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わたしたち旅人が旅先に還元できること 〜 旅人からのギフトとは〜

こんにちは!
旅先で出会うワクワクがなにより大好き!ベニです!

突然ですが、みなさんはこんなことを考えたことはありませんか??

わたしたち旅人が、旅先に還元できること=「ギフト」とはなんだろう。

正直、ギフトと聞くと「ものを与える」イメージが強く
パッと思いつきにくいのかな、と思います。

わたし自身もここ1週間ほど、ぐるぐる考えているなかで
ふと、8年ほど前に初めて訪れた土地で、こんな言葉をかけてもらったことを思い出しました。

「僕たちのところまで会いに来てくれてありがとう」


それは、学生時代に参加したカンボジアへのスタディーツアーでの出来事でした。

所属していた学生団体では「スポーツでカンボジアにキッカケを」を活動理念とし、発展途上国であるカンボジアの学校にグラウンドを建設する活動を行っていました。(私たちの代で6期目◎)

学生国際協力団体CUE

↑現在は活動休止中ですが、公式Xを載せておきます。

日本での活動は主に、
・募金活動
・スポーツイベント・サッカー教室の企画運営
・SNSを活用した情報発信

などを行い、そこで得た収益を建設費用に充てていました。(もう少し詳しく書きたいところですが、話が逸れてしまうのでこのお話はまた追々)

実際に、わたしたち学生がカンボジアに訪れることができるのは
春と夏の年に2回だけ。
限られた時間のなかで、育った環境も、話す言葉も違う彼らのために
一体何ができるのだろう。

そんな不安を抱えながら、日本での活動を続けていました。

そしてやっと迎えたカンボジアでのスタディーツアー。
緊張しながら、首都プノンペンから2時間ほどバスにゆられ辿り着いた小学校。
そこで出迎えてくれたのは・・・

元気いっぱいに走り回る子どもたち!!

「旅」という形とは少し異なるスタディーツアーだったけれど、初めて訪れたカンボジアで

「自分たちのためにそんなに遠くから、足を運んで、会いにきてくれてありがとう」

そう喜ぶ彼らの姿は何よりも輝いて見え、
そこに残ったのは嬉しくてはしゃいで笑顔になってる「わたし」だけ。

「わたし」=「旅人」としてできること、それは

旅先に住む人たちが自分たちの国のことを、
ひいては、自分たちのことを誇りに思えるような「きっかけ」になること。

わたしたち旅人はそんな「ギフト=誇りに思うきっかけ」をもたらすことが、できるのではないでしょうか。

遠い場所から、僕たちに会いに来てくれた!
そこに言葉はなくても、目に映るもの全てが答えでした。

元気いっぱいの子どもたち


コロナが落ち着いたあたりから、日本に訪れる観光客を本当によく目にするようになりました。

それも近郊のアジア圏以外の場所からも、遥々日本に観光に来てくれています。

そんな彼らを見て、ふとあの言葉を思い出すのです。

観光客の方と直接的に関わりはなくとも
こんなに数ある国の中から、わざわざ日本という土地に興味を持って、
魅力を感じて、足を運んできてくれたことはすごいこと。
「日本に来てくれてありがとう」

そう思う度に、日本という国の魅力を日本人として誇りに感じるのです。


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