土曜会に参加しました①
2021年6/26に開催された、「土曜会」という勉強会に参加しました。
土曜会とは抜粋↓
<土曜会とは?>
「土曜会」は、美術の理論と実践について探求したい人たちのコミュニティです。
勉強会などのイベントを開催しています。
美術作家としてより向上したい方が、問題意識を共有して一緒に考えたり、お互いの考えに触れて新しいことを発見したり、作家として生きて行くノウハウを共有しあったりできる場所にしたいと考えています。
初見でも問題なく、気軽に参加いただけます。もちろん途中入退出も可。
過去の様子は下記リンク先をご覧ください。
http://doyoukai.art
すごくざっくり言うと20分くらいの時間で、自分の制作のこと、テーマ、研究していること…を集まってくれたお客さんの前でプレゼンテーションする。
というイベントです。
お声かけいただいて私も制作のことをお話ししました。どんなことを話したかをアーカイブがてらnoteに書いておこうと思います。
勉強会と言ってしまうと堅そうなんですが、結構ラフに話せる雰囲気で体裁を気にせず話せて&話を聞けて非常によい機会でした。(みんな席を立つとか、厳しい意見をぶつけられたらどうしようかと思った。怖かったー緊張したー)
最近、アートマネジメントというかマーケティングというか、どうやってクリエーターとして食べていくか、などそういう講座は溢れてると思う。(とても大切なことだと思うけど)
キラキラした売れっ子になる、誰かに評価されていくこと、そういった「活躍するにはどうするか」みたいな成功例はたくさん話されてる気がする。
それは理解できる。私もキラキラしたいし優れていたいと思うから…
でもアーティストの根源的な考えや、どうやって表現と寄り添ってきたか…など、研究や専門分野との関わりやら現在の作風を得るとか「そこに至る道筋」を話す機会・聞く機会ってあんまりなかったように思う。
成功例や正解(のようなもの)ばっかりで試行錯誤の現在進行形や未分化なことは話されてこなかったんじゃないのかな?とかも思ったりした。
人の価値観に触れること思ったより刺激があった。
土曜会を聞きにきてくれた人は私の何かに興味を持ってくれたのかはさておき、自分のことを話したかったのかも。思ったよりずっと。
(いや人前で話すの激しく苦手なのに、話したいってなるのは謎の感情)
とりあえず今回は石原は
「描き集める/掻き集める」
という表題でお話しました。
内容は…
出来上がった絵の話より、その絵を描く以前のこと、プロセスのことを話しました。
作品を制作するにあたってのことなどなど。
私が絵を描くとき、展示をするときに最初にすること、テーマやコンセプトの決め方など、2021年10月の実際に開催予定の個展の計画を例にざっくりとまとめました。
一見関連性のない身の回りに集まってくることに類似性や共通性を見出し、作品のテーマにしてくこと。
その過程で考えをまとめるためのメモやリサーチのことを紹介しました。
当日はプロジェクターを使って画像を交えてプレゼンしたので使った画像をnoteにも載せつつまとめていきます。
話した内容
①自己紹介
②掻き集めること
③脱線(本音みたいなもの)
④「掻き集める」から「描き集める」へ
⑤まとめ「描き集める/掻き集める」
長くなりそうなので分散します。
土曜会に参加しました②に続く
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