この設計が適切かどうかは、前提条件が異なるとまた違ったものになるはずです。そのあたりはご注意を。

おや、ダンボールトンネルのようすが...?

完成し、さっそく娘に遊んでもらうと、それなりに興味をもってくれたようで、反対側から手招きするとハイハイでトンネルを駆け抜けたり、特にカラフル天窓や扉の付いた窓が気になるようです。

あと、最近は指がだんだん器用に動くようになってきたのか、ダンボールについた小さな傷やガムテープの端っこなんかを一生懸命弄っています。。

しかし、想定外の事も起こりました。

トンネルの側面の板に手を伸ばしてつかまり立ちをしようとするのです。そして、倒れないように抑えながら立たせてあげると、今度は天面を上からバシバシ叩きはじめ、トンネルがベコベコになってしまいました。。完成1日にしていきなりトンネル崩壊です。

うーむ、、これはつかまり立ちをできるようにさらなる改修が必要そうです。ようやくここでタイトルの"ver.1"の意味が判明しましたが、そう次回ver.2の制作です

目指すのはそう、、「比類なき壁。ヘー●ルハウス」

つづく...

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