飛び級のメリット・デメリットまとめてみました!
Hello again! It's nana 🌈
いきなり質問ですが、「飛び級」という言葉を聞いたらあなたはどのようなことを思い浮かべますか?
ほとんどの方は「飛び級=すごい!」というイメージを持っていると思います。
私はオーストラリアン・インターナショナル・スクールから卒業したIB校に転校する時に、8年生を飛び級してIGCSEが始まる9年生に編入しました。
この経験を元に今回は飛び級のメリット・デメリットについてまとめました!
私が飛び級をした経緯
以前お話ししたように、前に在学していたオーストラリアン・インターナショナル・スクールがいわゆるお勉強校ではなく、心配した母がIB校に成績表を持って相談に行きました。
そうしたらオーストラリアン・インターナショナル・スクールに在学しているのに、思いのほか英語の成績が良かったので8年生・9年生の入学テストをしてみようとIB校から提案されました。
入学テストを受けたら9年生に飛び級することができるという、学校からの判断でした。
母と \ 一年分の学費も節約になるし、飛び級なんてめっちゃ良いじゃん!/ と波に乗ってしまった訳です笑。
メリット① 将来のことを考える十分な時間がある
飛び級する=1年早く卒業することができます。
早く終わった1年分をギャップイヤーとして過ごすことで、大学や自分の将来について考える時間をたっぷり設けることができます。
大学は焦って決めてはいけません。
私も焦って数ヶ月調べただけで大学に入学しそうになりましたが、ギャップイヤーを取ってじっくり自分と向き合ってこそ今の自分があるので、ギャップイヤーを取ることをお勧めします。
ギャップイヤーの間にボランティア活動や他の資格(IELTSやTOEFLなど)にチャレンジすることで、大学受験のエッセイに経験を書くことができ、自己アピールにも繋がります。
メリット② 学費を節約することができる
当たり前のことですが、誰でも学費は節約できたらいいなと思いますよね!
メリット③ 最終試験に失敗してもまた挑戦できる
IGCSEやIBなどの大学受験に大事な試験を万が一失敗しても、もう一度受ける時間やもう一度勉強し直すセカンドチャンスがあります。
デメリット① 1年抜けるとその分のフォローがキツい
1年の間に学ぶことはいっぱいあるので、1年スキップすると後からついていくのに苦しくなります。
特にIGCSEやIBなどの国際資格を取ろうとされている方は、カリキュラムが極めてハイレベルなので自習勉強で追いつくことは相当難しいです。
IBが取れると思ってIB最終学年で編入する生徒がたくさんいますが、誰もがついてこれず、最後までやり遂げ大学に進学できた生徒はゼロです。
そのため、ハイレベルな国際資格を取ろうとされている方は、小さい時から始めることをお勧めします。
余談ですが、私の弟も飛び級をしています。
彼は小学校3年生を飛び級していますが、飛び級した年齢が早いのでキツくないみたいです。
学校の成績も普通でちゃんとついていけています。
羨ましいぞー!!
デメリット② 日本の大学に進学したい場合は、1年待たないといけないことがある
ほとんどの日本の大学は、帰国子女入試でも18歳にならないと受験資格がないみたいです。
私の友達でもギャップイヤーを取って1年待つ子がたくさんいました。
デメリット③ プレッシャーがある
1年飛んで周りからも「すごいね!」と言われるので、後から簡単に学年を落ちて「やっぱり無理だった!」と言う訳にはいきません笑。
自分が飛び級してるからと言い訳することもできません。
そう言うと「飛び級しなければいいじゃん」と言われるだけです。
結構飛び級している者に対して世間は冷たいものです笑。
成績が悪いと「飛び級してるのに、やっぱりね」と言われます笑。
これが悔しくて私は学年を落とすことのないように卒業まで頑張りました。
飛び級をして思ったこと
最後に!私の飛び級した感想をまとめます!
私は飛び級ができて一回も優越感に浸ったことはありません。
むしろ失敗したなと思い、母にも「これは失敗したかも…」と毎日のように言っていました。
私の学校では8年生(私がスキップした学年)は本当に大事な学年で、IGCSEだけでなくIBの準備学年でもあるということに後から気がつきました。
そのため、現在8年生の弟にも口酸っぱく8年生は大事だと洗脳しました笑。
個人的に飛び級したことが良かったかと聞かれると正直、良くなかったです。
ただ大学が決まってホッとできた今、ギャップイヤーが取れたことは自分に有意義な時間でした。
飛び級を考えている方は、メリットとデメリットを天秤にかけて将来を考えてから決断することをお勧めします。
長くなってしまいましたが、今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!☺
Talk to you soon!
✦ nana ✦
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