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要約 『服従の心理』 S・ミルグラム

本要約について

 本書の内容は大別すると、「実験及び考察の概要」「実験の詳細」「考察の詳細」という順で論が進められる。しかし本要約においては、「考察の要約」と「実験の要約」という順で整理するものとする。

全体概要

 我々は実験を通し、人がどれだけ権威に服従するのか、あるいは服従を拒否する時の条件は何かを見極めることを試みた。この電撃実験は一般良識で考えるとかなり反道徳的な側面を持っていたが、しかし予想に反して多くの被験者は反発することなくこの実験を最後までやり遂げる結果となった。

 多くの人が権威に服従したその精神状態を、「エージェントモード」と呼ぶ。この状態に陥った人々は、自らの行動を自身より高い地位にある人物に完全に委ねてしまう。そして、自らの行動の責任は自身には無いと判断するようになる。またこの時、個人の道徳や行動制御は機能しなくなり、代わりに権威が提供する価値観が機能するようになる。

 この状態は永続的なものではないが、しかし脱却することは非常に難しい。それは表面的には命令の拒否だが、本質的には権威の否定、ひいては社会ルールへの反発を意味するからである。

 良心と権威の葛藤によるジレンマは社会のもつ性質そのものに内在するものである。戦争や差別というトリガーが無かったとしても発生する、目を逸らすことのできない我々の問題である。

実験の目的

 この研究では、一つの実験の結果に基づき、良心と権威における葛藤のジレンマ、及び服従というテーマを取り扱う。

 個人や権威について抽象的にあれこれ語るのは簡単であるし、自由と権威の間にある問題を哲学的に考察することは容易である。しかし問題はそのような机上の議論ではなく、現実に権威への服従を要求されたときに、果たして服従するのか、反抗するのかという点である。

 この研究は実験室で行われたが、さりとて被験者にとって鮮烈で緊張に満ちたものになるよう念入りに準備され、実行されたものである。従って現実社会で発生しえる傾向を、極めて高いレベルで再現し得たと思っている。

服従の本質

 服従の本質というのは、人が自分を別の人間の願望実行の道具として考えるようになり、従って自分の行動に責任を取らなくて良いと考えるようになる点にある。

 とはいえ、服従はなんら特別なものではなく、むしろ社会生活構造において最も基本的な要素といって過言ではない。あらゆる生活において何らかの権威システムは不可欠である。その意味で服従とは、個人の行動を政治目的に結びつける心理メカニズムとも言える。服従は人を権威システムに縛る、指向上のセメントである

服従と道徳

 我々には道徳感があり、それは各人の精神の中で極めて高い位置にあり、個人の行動に強い影響を及ぼすと考えがちである。しかしこれはあまり正しくはない。個人の道徳の力というものは、それほど強くは無いのである。それは今回の研究でも立証されている。つまり、「よくない行動 (自らの道徳にもとる行動) を強いられている」と感じても、「その実行を権威からそれを強く要請された」とき、多くの人は権威への服従を選んでしまう。

 ではなぜ、権威は道徳を打ちまかし、人は権威に服従することになるのだろうか。どのように心理は調整されるのだろうか。

 最も多い調整要因は、自分が自分の行動に責任がないと考えることだ。主導権を権威に渡してしまえば、自分は責任から逃れられる。このとき個人は、「道徳に基づき個人意思に基づいて行動をする」生物から、「他者の願望を実現するために道具的行動をする」生物へと変貌する。これは、権威に服従する大多数の人々に見られる根本的思考様式である。責任感の消失は、権威への従属に伴う最も重要な帰結である。

 ただしこの時、服従する個人が道徳観を失ったと判断するのは誤りである道徳観の焦点が権威によってずらされているのである。戦争の英雄が人殺しを忌避しないということはない。しかし彼にとっての栄光は、人を殺さないことではなく、人を殺し国を発展させることによってもたらされる。と、権威によって価値観が整理されているのである。

服従と反擬人化

 服従を促す心理的作用として大きなウェイトを占める要素は、「反擬人化」とでも言うべきものだ。これは、人間が生み出したものに対し、何か非人間的な属性を感じてしまう作用だ。

 社会も政府も、また人である。しかし権威の衣をまとった人を介して自身に命令が下されたとき、その人が感じるのは何か人間的なものを超えた存在から命令を受けたように感じてしまう。その人にとって相対している相手は、人ではなく、非人間的な何かに感じられてしまうのである。

服従とヒエラルキー

 ヒエラルキー的に組織化された集団は、そうではない集団に対して凄まじい優位性を持つ。規律正しい軍隊が烏合の衆に負けないことからわかるように、服従を基盤としたヒエラルキーの構築は生存競争において重要な要素なのである。また組織の利点は外部だけではなく、内部的にも発揮される。ヒエラルキーは、集団構成員同士の関係に安定性と調和をもたらす

 そしてヒエラルキー構造の便益を実現するためには、そのヒエラルキーに参加する時点で局所的な個別制御、判断を放棄することが必須になる。もし高次のコンポーネントからの指示に従わないとすれば、システム全体の効率が落ちてしまう。 

 つまりヒエラルキー構造は社会組織の基盤であり、その社会組織が生存競争において極めて有用であったため、それを支えるためにも構成員たる我々の誰のうちにも「服従の資質」が必須能力として備えられるに至ったのである。

エージェントモード

 ヒエラルキーに属しているからといって、個人が常に高次コンポーネントに対して隷属状態にあるわけではない。構成員の状態を大別すれば、個人としての道徳に従い行動を行う自律モードと、ヒエラルキーからの命令を遵守するエージェントモードがあると言えるだろう。今回の実験で見られた結果は、このエージェントモードの概念に結び付けたら最もよく理解できるだろう。

 人がエージェント状態にあるというのは、その人が自分の制御について、地位の高い他者に委ねているという状態であるということだ。この時個人は、自らの行動の責任が自らにあるとは考えないような精神状態になってしまう。

 個人には道徳もあり、フロイトの言うところの超自我による行動抑制機能もある。しかしエージェントモードにおいては、これらは適用されない。行動の価値基準が、内面の価値観ではなく権威システム中の価値観に置き変わってしまうのだ。従って権威は、私生活では虫も殺さないような優しい人であっても、その人を飛行機中から敵国に爆撃を躊躇なく行えるまでに変容させることができる。

服従が生じるために必要なこと

 では人はどのようにエージェントモードに移行するのだろうか。

 条件要素としては、まずは報酬がある。「権威からの命令に従えばヒエラルキーでの地位が向上し、逆に反抗すれば地位が下がるか、あるいは罰が与えられる」という報酬構造は、服従の前提として機能する。

 また権威の認識という点も見逃せない。権威の力はその個人の特性から生じるものではなく、社会構造の中で認知されたその人の地位から生じる。大学の教授、飛行機中のパイロットなどは、その空間においては他者に対して強力の権威としての認識を与える。しかし大学構内のパイロットというチグハグな取り合わせは、権威としての認識を十分に生じさせない。

 権威は空間的な条件に基づいて発生する場合が多い。大学や会社など、多くの権威は物理的な空間制約に紐づく。従って人々が権威下に入る時には、その人が物理的にその権威領域に入っていることも重要である。パレード会場に居る大学教授は、権威の象徴たりえない。

 最後はイデオロギーの正当化である。権威に命令されたからといって、「人を殺せ」という命令には素直に遵守できない。しかし、「国を守るために夷狄を打ち払え」と命令されたならば話は別である。個人にとって、命令自体が社会の価値観やニーズによって正当化され、その行動をすることが正しいことであるように思えることが重要なのである。この条件を満たせない場合、自発的な服従が発生することは難しい。

服従と緊張

 エージェントモードになっているからといって、全ての行動を指示通りに行えるわけではないことは実験からも分かる。反抗には至らずとも、何らかの疑義を挟んだり、実験の中止を訴えたりする発言は多く見られた。これらは何を意味するだろうか。

 これはつまり、人は権威からの命令によりエージェントモードに成るとはいえ、全人格の全てがエージェントモードに成るわけではないということである。つまり部分的な自律モードは残存しているのである。であるから、その相反するモードが生み出すストレスが、緊張や不安といった形で表出するのである。

 個人はそれらが生じた時、その解消を目指そうとする。
 最も原始的なのは回避だ。自分のやっていることから物理的に目を逸らしたりする行為がこれに相当する。
 否認という行為もしばしば見られる。行動を、自らの都合の良いように解釈して知的に緊張を緩和しようとするパターンだ。
 あるいは最も重要なのは、ごまかしである。実験中では、密かに電撃を弱める被験者がいた。明確に権威に反抗はしないが、それでも自身の内に生じた緊張を和らげることはできる。

服従からの脱却

 緊張が十分に強力である時、非服従が発生する。この発生にはプロセスがあるように思う。

 まず最初は不同意がある。個人が権威に対して、その命令の不適切さを指摘するのだ。しかしこれはあくまで意見であって、非服従というほど強いレベルではない。

 後に個人は前述したような方法で自らの緊張を緩和しようとする。それはある意味、自身のエージェントモードとしての行動を、また自身の内に残留している自律モードの価値観で肯定しようとする努力だとも言えるだろう。

 そしてあらゆる手段で持っても緊張が緩和できない時、非服従が発生する。しかしこれはとても難しいことであり、容易にここに到達することはできない。
 なぜそれが難しいかといえば、命令を拒否するという心理的な葛藤を乗り越える困難さに加え、権威に反抗する、つまり権威との関係性を否定することにも繋がるからである。

 命令された自らの役割を放棄するということは、小規模ではあるが、ある種の無政府状態を自らが作り出すことに他ならない。この心理的ハードルの高さ故に、個人が個人の力で服従状態から脱却するのはとても難しいのである。 

実験概要

[ 目的 ]
服従の強度の計測。
服従強度の変動条件の計測。

[ 環境 ]
イェール大学の研究室

[ 参加者 (被験者) ]
応募で集めたあらゆる職業の人々。実験に協力することにより報酬が支払われる。

[ 概要 ]
・参加者は学習者が学習に失敗するたび、段階的に強くなる電撃の罰を与えるよう実験者から命令される。

・電撃が明らかに強くなり、学習者が実験の中止を訴えるような状況の中、参加者が実験者の命令に従い続けるのか、あるいは反抗するのかを観察する。

[ 内容 ]
・実験室にて、被験者、学習者、実験者の 3 人が集められる。観察対象は被験者であり参加者はこの役を与えられ、その他は実験概要を知っている人物により構成される。

・部屋の中は壁で隔てられ、被験者と実験者は同じ側に、学習者は別の側に位置する。

・実験者は被験者に対して、「罰と学習の相関性を知るための実験である」という嘘の目的を伝える。

・実験者は被験者に対して、学習者に問題を課し、間違えるたびに罰を与えるよう伝える。

・罰は学習者に対して電撃を与えることである。電撃は被験者の手元にあるボタンを押下することで与えられる。

・電撃は全 30 段階あり、次のようなラベルでカテゴライズされている。
「弱い電撃」
「中位の電撃」
「強い電撃」
「強烈な電撃」
「激烈な電撃」
「超激烈な電撃」
「極めて危険な電撃」
「XXX」

・実験者は被験者に対して、次のルールで学習者に対して罰を与えるように指示する。
「問題を出し、学習者が回答を間違ったら電撃が流れるボタンを押すこと」
「電撃は最も小さい段階のものから初め、間違えるたびに 1 段階ずつ強くすること」

・学習者は実際には電撃を受けないが、受けたフリをする。電撃の 10 段階目付近で強い痛みを訴え、その苦痛の声は壁越しに被験者に聞こえる。ただし会話はできない。

・実験者は終始強い態度で、実験の継続を被験者に求めるものとする。また電撃による身体への深刻な影響はないことを口頭で保証する。

・実験は電撃レベル 0 から開始され、30 まで到達した後、30 レベルを 3 度繰り返した時点で終了する。

・実験の途中で被験者が完全に指示に反抗した場合、そこで実験を終了する。

事前の結果予想

実験概要を聞いた人々の予想を集計したところ、以下の予想が得られた。
・平均して行われる電撃レベルは 10 であり、最後まで実験をやり通すのは参加者の 0 % である。
( ほとんどの被験者は実験を途中で放棄するだろうと考えた )

結果概要

上記条件に基づく実験を行なった際、以下の結果が得られた。
・平均して行われた電撃レベルは 27 であり、最後まで実験をやり通したのは参加者の 65 % である。
( 多くの被験者は実験を最後までやり遂げた)

条件の調整による結果の変動

上記実験の方法を基本とし、以下のように条件を調整した上で実験が行われたときの実験完遂率を示す。

(1) 学習者の声 ( 苦痛の声、および抗議の声 )が被験者に届く場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 62 % である

自分の行動が他者を害しているということを実感としてではなく観念としてでしか理解できないとき、感情的な反応は生まれにくい。音声だけのフィードバックにより服従度が下がらなかったことはこの証左である。 

(2) 被験者と学習者を同じ部屋の側に配置し、1 メートルの距離に近づけた場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 40 % である

(3) 学習者は電撃装置から離れることができ、電撃を与えるには被験者自身が肉体的接触により学習者を電撃装置に押さえつける必要がある場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 30 % である

対して行動の対象が物理的に視野に入るようになると、行動する人は実感を得て、ストレスに苛まれるようになる。まして物理的な接触が必要になれば、もはや他人事として現実から否認することはできなくなり、服従度は下がる。

(4) 事前に学習者が「心臓が悪い」と伝えていた場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 65 % である

(5) 異なるタイプの実験者に入れ替えた場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 50 % である

実験者の人格的な特徴はあまり重要性を持っていなかったと判断する。まだ被験者の性別も有意な差をもたらさなかった。

(6) 実験者が実験室にいない場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 20  % である

実験者が物理的に実験室に不在となった場合に服従度が大きく下がったことから、権威の物理的な存在が服従に大きく影響をもたらすと言える。

(7) 被験者が全員女性の場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の  65 % である

(8) 「参加者と学習者は自由意志で参加するのであり、これにより生じる責任を実験者は負わない」という文言を契約に追記した場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の  40 % である

契約変更時、服従の度合いは多少下がったが、しかし反抗した人の全てが契約を理由に反抗したわけではなかった。また反抗した人が劇的に多くなったわけでもないので、社会契約は行動決定の要因としては強いものと言えないと思われる。 

(9) 大学の実験室ではなく、借ビルで実験を行った場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 47 % である

イェール大学という場所が権威を増強したのかと考え場所を何の変哲もないビルに変えたが、多少は変動したものの、大きく服従度に影響を与えたとは言い難い。

(10) 被験者が電撃レベルを選択できるようにした場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 2 % である

電撃レベルを選択できる場合、ほとんど全ての被験者は最低限の電撃しか与えなかった。

(11) 実験者が教授ではなく一般人である場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 20 % である

権威を持たない一般人が指示を出した場合、服従率は大幅に下がった。

(12) 実験者と学習者が役割を交代し、実験者自身が電撃を受ける場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 0 % である

実験者 ( すなわち大学教授 ) が電撃を受ける側になった時、最後まで電撃を与える人は発生しなかった。ここまでの実験で電撃を受ける側が一般人であった時とは異なり、むしろ何人かは指示を与える人を強く非難した。本人にとっては道徳的性質からの行動のつもりだろうが、これまでと同様権威に動機づけられた行動だろうということは推察できる。

(13) 実験者が二人居て、一方が実験の継続、一方が中止を指示した場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 0 % である

権威である実験者二人が相反した指示を出したとき、電撃を続けるという行動をとった人は誰も居なかった。ここで興味深いのは、多くの被験者が「どちらが偉いか」を度々尋ね、権威のヒエラルキーを再構築しようとしたことである。

(14) 被験者を 3 人に増やし、本物の被験者以外が実験に反抗した場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 10 % である

ここでは同調と服従の関係性を実験した。
同僚が実験に反抗した場合、多くに被験者はそれに同調し反抗して実験を中止した。ここから、集団がとても有効に権威への反抗を促すと言える。

(15) 被験者を 3 人に増やし、本物の被験者以外が電撃スイッチを押し続ける場合
> 最後まで実験をやり通したのは参加者の 92 % である

逆に同僚が電撃スイッチを押し続けた場合、自ら実験に反抗した人はとても少なかった。この時被験者は、行動が権威によって指示されているということ、そして行動は自分自身が行っているわけではないという二重の責任回避ができていたことと推察される。

被験者として参加した人の行動の記録あるいはインタビュー

・溶接工
彼は厳しい無感覚な顔つきで、絶叫する学習者を平然と抑え電撃を与え続けた。最後の電撃を加えると彼は実験者の方を向いて、敬意を込めた口調で次の指示を仰いだ。

・神学校の教授
( 彼は実験の途中で指示に反抗した。以下は実験後のインタビューにて )
「人が究極の権威として神を持っていれば、その前では人間の権威など微々たるものです」

・プレス工
( 彼は実験をやり通した。以下は実験後のインタビューにて )
「最大の責任は実験者にあり、続いて学習者にあり、自分には最小限の責任しかない。学習者は自ら契約してあの場にいたのだから、責任を負わなければいけない」

・エンジニア
( 彼は実験に反抗した。以下は実験後のインタビューにて )
「全ての責任は自分にある。あの人が最初に苦情を言った時にやめるべきだったのに、ある程度まで続けてしまった」

 ・ソーシャルワーカー
最初の電撃を数回加えた時点で、彼はもう電撃を加えるたびにほとんど爆笑している。顔を擦って笑いを隠そうとしている。

・無職
彼は一貫して指示に反対し続けたが、結局最後まで言われた通りに電撃を加え続けた。

・医療技師
「私たちはこの場に自由意志で来たと思います。この人が何らかの障害を負った場合、私はその責任を負いたくはありません。ご理解ください」
( そう言って反抗し、実験は中断された )

・水質調査員
( 彼は実験をやり通した。以下は実験後のインタビューにて )
「イェール大学は自分がやっていることがわかっているんだろう。連中が大丈夫だと思うんなら、私はどうこう言うつもりはない。連中の方が私より詳しいんだし」

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