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しろくま杯【短歌】

先日しろくま杯俳句を出させていただきましたが、
短歌も本日ぽこんと浮かんだので出させていただきたいと思います:)

俳句と同じ季語

雪の花・風花かざばな六花むつのはな

で三首を。
そのうち二つは恋歌でよろしくお願いいたします。




●一首目・恋歌 


捉へしは一期一会の雪の花
いともたやすく消ゆると知れど



とらへしはいちごいちえのゆきのはな
いともたやすくきえるとしれど

雪の花 : 雪の美称
*とらふ ー つかむ・にぎる



●二首目・恋歌


またはあらじの笑みとて忘るまじ
風花抱く想ひ見ゆれば



またはあらじあのえみとてわするまじ
かざばなむだくおもひみゆれば

風花 : (かざばな)晴天に風が立ってちらちら降る雪こと。
*またはあらじ :また(再度・次)+あらじ(ない):二度とない
*忘るまじ: 忘れるわけはない・忘れられないだろう
6・6・5・7・7の自由律(かしら…)




●三首目


白き世に万華の如く六花
凍つる池にて筒を覗かむ



しろきよにばんかのごとくむつのはな
いつるいけにてつつをのぞかむ

六花 :(むつのはな)ー 雪の結晶の多くが六方形をしている事からついた雪の別名。
*万華 : 多くの花・様々な花々




一首・二首目共に恋歌です。ふふふ。
一首目は雪の花に君を重ねたつもりで、そう読んでいただければ、恋歌に見えるといいなって思います:)ふふふ。君でなく雪そのものでもまた違う楽しみ方があるのかなとも。。。ふふふ。
三首目は投稿俳句との連動歌です。


よろしくお願いいたします。



〇運営様コピペ用〇

捉へしは一期一会の雪の花
いともたやすく消ゆると知れど

またはあらじ彼の笑みとて忘るまじ
風花抱く想ひ見ゆれば

白き世に万華の如く六花
凍つる池にて筒を覗かむ

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