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#2 子どもとのコミュニケーションを増やそう

こんにちは。
園長です。

今回は、子どもとのコミュニケーションについて書いていきます。


コミュニケーションが多いほど心を開く


子どもとのコミュニケーションは取れていますか?
忙しいとどうしても一方的なコミュニケーションになりがちです。
「〇〇はやったの?」
「ちゃんと〇〇やってね!」
などです。
「〇〇やったよー!」という言葉に対して、そっけない返事をしてしまったなんてことはありませんか?

おそらく、みなさん心当たりはあると思います。
私も恥ずかしながらあります。


結論から申し上げますと、当然子どもに限った話ではないですが、コミュニケーションの回数や量が多い方が、それに比例して関係性は良くなると思います。
そしてそれは、一方的なものではなく、双方からのコミュニケーションになることが大切です。


仕事が忙しかったり、帰るのが遅かったりする場合にはなかなか時間を取るのが難しいかもしれません。しかし、子どもとのコミュニケーションが少なくなると、お互いのことがどんどん分からなくなってしまうので、ますますコミュニケーションが取りにくくなるという悪循環に陥ってしまいます。

もし、時間が取りにくいなと思ったら、場所や時間を決めておくなどして、先に時間を押さえておくと良いと思います。無理やりにでも押さえておくとそれに合わせて動こうとしますので、ちゃんと時間が取れるようになります。

話をする内容はどうしたらいいの?

お話しする内容についてはなんでも良いと思います。「量より質だ」なんて言葉がありますが、量をこなさないと質は高くなりません。おそらく、子育て関連の書籍なんかでよく書かれている「量より質」という言葉は、時間を取れるときにしっかりとスキンシップやコミュニケーションをしてくださいね、という趣旨だと思いますので、似たような考え方かもしれません。

話を戻します。
内容ですが、保育園・幼稚園の話、学校の話、仕事の話なんでもよいと思います。

<Point>
仮にお子さんが小さい場合には「今日は保育園で何したの?」と聞くと、どこのことを聞かれているか分からず、どの話をして良いのかわからなくなってしまうので、「今日のお給食は何だったの?」「今日は〇〇くんと遊んだの?」などより場面を細かくして聞いてあげるとスムーズに色々と話してくれると思いますよ。

まだ、お話しができない乳児期においても考え方は一緒です。
話せなくても、ちゃんと耳に入っていますし、必ず赤ちゃん言葉でなくても良いと思います。言葉の意味は分からなくても、聞いていますので話しかけることは重要です。
ちゃんと目を見てリアクションしたり、感じているであろうことを言葉に代わりに出してあげたり、真似をしたり、オウム返しをしたりして「双方のコミュニケーション」になることを意識してください。

ある程度大きいお子さんであれば、簡単な家族会議なんかに入ってもらうのも良いと思います。
詳しくは、別記事で家族会議についてまとめておきたいと思いますので、今回は簡単にメリットだけお話しておきます。

<メリット>
・自分がこのコミュニティの一員であることを自覚することが出来る
・子どもが複数いる場合は、子ども同士の意見交換ができる
・意見交換により、伝えることや自分の考えを持つことを意識出来る
・子どもだけではなく親も気づきを得られる

まとめ

親が、子どもと話したいという意識をもって子どもに話しかけるということが大切です。
例え、子どもの反応が薄いとしても、
「あなたのことをもっと知りたいんだよ」
ということを伝えてあげる必要があります。
※思春期に関しては少し難しいところもありますが、根本的なスタンスは一緒だと思います。

一旦心を閉ざしてしまうと回復するのは至難の業です。手遅れになる前にたくさんお話をしてほしいと思います。
「最近どう?」とか挨拶とかだけでも全然違ってくると思いますよ。

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