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めの まど あけろ

1歳3ヶ月娘の絵本読み聞かせ。

最近は、
谷川俊太郎 ぶん
長 新太 え
『めの まど あけろ』

を読むことが多いです。

娘は、
物語を聞くよりも、
棚から絵本をどんどん出して、
ページをぺらぺら繰るのが好きな様子。

読む私は、
中途半端な形で物語を中断するのは
むず痒く感じてしまう・・。

そんな時『めの まど あけろ』は、
言葉が遊ぶように繋がって、
とても楽しく読むことができます。
声の強弱をつけたり、
リズミカルに読んだり。
声のバラエティーが広がるので、
娘も「なんだ?」という感じで注目する時もあります。(時々ね)

にょろにょろあるくの へびですね
こそこそあるくの どろぼうだ
のしのしあるくの ぞうならば
ちょろちょろあるくの ごきぶりか
かたことあるくの ろぼっとで
あるかないのは いしっころ

『めの まど あけろ』P.8-9

声に出したくなりませんか?
はやく読んだり、
ゆっくり読んだり。

ひっちらかし
とっちらかし
おっぽらかし
おおあらし

ひっかたづけ
とっかたづけ
あとかたづけ
ひとだすけ

『めの まど あけろ』P.16-17

意味があるようなないような。
小さい「つ」に力をこめて読むと楽しい。

ふとんのうみに もぐったら
よるのさかなが はねている
ねんねんころり ねんころり

ふとんのうみの なみのそこ
ゆめのてれびが ひかってる
ねんねんころり ねんころり

『めの まど あけろ』P.22-23

「ふとんのうみ」「ゆめのてれび」素敵な言葉。
全て同じ文字数、
かっちりパズルがハマったようで気持ち良いです。

この本は、
私の母がプレゼントしてくれました。
「『あけろ』を『あけて』って言い直して読んでもいいよ。」と言われましたが、
いやいや「あけろ」の方がしっくりくる。
日本語の言い方は多岐に渡って面白い。
絵もちょっと不思議でシュールで面白い。

これからも読み続けていく絵本になりそうです。

谷川俊太郎の絵本、
今度は私が選んであげたいです。
その時はまた紹介しようと思います♪

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