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ロシア情勢の中のスウェーデン生活

Hej hej! It’s nana 🌈

イギリスにあるロシア大使館の前に、色々なものを略奪しているロシア兵に対して、イギリスのいわゆる皮肉的なジョークで壊れた電化製品が捨ててあるという写真を今日見ました。

そこで皆さんも気になっているであろう、スウェーデン生活している私から見たロシア情勢についてまとめようと思いました。

最近家族との話題はずっとロシア情勢についてです。

フィンランドの国境にロシア兵が近づいているというニュースを聞き、家族はどうやら心配しているようです。

スウェーデンに住んでいる私も最近心配になってきているので、ニュースを張るようにしています。

防空壕を探しに

スウェーデンとフィンランドがNATO入りを考えるようになり始めた頃、私のクラスメイトが防空壕を探しに行ったと言っていました。

その時はこんなにもウクライナ戦争が続くと思ってもいなかったので、「あーそうなんだ」程度でした。

あまりにもロシア情勢がひどくなっていく一方なので、明日は我が身だと思い、数週間前に学生寮の近くにある防空壕を確認してきました

スウェーデン語で防空壕は “SKYDDSRUM” と呼ばれていて、ネットでどこに防空壕があるか簡単に調べることができます。

一般の家のガレージが防空壕になっていたので、気をつけて探さないと見つからないぐらい分かりませんでした。

街中や大学の建物が集まっているエリアに行くといっぱいあるのですが、街中から外れると数がかなり減るので確認しに行って良かったと思っています。


私の周りの人のNATO加盟に対する意見

本当にビックリすることに、私の周りの人達ほとんど全員全く危機感がないのです笑。

ウクライナ戦争が始まった頃は、クラスメイトの間でも頻繁にその話題が出ていましたが、今ではあまりその話題が出てこないなと思います。

クラスメイトが大学の先生にスウェーデンのNATO加盟について聞いた時も「正直加盟する必要ないと思う」「NATOに入ったところで…」というような意見が多かったです。

それに比べるとヨーロピアンのクラスメイトは「明日は我が身だから加盟した方が安全なんじゃないか」と口を揃えていました。

今ではスウェーデンのNATO加盟を支持している国民が6割ほどと聞くので、ロシア情勢がひどくなっていくうちに加盟を支持する人が増えたのかなと思いつつあります。


身の回りで見かけるウクライナ支援

私が在学しているルンド大学の学生生活はイベントがいっぱいで、この前はウクライナ支援を呼びかけるマラソンがありました!

このイベントに気付いたのがイベント後で出遅れたのですが、どうやらウクライナ支援するために募金を集めるイベントだったそうです。

その他にもルンドの街中にある広場にはずっとウクライナの旗が掲げてあったり、ルンド大学の白い建物にスウェーデンとウクライナの国旗が掲げられている日があったり、ウクライナ支援を街中でも呼びかけています。

今月はイースターの休みがあり、私の学部は10日も休みがもらえました!

友達に会いにオランダに行ってきたのですが、コペンハーゲン空港にこのようなリサイクル箱が設けられていました。

「あなたのボトルでウクライナにいる子供に200Lもの綺麗な水を寄付することができます」

と書いてあり、コペンハーゲン空港とUNICEFがコラボしたウクライナ支援でした。

これなら誰でも気軽に支援することができるので良いアイデアだなと思いました。

また、私が住んでいるスコーネ県の交通機関ではウクライナからの難民を受け入れているという宣伝が流れています。

ウクライナの国籍の方は:

  • 医療無料 + スウェーデン国民と同じ手当

  • 交通機関の費用無料

  • ワクチン無料

になるそうです!


そんなこんなで特に大した準備をしているわけではありませんが、いざという時のためにいわゆる災害キットを常備しておこうと最近思い始めました。

他人から見たら大袈裟だと思うかもしれませんが、緊急時はパニックになると思うし、そう簡単に物事は思うように行かなくなると思うので、今から対策をしようと思っています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🇸🇪

次回はオランダに行った時のことを載せたいと思います。


Hej då!

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