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メモの中にあった。これ、載せたことあったっけ?たぶんコレは「1場面物語」

※いつに書いたかも忘れ、記事にしたのかも忘れ、忘れ忘れて発掘された私のメモである。

そのため途中である。加筆はしないのである。

では、掘り起こしたものご覧ください。



この世界はやさしいよ
だって誰にだって、何にだっておわりがあるんだもん

ならもう、このまま終わりにしたいよ…

どうしたの?

何も楽しくない、辛いだけだ

そうなの?

そうさ。だから、もういいんだ

そうなの?

しつこいなぁ。

ねぇ、どうせ終わるんだから、終わるギリギリまで見に行こうよ

えー。嫌だよ。

じゃあ、好きなこと教えて?

好きなことなんてない。

私はね発掘が好き!

聞いてない。

君にもあるはず。好きなこと。

好きなことはない。

君は好きなことは無いが好きなの?

そんなもの好きなわけないだろ!

じゃあ、きっとあるよ。君の好きなもの。

………。

私はね、埋もれちゃってる素敵なものを見つけるのが好き。

君の好きなこともきっと埋もれてるよ!

もしかしたら凄く深いかも。

なら諦めろ。たぶん凄く深くに埋れて見つかりゃしないよ。

そうなの?

そうそう。

楽しそうっ!

へっ?

だって誰も、君ですら、見たことのない君の好きを発掘するんだよ?

……。

そんなの楽しい!私は好き!

…変なやつだな。

よく言われる!嬉しい!

…本当、変なやつだな。

ねぇ!探しに行こうよ!

だって君はもう終わりにしてもいいって思ってるんでしょ?

そうだよ。

なら別に、ご飯もいらないし、お金もいらないし、お家も要らないね!終わるなら何もいらないね!好きなことがないと言うなら、全部いらないね!

……。

その身一つでいいんだよ!私と探しに行こうよ!
私には君が必要なんだもの。探すために必要なんだもの。私の好きのために『使われてよ』

……。

どうしたの?それも嫌?

嫌だよ。

なぜ?

なぜって?当たり前だろう?そんなの…

そんなの…なに?だって君はもう終わりにするという癖に自我を消すと言う癖に、何をそんなに嫌がってるの?



メモはここまでで終わっていた。


この先は今の私の独り言のような何かである。


会話である。

カッコがなくて分かり難いが会話である。 

「捨てるならちょーだい。私は使うから」
って話。

それと
「終わりがあるなんてやさしいね!」
って話。

終わりを見極められなくなっていると思う。
『死』というものを憎み過ぎ、嫌い過ぎだと思う。

枯れたものを寂しいと思うのは、人間らしいけど、足元のフカフカ腐葉土を両手に持ったら、しあわせな気持ちになる私は、枯れゆくことを美しく温かく感じる。

私はフカフカの腐葉土になれるかなぁ?

私がこの星を去ったあとの事なんて知らないけれど、それは脈々と続いていくのだとしたら、それだけでいいじゃないか。と思っている。

私の知らない明日が、私の知らない朝が、やってくる世界。

それは素晴らしいことだと思う。

私は私のギリギリまで見に行こう。
この星を。この星で生きる私を。


銀色の時代が来ようとしている。
それを何も考えないで受け入れようとしている。
物質の星らしからぬことをしようとしている。


底から湧き上がる恐怖心を、私は不思議に思う。
未知なるものは怖いもの。けれど、この、恐怖心はそれとは異なる。

恐怖とダンスしてもいまいち相手のステップがわからない。
輪郭を掴めない。

けれど踊れる。踊れると思う。


30代はもっとリアリティあふれる世界に生きているのだと思っていた。
いや、肉体で現実的に関わる人間は、そういう生き方が多い気がする。

けれど私は電子の海の言語の世界で肉体を忘れる。
何時だってそう。それに、私の得意はこれなのだ。


その中で、ひしひしと感じる。
感じ取る。
大きな波をつくる革命家たちは動くだろう。

私は観測者だから。
あるがままにあるがままを。



休みなのに曇っていて、少し寒い今日。
食品の買い物に出かけたら、あとはお家で折り紙でも折ろう。
たくさん折って、パーツをつけて、個数限定で売ってみたいなと思っていたりする。
本当は、プレゼントでもいいんだけれど、夫が『価値をつけることは必要だと思うよ』と言っていた。

この目が、指が動くこと。
それは幸福。
けれど、いつも感じていなくたっていい。
忘れていても、思い出す。



全ては流れの中にある。

いつかのメモを掘り起こしたように。








サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。