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夏でも快適なEVキャンプ! 電気自動車IONIQ5を使い倒してみた

先日、富士山のふもとにあるキャンプ場「TREE LINE chillax field」で、EVオーナーが集まるEVキャンプ(BEVキャンプ)が行われ、普段は自宅で蓄電池として活用しているIONIQ5を長距離走らせ、参加してまいりました!


不便を楽しむ普通のキャンプも良いのですが、EVキャンプならではの良さも実際に体験してみて感じましたので、ご紹介したいと思います!


その1. EVのバッテリーを使って家電が使える!

まずひとつめ。EVキャンプではほぼ全ての家電が使えます!

キャンプ場が電源サイト(コンセントが用意されているキャンプ場)でなくても、電気自動車のバッテリーから100V電力を取り出して使うことができるのです。
IONIQ5の場合は、屋内V2Lと屋外V2Lがあり、合計1.6kWまで使用可能

屋内V2Lは、このように後部座席で100Vコンセントが使えます。

屋内V2L。後部座席にコンセントがあります


屋外V2Lは、充電口に専用のアダプターを挿せば、外で100Vコンセントが使えるので、アウトドアではこちらをよく使います

屋外V2Lを使っています

なお、すべての電気自動車で(オプションなしで)そのままコンセントが使えるわけではないので、購入前にチェックすると良いでしょう。例えば、テスラのEVでは使えません(サイバートラックは待望のV2L対応となるようですよ)。

わたしが今回持ち込んだ家電

真夏のキャンプということで、快適さを重要視し、色んな家電を持ち込んじゃいました!

・冷風機(熱中症予防)
・ホットプレート(焼き肉するため)
・炊飯器(肉と米を食べるためw)
・コーヒーメーカー
・LEDライト
・スタンド型電源タップ

冷風機や炊飯器など、白物家電が並ぶキャンプw

夜は、LEDライトのおかげで目立つことができました🤣(普通はテントにつけてキラキラさせる…はず)

キラキラ✨

朝は鳥のさえずりとともに早起きして、大自然の中で淹れたてコーヒーと焼きドーナツをいただきました。

朝のおめざも完璧です

ちなみに、ホットプレートはEVキャンプでは定番。ほかにも、ホットサンドメーカー、電子レンジ、ホットクック、ポータブル冷蔵庫を持ち込んでいる方もいらっしゃいました!

いや〜、可能性は無限大!ほぼ家の環境が整えられるEV、最高!

特に屋外で便利だった冷風機

当日の昼間は熱中症になりそうなくらい暑く、コロナ社の冷風機(兼除湿機)を持参したのですが、これがスポットクーラーとしてかなり良い仕事をしてくれまして、屋外でも涼しく過ごすことができたのです。夏のお出かけの必需品になりそう。(特に昼間のイベント)

スポットクーラーが大活躍!!

今回、食材をクーラーボックスに入れ、2Lのペットボトルの水を凍らせて保冷剤としてたくさん入れて運んだので、食材は家に帰るまで低温をキープできたのですが、欲を言えば、ポータブル冷蔵・冷凍庫があれば、アイスも食べられるし保冷剤も増産できるので、もっと快適だったかも

今回は、クーラーボックスに温湿度計を入れ、クーラーボックス内の温度をスマホで時折チェックしていました ↓

1日中屋外V2Lを使ってもIONIQ5のバッテリーは無くならないのか?

実はキャンプに行く前はIONIQ5の電池の持ちを心配していて、近隣の急速充電器でほぼ100%まで充電し、万全の体制でキャンプ場に向かったのですが、結論としては、一晩であれば全く心配する必要はないです。(2~3泊でも問題なさそう。もう少し涼しくなれば、1週間は野宿できそうですw)

IONIQ5の屋外V2Lの最大出力は1.5kWで、仮にずっとMAXの出力まで使ったとしても、12時間使って、18kWhですから、IONIQ5の電池容量72.6kWhのうち約25%しか消費しません。
実際に使ってみて分かったのですが、例えばホットプレートで焼肉をしたり、コーヒーメーカーを起動したり、冷風機を常時使いまくっても、瞬間出力が高いだけで、常時消費するわけではないんですよね。1日過ごしたとして、平均消費電力は0.6kWもいかないのではないでしょうか(普段から自宅の消費電力をモニタリングしている方ならおおよそ想像つくと思います)。仮に、平均0.6kW使い続けたとして、12時間の消費電力量は7.2kWhですから、IONIQ5のバッテリーは10%しか減らない計算になります。

今回はバッテリーの減りを意識せず、キャンプで屋内V2L・屋内V2Lを使い倒しましたが、1泊2日で6%くらいしか減りませんでした。
クルマの走行に使う電力と比較すると、V2Lでの消費電力量が微小であることが体感できます。


その2. 暑い日でも快適な車中泊!テント要らない!

EVキャンプの良さは、車中泊ができること!

もちろんテントで寝るのがキャンプの醍醐味なところはありますが、テントを設営したり、土をはらって綺麗に収納したりするのは面倒だし疲れますよね・・。また、テント設営を日が出ているうちに完了しようと思うと、早くキャンプ場入りしないといけないという時間的な制約もあります

EV車中泊前提のキャンプなら、思い立ったときにキャンプ場に行ってすぐ眠れるのでキャンプに夜から参加なんてこともできますし、何より、長時間クーラーをつけっぱなしにして眠れるので、本当に快適。
※クルマに蚊やらの虫が入ってしまうのは避けられませんが…

いつもの装備。

我が家のIONIQ5には常にニトリの折りたたみマットと毛布を積んでおり、いつでも横になれるようにしてあります。

積載量も多いので、こんなにキャンプ家電を持ち運んでもまだ余裕がありましたよ。

たくさん積んでます


(おまけ) EV屋台も出店していました!


今回のEVキャンプは、ヒョンデが協賛しており、夜はラーメン屋台(インスタント麺ですが😅)、昼はかき氷が振る舞われました。いずれも屋外V2Lを利用しています。
わたしもどこかに遠征してEVで屋台を出してみたい〜と妄想が膨らみました。

本格的な屋台!

屋外V2Lを使ってケトルのお湯を沸かしていました。

IONIQ5屋台作りの参考になりそう笑

確かに、ケトルがあれば、紅茶を飲んだり、カップスープを飲んだりが簡単にできますね〜。

自然の中で食べるカップ麺!

かき氷は、屋外V2Lを使い、電動かき氷機で氷の塊を削っていました!

かき氷やさん・・!
電動かき氷機が欲しくなりました!笑

屋外V2Lを使ってキャンプを楽しむ様子がヒョンデ公式Youtubeにも掲載されています。


その他の記事などはこちら

今回のキャンプで、EVsmartさんからインタビューを受けました。

わたしは2年前にIONIQ5を購入し、電気自動車やスマートハウスについて記事を書いています。興味のある方はこちらもご覧ください!

IONIQ5購入時の紹介コード:NANA3187

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