アーユルヴェーダの食事で太らなくなった決定的な理由
こんにちは、ナナです。
アーユルヴェーダの食事法やライフスタイルを発信しています。
「どうしても食べすぎてしまう」
「もう少し痩せたいけど痩せられない」
「運動を続けるのもしんどい」
こんな私がアーユルヴェーダに出会い、無理な運動も食事を減らすこともなく、10年悩み抜いたダイエット暮らしに終止符を打つことができました。
実際には2ヶ月で-2kg、半年で-4kg。MAXからは7kg減っていました。
その方法がすっかり腹落ちし、いまもごく自然に毎日の生活に取り入れています。 おかげで体重に一喜一憂することなく自由にコントロールできるようになりました。
「ストイックにやっているのに全然変わらない」
という状態にサヨナラし、 もっと楽に、もっと自然に、体が変わる方法をシェアしたいと思います。
この記事でわかること
太らなくなった決定的な理由
具体的にやった食事の方法
太らなくなった決定的な理由
✔︎消化に目を向けること
食べたものが消化されているか?に目を向けることは、ダイエット人生を大きく変えました。
「どんなにいい食べ物も正しく消化できなければ毒になる」
アーユルヴェーダのこの言葉にハッとしたのです。
具体的にやった食事法
✔︎なにを食べるか、よりもどう食べるか
いつも食べているものを「どう食べるか?」に目を向けました。
おやつ・・・日中に食べれば消化しやすい
肉や魚・・・便秘の時は控える
生野菜サラダ・・・火を通す方が吸収も排出までもスムーズ
朝食・・・お腹が空いていなければ無理して食べない
一部ですがこのような「食べるタイミング」や「調理」などを工夫するようにしました。
ダイエットが失敗していた原因
✔︎食べることばかりに目が向いていた
10年間、食べることが心の底から喜べずにいました。
基本スタンスは、たんぱく質命、糖質は太る、脂は太る、おやつは悪。
口に入れるものに制限をつくり、すべてはダイエットのため。 本来「食」は喜びのはずが、罪悪感を生むものになっていました。
しかし、重大なことに気がついていなかったのです。
それは「食べたもののゆくえ」。
自分が食べたものが、どうなっているのか?
ここにスポットが当たらず、食べることばかりに目が向いていたんです。
いつも太らなそうなものを選び、少量で我慢、信じたものだけをひたすら食べる。 結果すぐにお腹がすき、いつも食べることを考える。
体はフラフラ、生理不順、末端の冷え、便秘。 こんな状態でした。
しかし「消化」に目を向けた瞬間から、180度よい方向へ変わったのです。
消化を意識した食事の方法
✔︎「温・水・油」を意識する
温める
水分を足す
油を足す
このように食べる物を口に入れる前に整えるのです。
具体的には
野菜は火を通す
冷蔵庫から出してそのまま食べない(温める)
パンなどの乾燥しているものはスープやオイルと一緒に
良い油をよくとる
飲み物は常温から
汁物をとり入れる
冷たいヨーグルや生野菜を控える
基本は火を通し、オイルと水分を含ませてしっとり食べる。
そうするといわゆる「消化力を高める」ことができます。
さつまいもを消化によく食べるなら
✔︎水分と油分をたす
「焼き芋」は腸の水分がもっていかれそうですよね。 食べ過ぎたら便秘になりそうです。
「焼き芋にオイル」
バターやオリーブオイルなどをかけてみましょう。 オイルコーティングされて先ほどよりもスムーズに腸まで運ばれそうですね。
「さつまいもの味噌汁」
水分と一緒に柔らかくなったさつまいもは胃でカンタンに溶け、スムーズに栄養が吸収されて腸でつまることも無さそう。
こんな感じで、食材に水分と油分をたすことで、体内で「さばく」ことがカンタンになります。そこに温かさがプラスされれば胃腸がよく働く。
そうすると
便秘の解消
胃腸の疲れが緩和
栄養が体中に行き渡る
余計なものを溜め込まないようになる
こういった流れが起こり始めます。
ガスが溜まる、食後の眠気がひどいという人は、「温・水・油」が足りなくなっているかもしれません。
消化に良くない「生冷乾」
ダイエットで避けるべきは「生・冷・乾」です。
これらは消化を弱らせ、胃腸不良から起こる慢性的な栄養不足やむくみにつながります。 「なんとなく不調がある」 と感じる人はこんな食べものに注意です。
生もの
フルーツとヨーグルトなど冷たい組み合わせ
スムージー
パン
クッキーやおせんべい
プロテインバー
よく肉を食べる
アイスコーヒー
氷入りドリンク
こういった「生・冷・乾」を控えてみると、あっという間に体調が改善することがよくあります。
「消化」で栄養とダイエットのいいとこ取り
食べてから「消費しなきゃ」と思いがちですが、そこから一歩抜け出してみましょう。
ポイントは「どう食べたら消化しやすいか?」です。
食べる前に、出ていくことまでをトータルでイメージするのです。
そうした食べかたをしていくと、体が巡りはじめます。
食べたものをすばやく血肉に変え、いらない部分はスムーズに排出する。
本来の食のあるべき姿、もっとも自然な形へと近づいていきます。
自然のサイクルに体がなじめば、勝手にいろいろな歪みがとれていきます。
必要以上に甘いものを欲しなくなったり、お腹の不調が解消されたり、治らないと思っていた立ちくらみや冷えが治ったり・・。
そのために「温・水・油」のトータルをバランスさせること。
イメージは、カレー、お粥、シチュー、コンソメスープ、鍋、煮物、蒸し野菜etc・・・
このように、しっとりと温かい食べかたを意識してみてください。
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