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「変わらなくていいし、あなたのままでいいよ」。身体中に電撃が走るくらいの衝撃を受けた。
福祉とフランス料理店が、「社会に出る前の準備段階」としてわたし達の日常に存在する。
どういうことかなって、疑問に思う人がいる。「【福祉は自分が老いていくときとか、障がい者本人やその親や、特定の人だけに必要】って思われがちだけど、特別なものではなく、日常的にあるべきものなんだよ」。
「働きたいって思っている人の芽を生かすか潰すかは、本人でなく社会の側にあるんだよ🌱」。わたしが働いている福祉レストランで行われたイベント『親の社会科見学』でトークセッションが行われ、その言葉を受け身体中にビリビリッ。⚡️
電撃が走り、わたしの中で衝撃的な言葉となりました。
親や社会、世間はどうしても「健常者じゃなきゃチャレンジするきっかけや場所、環境を与えないんだな」。「障がい者がチャレンジできないって、どうしてなの?」
何となく感じてたモヤモヤ、でも言葉にできなかった思いも軽々と言葉に“見える形になる。
その正体を突き止めたみたいな、原因がわかったよ、みたいな、…うまく言えてないけど一歩前進した気がしたのです。
わたしがそのトークセッションを聞いていると、何やらその方と背景が重なる部分が多くありました。
親が心配性、自分が末っ子、こどもの頃は何にでも興味があってそれがまた親にとっては心配の種になる… など。
わたしは、その人と似ているようで違う。
普通に生活できてる人と比べたら、できにくい面もあるのかもしれない。
でも、外見からはわからない。
生きづらさを抱えていても見た目からわからないからSOSの声を発しにくい。でも実際困ってる。
そんな人達がたくさん集まる福祉事業所
「バリュー・ラボ・フクロウ」で、今日はまるで参観日のようになって日頃の成果を見て貰っていました。
作業をしているのも、レストランでお料理を作ったり運んだり下げたりするのも自分達キャスト。一生懸命に仕事ができる環境がもう、そこにある。
普段は平坦な道を歩いてるし、こういうイベントがなかったら諦めてしまうこと、何のために? って不思議に感じていることもあるかもしれない。
そんな曇りの視界をクリアにするために、こういう場所があるんだなって実感しながらお仕事に…。
バタバタ、バタバタ…🏃
レストランのホールと洗い場を行ったり来たり。
でもその中にお客さまの笑顔が満開で、それが嬉しくてついつい「がんばるぞ〜」なんて自分に負荷を(知らないうちに)かけてしまう悪いクセが発動。
くるくるくるくる回り続けるわたしの身体は、へにゃへにゃに疲れていました(笑)でもなぜかそれが心地良くもあるのです。
多分それはレストラン・福祉事業所の理念でもある『お客さまの喜びは 自分達の喜びである』ということが明確にわかってるから。忙しいときにこそがんばらないとね! って自然にエネルギーが湧いてくるんです。
いつも、ここで働いている人がいう言葉があって、それがまた素敵な言葉で。
「わたし達のほうが、(お客さまである)皆さんに元気を貰ってるんですよ」。
お客さまから元気を貰う。わたし達がメインじゃなくて、お客さまがメイン。働き始めた頃はその意味がわからなくて「?」って頭の中がなってたけど、最近はその意味がわかってきて、その空間が、空気が、温かい。
普段と何一つ変わらないことをしてるのに、
凄いですね! とか わぁぁぁ〜って 感嘆の声が響くチャペル(作業所)は、何とも温かくて、ずっとその場にいたいくらいに自分のことを好きになれる 魔法の場所っていう言葉がぴったりの空間🪄
「あなたはあなたのままでいいのよ」。
「社会に人を合わせる必要なんて全くないんだよ」ー 。わたしでさえも驚きを隠せなかったこの言葉に、今度はあなたが出会う番です。
普通って何? 日々、もどかしさや「普通」になるために必死でもがいているあなたにぜひ、この記事を読んでほしいです。
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