ナナメよ子

人生の小さな楽しみ手帖

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最近の記事

どんな好かれ方が一番幸せなんだろ

大学時代、仲の良かった友人で、とても魅力的な女性がいた。 男の子からの人気も高く、サークル内男性8人中5人が彼女のことが好きだった時期があるという(その後の同期会調べ)。 私は彼女と共通点が多かったこともあり、なんとなく仲良くなることができた。頻繁に連絡を取ったり過ごしたりするわけではないが、たまーにどちらからか連絡をして、ご飯に行くことが年1回あるかないかという関係が社会人になってからも数年続いていた。 ・かなりの笑い上戸で、いつも笑っているイメージ。 ・興味関心がはっ

    • 本以上に「本屋」さんがすき

      「本屋さんに行きたい。」 「なにか買いたい本があるの?」 「特にない。」 私の返しに、超効率重視の夫はしかめっ面をする。彼にとっては本屋は欲しい本を買うことを目的としている。「欲しい本」の選定場所は主にAmazonなどインターネット検索だ。 仮に「◯◯という本が買いたい」まではなくても、「資格の本」が欲しい、とか「料理の本が買いたいな」という目的を持って本屋へ行くのだ。買いたい本・ジャンルなしに本屋へ行くことはありえない。 対して、私は本屋を「パワースポット」と呼ぶくら

      • 文章の纏う雰囲気は、どこからくるのか。

        マルハラ、って知ってますか? 先日テレビで下記の特集を見て、私は知りました。 文末の句点に恐怖心…若者が感じる「マルハラスメント」(産経ニュースより) マルハラスメント…!? 文末に「。(マル)」がつくと距離感や冷たさを感じるというもの。 ハラスメントの種類まで多様性の時代なんだなあ、とそのときはちょっと引き気味に見ていたが、自分の文章にも当てはまるとしたら…私の文章はもはや氷。マルの多さよ。 でも、本当に「。」が冷たさを醸し出しているのだろうか? 最後がマルで終わる

        • 旦那よ、隠してたって私にはバレてるんだよ。そう、◯◯によって。

          最近、夫が隠し事をしている。 実はそれに気づいているんだけど、気づかないふりをしています。 そういえば、私の夫はわたしのことを超能力者だと思う瞬間があるそう。 なぜか?言わずにいたことが、バレていることがたびたびあるから。 次の出張で必要だなと思い、調べ始めたタイミングで「スーツケース欲しいの?」と言ってきたり、こっそり考えていた旅行先の人気スポットの話をしはじめたり。そんな小さな違和感を見つけては、こう言う。 「やっぱり女の勘ってあるの?」 「俺、わかりやすい?」 「

        どんな好かれ方が一番幸せなんだろ

          ”蛙化現象”が世間に広まる前の世界

          「蛙化現象」って、ご存知ですか? 最近、テレビやSNSでもよく聞かれるこのフレーズ。 最近は恋人の嫌な面を見て幻滅することにも使われたりするそうですが、もともとの意味としては上記のことを指します。 2004年頃論文で出たのがはじまりで、その後世間に広まったのは2020年ごろだったそう(参考:イミダス新・時事用語)。本当に最近生まれた言葉ですね。 私はこの言葉が普及する前、ずっとこの症状に悩まされてきました。 学生時代〜20代前半は、原因不明・症例なしの病気にかかったような

          ”蛙化現象”が世間に広まる前の世界

          MacbookからChromebookへ乗り換え、大正解でした

          パソコンを買い替えました。 今はなきシリーズ「Macbook」の2017年式を7年間使っていましたが、動きがとてもゆったり、たまにおやすみ(強制シャットダウン)してしまう状態になってきたので、決意。 次はMacbook Airかな、とはじめは考えていたのですが、ずっと気になっていたChromebookに初乗り換えをしました。 買い替えを検討し始めてから購入まで1ヶ月も思案したので、購入前に考えたChromebookに買い替えるメリット・デメリットと、購入後に感じているメ

          MacbookからChromebookへ乗り換え、大正解でした

          私は私を好きになりたい。

          乃木坂46の山下美月ちゃんが、卒業してしまうのですね。 彼女の初センター曲「僕は僕を好きになる」、お気に入りで一時期ずっと聴いていました。 歌詞の内容は、エピソードが学生っぽく私の世代ピッタリではないのですが当時の気持ちを思い出せたり、大人になった今でもグッと来るフレーズもあって、ハマっていました。 この曲で、学生の頃リアルタイムで聴きたかったなと思う好きなフレーズが2つあります。生意気ながら、私の学生時代のエピソードを交えながら紹介させてください。 ひとつめ。 中学

          私は私を好きになりたい。

          「魔女のあとおし」をよんで、じんわり。

          素敵な本に出会いました。 表紙もとってもかわいい。中身は漫画になっています。 この帯にかかれたことばに惹かれて、購入しました。 本を手に取ったときに思い描いたイメージ通り、やさしくわたしを包みこんでくれるおはなしでした。 じぶんがほかのひとに比べて、ちっぽけで価値がないように思えてしまう…そんなとき、私はついつい自分から、「ちっぽけなわたし」を型取りはじめてしまうことがあります。とんでもないせっかち人間です。 このおはなしの主人公も、そんな私と同じように「私なんて…」

          「魔女のあとおし」をよんで、じんわり。

          気負いすぎない生き方を探して。

          はじめまして、ナナメよ子と申します。 今日から、noteを書いていこうと思います。 ことばを書こうと思ったきっかけは、気にしすぎて小さなことを心配してしまう私自身の性格に向き合いたいと思ったから。 私は何かにつけて細かなことを気にしてしまう癖があり、それが悩みの種になることが多くあります。例えば、会話の中での相手の一言一句、表情までも過剰に深読みしてしまったり、自分の行動ひとつを気にしてしまったりと、つい会話の中身そのものではない周りのことに気を散らしてしまうのです。そして

          気負いすぎない生き方を探して。