去年の秋のちょっと怖かった不思議な話(幽霊とかじゃないよ!)
素敵な文章を読んでうっとり気分なのに出すのがこの記事ってどうなのよ…と思いつつ、私は私の記事を載せる。
あれは去年の9月の話。
noteを書き始める少し前。
今はちっとも思い出せない感覚。
私はそれを書き留めていた。
あれは…本当に何だったのだろうか。
私は若い頃わりと頻繁に自分をこの世界から離脱させようとか、相手をこの世界から離脱させてしまおうとか思って過ごしてきた方だと思う。
そして、軽めに実行したことは何度かある。
けれど、本気の本気ではソレは出来ないと、結構前に諦めている。
私は、肉体に付き合うのだと決めているのだから。
だから、ビックリしたのだと思う。
あれが『魔が差す』というものなら
そりゃ気がついたら血塗られた包丁だの、目の前にロープだのあるかもしれないと思う。
あれは、本当にハッとしなければ、もっと薄めていたら危なかったのだと思う。
その瞬間は、何も怖くなかった。
本当に当たり前にそれが出来ると思った。
というか生理現象みたいなものに近い。
そうなるから、そうするみたいな。
息を吸って吐くのと同じくらい当たり前の『今、死んじゃたらどうかな?』
たまに不思議な感覚に落ちることはあれど、あれはあれきり。過去にも無い。
まぁ、よかったよ。
あそこで手首に包丁なんぞあてなくて。
ちょっと切っただけでも、かさぶたになったら痒いし。
というわけで
そんな事もあるんだから
自分の命はあんまりボーッとさせすぎるのもいかんのですよ。
ふわふわしながら
欠損しながら
なんだかんだ未だに生き延びている。
これはこれで良きかな。
無理に生きようとも思わないが
頑張って死のうとも思わない。
それが今の私と私達。
命は必ず終わるとして
私の命をくれてやるとして
それを受け取るモノの事は
私が選ぶのだと。
サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。