XUさんｘゆっずうっずさん企画作品『i x i = -1』

滑り込みで申し訳ありません。
お約束通り、XUさんの企画に参加させていただきます：）
【企画：＃あなたの温度に触れていたくて】

これはXUさんの企画に出されたたくやぐみかんぱにーさんの
『√ー１』の対物…とはいかないまでも、共鳴できる作品になっていればという繋がり作品です：）なので、是非読んでみてください：）

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『i x i = -1』

形があって手に取れるもの
形がなくても信じられるもの
この世には
様々な愛が溢れてるのに
私はどこかで
「信じるもの」を間違えてしまったのかな

二人の人間が重なり合えば
幸せは倍になって膨らむって
周りは幸せそうにそう言うけれど
１ｘ１＝２だなんて
数学者は認めない
それでも人は
見つめ合って手を取り合って歩いてく
それは
筋が通らない愛の掛け算

私はずっと怖いんだ。
君を愛してやまないのに
ふと握る手を放してしまう
いつか
その手が握れなくなって
私の右手が泣き崩れてしまうかもって
好きになってしまった分だけ
傷つくって
心の奥で確信してる

傷はいつしか乾いていって
黒い瘡蓋になるけれど
私の心に刻まれて
消える事なんてありえなくって
傷がついてしまう前に
絆創膏を張らないとって
不安がっては自分の愛を閉じ込める


君への愛を信じる前に
そこから生まれうる大きな傷を
真っ先に信じて
痛がってしまう自分がいるの
どっちも形のないものなのに
信じる自分を壊せない

筋が通らない愛の掛け算
私の愛の方式は
i x i = -1
数学者が認める
形なき虚数【愛】

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二男の後、主人と私がダウンしておりますので、
もう少々、コメントお返しお待ちいただければと思います。
本当に申し訳ございません。

七田　苗子