『カメラを止めるな！』ーネタバレ０で魅力を伝えたい
こんばんみ、すいません、ご無沙汰しております。『ハン・ソロ』の映画レビューを書こうとしてたら、スペースオペラもびっくりするくらいの長文になってしまい、かつ、まとまらず、途方に暮れていたら、8月になってしまいました。ブログで稼いだり、SNSで大当たりするには向いてない性分ですね、こりゃ。気をつけたいです。（ハン・ソロは、どっかしらで載せます。）
さてさて、『カメラを止めるな！』（http://kametome.net/index.html）です。もう話題過ぎて、いまさらなにそれ？ってなる人いないですよね。上映館もめちゃくちゃ増えたし。
ちょっとだけわたしの話しますね。わたしは上映館が増えるちょっと前、7月末くらいに新宿で観ました。朝10:30の回、のために、9時から、映画館に、並びました。（白目）9時くらいに映画館に到着したんですけど、その頃にはすでに長蛇の列。ビルの3階にある小さめの映画館だったんですが、1階の踊り場まですでに人が…という状態で。わたしのあとも、続々と人が増えて、ビルの外の歩道まで続いていました。無論、開場が早まり、観れない人が続出。
友人にさそわれて特に前情報もなく観に行ったため、「…こんなに話題なんだ？！」てかんじだったけど、もう本当、観てよかった。観終わった後、めちゃくそ眠いし暑いし熱中症になりそうになりながらも、並んでよかった！と。
ほかに既に観た人も「なるべくネタバレなし、前情報なしで観るのがいい！」っていうふうな感想が多いので、そのぶん、観てない人にとっては「いったいどんな映画なのか」「どこが見所なのか」「ホラー映画なのか」とか、気になることへのインフォメーションが少なくて、決定打にならないのかもな、と思ったりもします。
わたしも無論「前情報なし、ネタバレなんてもってのほか。更な気持ちで観てほしい！」とバリバリ思ってるので、この記事でも、ネタバレや、内容にかかわる考察はしません。
が！ひとつとても、この映画で感動したこと。それだけ話しておきたいのは、「予算」。300万円のなかで作られた映画であること、この超低予算制作であることは、すでにご存知ではあるはず。この「低予算」で「手弁当」的で「無名」である、ということが、この映画にものすごく作用していると思います。
それは、「予算が少なくても、クリエイティブは発揮できる！」なんていう、誰でも言いそうなこと（無論、私もそう思うよ）じゃなくって…。
うっわああ、もっと話したくなってきちゃってだめですね。くう。けれど、私が観たあとにとても感じたのは、その「予算感」と「無名感」でした。それを、うまく映画づくりに取り入れてるな〜！いいように使ってるな〜！なんて。その予算だから、こうなる。無名だから、予想がつかない。それを、逆手にとってる。それが、本当に、ニクい！
…ふむ、結局ふわっとしたことを書いてしまったなあ。結局あんまり、これを読んでも参考にならないかもしれない。けれど、もし迷っているとしたら、絶対に観に行って、損はないと思います。
もうひとつ、これは参考になるかも？しれないなあという、私のこの映画への印象は『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』に、すごく似ているかもって。
あ、もちろん内容とかではなくて…。なんだろう、あの映画って、老若男女、どんな年代の人も好きじゃないですか。幼稚園児や小学生が観てもおもしろいし、オトナが観ても笑って泣けるし。もっと細かくみても、娯楽映画が好きな、いわゆる”ふつうの”大学生や社会人も好きな映画だし、ちょっとしたカルチャー好きな層も好きだし、無論、映画フリークからも評価が高いし。2世帯、3世帯家族が居間に集まって、全員で楽しめる映画が、『オトナ帝国』なのかなあって。
『カメラを止めるな！』も、全く同じ。そんなに映画に詳しくない大学生や社会人も楽しめるし、ちょっとカルチャーかぶれなあなたや私も超楽しいし、映画フリークはもう3回くらい観てると思うし、おじいちゃんと子どもが一緒に観に行っても、二人とも楽しみながら、超ニコニコして帰れるはず。マイナーな、全然有名じゃない（じゃなかった）映画だけど、すごおく、大衆的な映画だなって。
この監督の上田慎一郎さん、そしてキャストの皆さんが、この爆発的な人気で、少しでも潤ってくれたらいいなって、超他人事だけど、超思う。そんで、次はもう少し潤沢な、もしくはもっと潤沢で豪華な予算を得て、新たな作品づくりが始まったらいいな。そして、それを、早く観たいなあと思いました。
（そして、世間の人の半分くらいが映画を観たあたりで、堂々と、内容に触れた話をしたい…）
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（そんでもって、絶賛無職＆9月に展示があって死にそうOMGなので、サポートしていただけたらとってもうれPです…）
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