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1歳7か月|ふーとモンテッソーリのお仕事

妊娠中、モンテッソーリの育児書を10冊以上読んだ。自分の思っていた、知っていた育児とは全く違ったのでとても面白く、こんなことやあんなこともやってみたーーーい!とたくさんメモをとった。

とは言え「家でモンテッソーリはできない」派の意見もあり、たしかに教具は大変高価だし、手作りするとプラスチックのものを結構買わなきゃいけなくて…「真似できることだけでもやってみよう!」と結論付けた。

小さなうちはコイン落とし(100円ショップで缶の貯金箱と木のコインを購入)や紐引っ張り(有孔ボードに紐を通して作った)などなどなるべくプラスチックフリーで安価に作れるお仕事をいくつか用意してみて、いい遊びになり今でも続いている!

早くお手伝いのお仕事やりたいなと思いつつ、あっという間に1歳半がすぎ、その間に色々別の育児書や


講演会に参加したりして、考え方も変わった。


こどもそれぞれの成長や発達に合わせたあそび(お仕事)ができる環境を整えましょうという考え方や、日常の身支度や片付けができるようになる自立のサポートをすることなどは共通していて実行にうつしているけれど、最近大変感動した菅野先生のメソッドとモンテッソーリの大きな違いは親がどれだけ関わるか

モンテッソーリが保育者は適切な環境作りとサポートだけで基本は見守るべし。という姿勢に対して、まずは1番身近な親子のふれあいが大切、一緒に向き合って遊ぶ時間をどれだけ意識して作れるかだよ、という菅野先生。この1番重要な親はどこにいればいいん?が真逆なので混乱しつつ…わたしは、向き合って遊ぶことを選んだ。

だって一緒にあそんだ方が楽しいんだもん。


どっちがいいか?には答えがない。でもはっきりしてることは子育てには正解がないってこと。それならわたしは自分が楽しい方を選びたい!

で、問題は家事をしている時、特に夕食を作っている間何をしていてもらおう?ということ。作り置きをしようかとやってみたりしたけれど、子どものご飯はやっぱりちょっと心配…だし、汁物は毎日作りたい。

悩みながらキッチンに立って、食材を触って気がついた。

あれ?このキャベツふーでもちぎれそう。

初日。
大人用の椅子をテーブルがわりに!
サイズ感はちょうどいいけれど、布なのでうーん。


お手伝い(お仕事)、できた!!!!

手はきれい?落としちゃった、形がまばら。潔癖な人はだめかもだけど、わたしも夫も床に落ちたもの平気で食べる、ちっちゃいことは気にしない◎
ふーがちぎってくれたキャベツで作ったお味噌汁、美味しかった。

翌日。
テーブルを食洗機下の棚に移動。
ちょっと狭い…けど、食事用のシリコンマットを敷けば
溢れても大丈夫そう!
写真は流石に撮れなかったけど、一緒に卵もといた。


葉っぱが大好きなふー。小松菜を両手に持ってダンス、大はしゃぎ!かわいい!
ごま油で炒めて、お塩とごま。簡単な副菜になりました。

とっても簡単なお手伝いだったけど、ふーは夢中。
野菜はふーを傷つけないから、その間に別の料理を作っていても安心。特別新しい何かを買わなくても家にあるものでできる!最高!
強いて言えばミニマリストゆえ、基本的に道具が全部小さめで機能的(持ち手がついている)なので子どもでも扱いやすかったのかも。


というわけで、どうしても一緒に遊べない家事中はお手伝いで乗り切れることがわかり!問題解決、たのしい、食育にもなる!今は助かるほどではないけど、この先きっとわたしも楽になる。やったー!

そう言えばお掃除は1歳半頃からやってた。
フェアトレードのミニほうきがふーの背丈にぴったり!
初めは余計汚れるだけだったけど、
最近は後ろをついてきて同じ方向にはいてくれる。


何度も言うけど、子育てには正解がない!
というか、世の中にある大抵のことには正解がないし、正解がないことの方がたのしい。全ては自分の選択で決まっていくから、どんなときもこれだけがいい!正解!と偏見を持たず、まずやってみる。良かったこと、たのしかったこと、よろこんでくれたことをコツコツ増やしていく!それがわたしだけの育児だし、人生だ!おす!!


今日もお外は濡れていて散歩くらいしかできないし、夫は仕事だし、昨日でだいぶ身体もバキバキなのであえて起こさず、寝てもらっている。そんなわけでもうひとつ更新してしまった、うるさくてごめんなさい!
最後まで読んでくれてありがとうございました。

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