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一般的な「自己肯定感を高める方法」は、鵜呑みにしない方がいいと思う

日記なのだが、今日も記事っぽくなる気がする。

昨日は9時に目が覚めたが、フワフワしてて中々起きれず、結局ちゃんと体を起こしたのは11時くらいだったように思う。

急ぎのタスクは特になかったので、期限は特にないと言われていたタスクを少しだけ進めた。

自分を知り、認める

未熟ではあるが、少しずつプログラミングのスキルレベルがあがってきているのを感じる。
以前までは「全くわからん」となって先輩に助けを求めていたのだが、最近は大抵のことはひとりで問題解決できるようになったな、と思う。(もしかしたら先輩が気を遣って簡単な作業しか振ってない可能性もあるので、勘違いかもしれないけども)

ともあれ、「自分の成長」を認めるという作業は、必要なことである。

少し前にいた現場で、ベテランエンジニアがこう言っていた。

「目標はミニマムで立てろ。あんまり大きすぎる目標を立てると、途中で挫けてしまうから」

これってめちゃくちゃ重要だな、と思う。

例えばダイエットするにしても「目標マイナス10kg!」と突然大きな目標を立てると、達成までに多大な時間が掛かってしまって、途中で挫けてしまう可能性がある。
なので、最終目標は-10kgであっても「まずは-2kg」というふうに、ミニマムで立てるのである。

そうすると、小さな目標を何度も達成できることになるので、その度にドーパミンが出て幸せな気持ちになるし、継続できる可能性が上がる。
更には「私は目標を達成できる!」という自信につながり自己肯定感も上がるので、良いこと尽くめである。

自己肯定感を高めるには

自己肯定感の高い人は、以下のようなイメージだ。

・自分がどんな時に幸せを感じるか理解している
・幸せを感じるものや事柄が、複数ある
・嫌なことがあった時、受け身をとれる(ダメージを受けすぎない)
・ストレスを解消する方法を認識している

つまり、自分についてしっかり理解していて、自分をポジティブにコントロールするのが上手い人だと思う。

自己肯定感が〜などというと何だか難しく感じるが、私の中での「自己肯定感が高い」というのは「毎日イキイキと生きていることを実感できている」みたいなイメージだ。

色々な書籍やらネットやらに「自己肯定感を高める方法!」とか書いてあるが、それをただ書いてあるまま実行するだけでは、ダメなんじゃないかと思う。

なぜなら、上にも書いた通りまず「自分はどうなのか」を知る必要があって、それに則した方法でなければ意味がないからだ。

例えば『美味しい卵焼きを作る方法!』というタイトルのレシピがあって、そこには"砂糖を入れる"と書いてある。しかし、自分は甘い卵焼きは嫌で、しょっぱい卵焼きが好き!という場合には、砂糖を入れる工程は完全な蛇足になってしまう。

また、仮にどこかのサイトに『自己肯定感を上げるには、毎日寝る前に10分の読書をしよう!』と書いてあったとする。

しかし当の本人が超がつくほどの活字アレルギーであった場合、寝る前の10分が苦行の時間に変わるわけである。

それにより睡眠の質が落ち、翌日嫌な気分で目が覚める……それを毎日繰り返す。
結局、毎日寝る前の10分間読書は継続できず、「継続できない自分は何てダメなんだ」なんて落ち込んでしまっては、自己肯定感はむしろ下がってしまう。

活字アレルギーであっても前向きな気持ちで読書ができているのなら良いが、そうでない場合、上がるのは寧ろ自己否定感とストレス値なのではないか。

情報を自分に合わせてアレンジする

書籍やネットの情報というのは、あなた個人宛に書かれたものではない。
心理学や脳科学であっても「実験の結果、多くの人がそうなった」とか書いてあるが、その「多くの人」にあなたが当て嵌るかどうかはわからないのだ。

だから私は、本から得た情報などは鵜呑みにするのではなく、自分に合わせて取捨選択するようにしている。
例えば、先ほどの卵焼きレシピの例であれば「砂糖を入れる」工程を抜くとか、読書の例であれば、「読書はしない」などである。

しかし、それは本やネットに書かれている情報を否定するという意味合いではない。
自分には合わないなと思う内容であっても「なるほど、多くの人はそうなのか」と脳の隅っこの引き出しに入れておくのだ。

そうすれば、例えば自分ではない誰かが悩んでいた時に役に立つかもしれない。多くの人はそうであるのだから、役に立つ情報となる可能性は十分にあり得る。

また、その情報を自分なりに少しアレンジしてみるのも良いと思う。
「卵焼きに砂糖を入れる」という工程を自分の好みに合わせて「ブラックペッパーを入れる」に変えてみたり、読書の場合は、本を見て読むのではなく、「オーディオブックを活用する」などである。

まずは、自分を知ることから

自分を知ることは非常に大切なことである。転職を考えるときも、人付き合いで悩む時も、そうだ。

前に書いた「フリーランスは自由なのか?」という記事でも触れたが、最終的に「結局、自分が求めている条件は何なのか?」という問いが非常に重要になってくる。その「自分の求めている条件に合った現場」で働けなければ、自由だとは感じないだろうからだ。

人付き合いで悩む時は、「なぜ悩むのか」を突き詰めていくと「自分が嫌だと思うことをする人なのに、我慢して付き合ってた」とか、原因が自分にあることに気付いたりする。
この場合は「自分はこういうことされると嫌なんだよな」と知って早めに距離を置くなど対策ができていたら、そんなに悩むこともなかったのかもしれない。
嫌なことをしてくる人のことを責めたくなる気持ちもわかるが、「自分が自分の嫌だと思うことを知らず、早めに対策を立てなかったから」ということも原因として考えられるのではないだろうか。

纏めると、「まずは自分を知り自分に合った方法を見つけて実行していくことで、イキイキとした毎日が送れるようになると思うよ」ということである。

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