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【福祉】ユニバーサルマナー検定3級 の講義を受講して考えた、「障害」という言葉について

皆様こんにちは🍁
七香です。

先日、ユニバーサルマナー検定3級の講義を受講しました。

ユニバーサルマナー検定のホームページはこちら▽


◎ユニバーサルマナー検定とは

”自分とは違う誰かの視点に立ち、行動する人を育てる”

ユニバーサルマナーの実践に必要な「マインド」と「アクション」を体系的に学び、身につけるための検定です。 

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3級のカリキュラムの内容は、ホームページに記載されている通り。
現在、高齢者やベビーカーを押している方、障害者の方など、多くの方が、ユニバーサルマナーを必要としています


障害とは何か

今回学んだのは、先ほど記載したような、ユニバーサルマナーの基礎的な知識でもありますが、
障害とは何かについて深く考えさせられました。


皆様は、「しょうがい」という言葉を、「障害」「障がい」どちらで書きますか?

私は、「障がい」でした。
なぜなら、人を「害」と捉えるのは失礼だと思うからです。


ですが、

障害というものは、人ではなく環境にある

のです。


だからもし、障害者のことを傷つけてしまったり、障害者の方にとってバリアとなるものがあった時、本当の意味での「害」になるのだと思いました。



ただ、どちらで記載するのかが正しいかを断定することはわたしにもできません。それは、当事者側も、意見はバラバラということだからです。

例えば
「障害」派

「私に言わせれば右腕が短いのが障害ではなく、短い右腕で生きていく社会に障害が潜んでいる。障害は本人でなく社会の方なので、ひらがなにして消さないでもらいたい」(水泳選手・一ノ瀬メイ)

「障害とはその人自身の中ではなく、外の社会との関係性にある、本来の意味での”障害”だ」(きょうされん福岡支部・吉田修一)

「障がい」派

「自己紹介するときに悪いイメージを抱かせたくない」(福岡市手をつなぐ育成会)

「『害』とは公害・害悪・害虫といった『害』であり、障がい者が『害』であるという社会の価値観を助長してきた」(東京青い芝の会)

参考にしたホームページはこちらです。障害という言葉の歴史についても語られているので、見てみてください。▽


これらを踏まえた上で、障害という言葉によって何かネガティブなイメージを抱くのは違うと思いました。

最近は、「障害」ではなく、「チャレンジド」など、ポジティブな言葉を使う方が増えています。🌞

(チャレンジドを日本語でどのように訳すべきなのでしょうか。🤔)

そのように、「障害」というものをその人の個性とみて、お互いが尊重しあい、バリアを超えて様々なものを分ち合えたのなら

世界はもっと広がるんじゃないかなと思いました。

「チャレンジド」という言葉について説明されたホームページはこちら▽


P.S.

「障害というものは、人ではなく環境にある」

今までもこの理解をたくさん繰り返して、音楽祭の運営をしてきたはずなのに、今回は深く考えさせられたものがありました。

同じ話を聞いても、関心を寄せる視点が違ったり 新しい発見があったりするので、改めて、さまざまな人とお話をして、自分の興味関心を開拓していくことは大切だと思いました。


本日も読んでいただきありがとうございました。💫

次は2級を目指して頑張ります。✊🏻

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