見出し画像

『ほ・とせなNEWS』にてご紹介いただきました/対話から見えてくるもの

【この記事でお伝えしたいこと】

今回、取材を受けたことで、自分のなかにある物語に気付けましたよ! というお話と、対話とアートのお話。

【取材前】引き受けた経緯

noteで繋がったライターの七尾びびさんより「取材をさせてもらえませんか?」と連絡をいただいたのは10月でした。そんな華々しい活動もしていないのに~と困惑したのですが、七尾さんが同じ町の住人だと知りまして快諾させていただきました。(ご近所さんやん!)私は下の子どもが0歳のときに三郷に引っ越してきました。ここは私にとって子育ての町、あれから15年が経ちました。

【取材中】せっかくなので、パステルアートを体験してもらおう!

パステルアートってなに? 百聞は一見に如かず。実際に描いてもらいました。右が七尾さん、左が私の作品です。いかがですか? お互い好きな色で描いたのですが、ふたりともピンク系に! 普段は、私が受講生さんのお話を聞くことが多いのですが、今回は、逆パターンだったのも新鮮でした。七尾さんの体験談はこちらで読むことができます。

図案は私のオリジナルで「UKIYO」といいます。YouTubeで描き方を観ることができます。40分くらいで描けちゃいますよ!

【取材後】『ほ・とせなNEWS』で記事が公開されました

七尾さんの心のこもった取材のおかげで、これまでの活動を振り返ることができました。初心にかえると同時に、私は自分のなかにまた「新しい灯火」がともったように感じています。また皆さんと絵を描いてみたい。来年から再びストアカで講座をスタートしますのでどうぞお楽しみに!

七尾さんが書いてくださった記事はこちらです。地域のグッドニュースを取り扱っている「ほ・とせなNEW」で公開されました。読んでくださると嬉しいです。


また、七尾さんの取材裏のお話がこちらで読めます。ふむふむ。私にアポをとるためにnoteに登録してくださったなんて知らなかったです!

【相手に自分を語ること】再解釈と新しい気づき

取材を受けるまで「話すネタなんてないよ~。伝えたいことはnoteでも書いてきたし」と思っていたのですが、実際に取材を受けてみると、あれよあれよと言葉が溢れてしまいました。

それは七尾さんが真摯に私の話を聞いてくださり、私へ質問を投げてくれたからです。

前述したように「noteでも書いて」きたのですが、書く作業は自分との対話です。自分のなかで完結してしまいがちです。でも七尾さんの質問のおかげで、私は違った角度から自分を見つめ直すことができ、新しい気づきもありました。

また、自分を語るといっても生まれたときからではなく、パステルアートを基軸にして語れたのが良かったです。この10年ほどは子育てとパステルが二本柱でした。図案をみると「この時は…」なんて思い出すこともあります。私にとって作品は自分史の一部となっています。

対話から生まれる気づきは、描く、書く、創るなどの創作による気づきとはちがった面白さがありますね。言葉には体温を感じます。そして、その時の熱を忘れないように、咀嚼するために、こうしてまた書いていますよ。

対話といえば、

【対話型鑑賞】をご存じでしょうか。

対話型鑑賞とは
作品についての情報や解釈を専門家や教員が一方的に伝えるのではなく、鑑賞者自身の思いを尊重し、グループでの対話を通して作品を味わっていく鑑賞法。1980年代にニューヨーク近代美術館(MoMA)で生まれた。理論的に設計された問いに基づき、「見る → 考える → 話す → 聴く」というプロセスをとることで、豊かな対話と学びを促す。鑑賞力だけではなく、観察力・批判的思考力・言語能力・コミュニケーション能力といった総合的な「生きる力」の育成につながる手法として、他教科での応用や企業研修への導入が進んでいる。

パステルアートにも鑑賞会というものがあります。よりよいレッスンをするために対話への学びを深めたいと思っていた時期に出会った講座があります。

ストアカ講師仲間の「水野谷 久」さんの講座です。

絵画を見ながら、自分のモノの見方を楽しんだり、自分を振り返る講座です。対話によって自分を見つめる講座です。先生はマーケティングリサーチ分野で、20年以上、消費者の方と対話(インタビュア)をしており、現在も活動中です。

私は数回受講しました。先生の温厚なお人柄が大好きで、ふと、会いたくなるんですよね(オンラインです)毎回違った絵を見るのも楽しいですし、先生が話をしっかり聞いてくださるので、ついつい喋りすぎてしまいます。受講後は心がスッキリ軽くなり、自分のなかにある思い込みにも気づいてびっくりします。なにより、先生の質問(導き)が素晴らしく、講師としても勉強になっています。

【最後に】

今回の取材は、この10年の活動を振り返る良いキッカケにもなりましたし、対話についても学びがありました。

記事は七尾さんのフィルターを通して書かれたものです。記事を読んで、私は私自身を客観的に見つめることができました。心に新しい灯火もいただきました。

それはとてもとても、貴重な経験だったと思っています。


よろしければ創作のサポートお願いします。画材や本を買って新しい作品の糧にします。