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私の碌でもない恋愛の始まりを語ろうか。

健全にいこう。全年齢対応でいこう!!

✽ヘッダーに使わせていただいた写真のお花はヤブランです。紫で可愛いですね✽

え?他人の過去の恋愛話なんか興味ないって?
それならマガジンにまとめた写真記事でも見ていってよ!!

はじめにコレだけは言っておこう。koedananafusiという生物は恋心が色んな意味で苦手だ。


そもそもの始まりは『これが恋であるに違いない』という思い込みだった。

なにしろ男子は苦手(むしろ嫌い)だった当時。
恋愛は他人のものか、少女漫画の世界のものだった。

そんな中、私と付き合って傷ついた男Part1が現れる。
1つ年下の男子だった。
素直で可愛い魚座の男。

私の記念?すべき初めての彼氏。
そりゃ楽しかろう……初めての彼氏なんて可愛いっ!初々しいっ!て他人になら思うんだが…………

私の心の内側が全部見えるとしたら……そんな『可愛い恋愛に浮かれる女の子は』いなかったとご理解いただけるだろう。


告白され付き合った次の日。

『すっっごく邪魔っ!!』

それが私の初彼に対する気持ちの大半だった。

昨日のあのドキドキは何?
それまでの駆け引きの楽しさはなんだったの?

相手が告白するように仕向けたのは私だ。
1ヶ月くらいかけたかな。
戯れてて楽しかったので、どうせなら仕掛けようと思ってね。(当時はもう少し純粋な気持ちでやってたと思う…うん)
そして………見事に釣れた。
華麗なる一本釣り。

にも関わらず

『か、、、彼氏って、、邪魔っ!!』

である。

出かけ先で私達は商品を物色。
私は彼氏そっちのけで、とても楽しく商品を見ていた。
それが、急にグイッと腕を掴まれ引き寄せられた。
人がいてぶつかりそうで危なかったらしい……
彼なりの『彼氏らしい気遣い』だったのだろう。 
私にガッツリ触れたのはそれが初ではないだろうか。

私はそれが酷く気に入らなかった。笑

無言で腕を掴まれたこと(この時は気づかなかったが私は触られるのが…苦手だ)、別に避けるほどでもないのに避けさせられたこと、その何か女の子扱いされている雰囲気……ストレスっ!なんか!ストレスっ!

『いやいや。落ち着け私。』

せっかく男嫌いを克服しつつあるんだ。
しかも恋人は初体験だ。
貴重な資料を逃すわけにはいかない。(ん?)

私は頭の中から、恋愛要素満載の漫画のシーンを素早く引っ張り出す。
可愛い彼女とは彼氏に腕をグイッとされて引き寄せられたら『少し照れながらお礼を言う』ものだ!これでいこう!

危ないよといった彼氏に対して

「…ごめんね。…有り難う。」

と少し首を傾げモニョモニョ言う。
心の中で
『どうだ?!これが正解か?!』
と思いながら。

まぁ相手は純情そのものみたいな子だったので、少し嬉しそうな顔をしつつ
「急に引っ張ってゴメン」 
と言ってくれた。 
その後
「koedaは危なっかしいね。目が離せない。」
なんていうので
脳内で『こんなブスに吐く言葉じゃないっwww』と盛大に吹き出しつつ『何言ってんだこいつ?』と酷く冷めた感想も持った。

しかし、そんな態度は微塵もみせないで
「そんなことないもん」
などと言ってみたりした。(もんっ!)

あ、手を繋ぐのも邪魔で仕方なかったなぁ。
でも無理やり『これはきっと、なれないからだ。なれればいいんだ。』と思っていた私。
あ、車道側歩かせてくれないのもストレスだったな。歩きたいところを歩きたいんだ私は!


そんなでも、傍から見たら甘々カップルだったようだ。
周りは年上ばかりの環境で、暖かく見守られていた。


今まで(一部)男子とは普通に喋るくらいだったけど、恋人はそうじゃないことくらい解っている。知識だけはあるっ!
興味のあることは片っ端から試してやろうというのが私だった。

だからこそ『拒絶』がない。
『拒否』するふりはしても好奇心が勝つ。

そして思う。
『想像より…面白くないかな』

キスもするまで『きっと面白い』と思ってたけど『よくわからん』だった。笑

勿論、その先の行為も。
まぁ初めて同士で上手くいくもんじゃないか。
と今は思う。

ただ、相手の反応は『面白い』
見たことのない生態だ。
これは貴重なサンプルだ!!(ん?)

もっと引っ張り出したい。
この人間は私が言う言葉にどう反応するか知りたい。
私の態度が何処まで通用するか知りたい。 

『に、人間って面白いかもっ!』

その気持ちのおかけで毎日のメールも電話も続いた。
たまに、甘さにうんざりするが、まぁ役に入ってしまえばその程度なんてことはない。

……こうして、私は彼のツボを抑えた。

そして、飽きた。

そう…飽きちゃったのだ。
だって、彼の想い描く女の子を演じるのは楽しいけど窮屈だったんだもの。邪魔だったんだもの。

『あ、だめだわ。』

そう思った瞬間、優しくできなくなるのが私だった。

『Wデート……めんどくなってきた。』

夏休み友達と企画した水族館でのWデート。
彼氏同士が先輩後輩、彼女同士は友達という傍から見たら楽しい楽しいWデート企画。

しかし、友達も彼氏と微妙な時だった。
私は彼氏に飽き飽きしていた。

Wデート当日。やはり空気は微妙だ。
淀んでるというべきだ。

『せっかくの水族館が!!私の大好きな水族館が台無しっ!!友達もせっかく可愛いのに!!女の子が笑ってくれなきゃ台無しっ!!』

私はそう心の中で思っていた。

だから、友達が友彼といたくないというのを聞き、淀んだ空気を感じ不安そうな彼氏に理由を話聞かせ、友彼を説得して、彼氏達で水族館をまわらせ、まんまと彼氏から離れた。

男男、女女でまわる異色のWデートだ。
彼氏達は地獄の時間だったに違いない。

私達はどうだったかって?楽しかったよ!!

ラッコが気持ちよさそうに泳いでいるのを眺めながらのーんびりお喋りした。

邪魔(ひどい)な彼氏達はいない。

隣には可愛い友達。
しかも大好きな水族館。
サイコーーー!!
私はとってもとっても解放的な気持ちで満たされた!

私は決意した。
『駄目だわ!無理だわ!別れよう!!』
友達も決意した。
「やっぱり…付き合い続けるの無理ぃ」

その日家に帰ってから電話で別れを告げた。
友達も電話で別れを告げた。
彼氏はその日、別行動させているうちに私にお土産を買っていてくれた。
帰り際渡されたソレ(確かイルカの形のキーホルダー)を電話後に眺めた。

『そう、こういうところが…………マジで無理』(普通は胸キュンなの?当時の私はマジで無理だった。笑 …今ならちょっと平気かな。)

彼が優しい子なのはわかる。いい人だと思う。でも、私は普通の女ではない。
私を読み違えたやつの敗北なのだ。

別れを告げられた彼氏は戸惑った。
戸惑いすぎて新学期は挙動不審だった。
可哀想に。彼からしたら急だったのだ。

年上の友達には「もう少し説明してあげたら?それか……もう少し付き合ってみたらどうかな?反省してるよ?」なんて優しく言われた。

『反省とは?』
と一瞬思ったが、なるほど。
彼の中では私は『彼に対して怒ることがあって別れた』と思ってるのか。

そりゃそうだよね。そうなるよね。
だって、彼は純粋なボーイだもん。
まさか、己の可愛い(笑)彼女の心の中があんなだったなんて気づくわけがない。
(私は上手に『可愛い彼女』の皮を着れていたという結果を手に入れた。)

残念。

私は私が決断したことは頑なに譲らないところがある。

「別れるってことは、二度は無い。無理。」

が私の答えだった。
さらに私はその後の彼の登場を『後輩』としても『友達』としても許さなかった。

私に関わることを良しとしなかった。

恋人に『飽きる』と『今後、1mmたりと私の人生に関わらないでほしい』という気持ちが私に生まれるという伝統が出来た瞬間だった。


我ながら嫌な伝統だな。笑


というのが、私の『初めての彼氏』にまつわるエピソードだ。

え?元カレが可哀想だ?
うん。私もそう思う。

だから、私と付き合うのってオススメできない。
私が高確率で飽きるから。
それまでは、まぁまぁいいと思うよ。
なにしろ、よく観察してるから。
拒否しないしね。

因みに初彼と付き合った期間は3ヶ月とか?もう少し短い気もする。

初日に邪魔だなと感じてからじわじわ飽きて、本気で飽きたのは1ヶ月後くらいの時。
残り1ヶ月は私が私のギリギリを、もしかしたら結果が変わるかもしれないから、様々試した期間かな。

当時の私は『男の子駄目だと思ってたが付き合えるらしい。今回は失敗しちゃったけど…きっと次はもう少し上手くやれるはず。サンプルもとれたし。』なんて思っていたのだった。


この、私の好奇心が後に私をソコソコ破滅させるのだが、それはまた別のお話。


ここまで読んでくれて有り難うございます!!

我ながら「お、おう」ってなる過去の恋愛たち。

サークルでに鍋を渡してニヤニヤしてたら「あ、ネギもありますけど…あなたも調理します?」的な事言ってきたんで書いてみたのですが、私の話は美味しくないので皆様、満足感が足りないのでは?………

鴨が鍋背負ってネギ刻みながら出汁とる話のが読みたいですよね?美味しそうですよね?
きっと、そっちのほうが皆様を満足させられるはずです。


⸜(*´꒳`*)⸝‬


友達はそうそう飽きないんですが、
距離が近い恋人だと透けて見えちゃって駄目ですねぇ……。

というか、私は『恋愛の好き』がわかってないか、激薄です。

故に気に入ってれば、気に入ってるほど『友達』の位置から動かそうとはしません。
男友達には「お前とは付き合いたくねぇ……」と言われるので安心しています。 

付き合うと飽きちゃいますから。

女の子は…女の子はもしかしたら上手くいくかもしれないけど………いや、幸せにする度量はないかな。笑っててほしいし、幸せでいてほしい。
だってそのほうが可愛いもの。

やっぱり大事なら『友達』が1番です。

夫は………巣穴なので大丈夫です。
飽きるとか飽きないとかじゃなくて住処。
(夫には言えないよねーー!!!笑)


noteの愉快な仲間達とも、のんびりゆるゆる長ーく仲良くしたいです( ˘ω˘)こんなkoedananafusiですがこれからもどうぞ宜しくお願い致します。






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