【◯◯してもいい?】 あなたも無意識に使っているかも? “自分を守る”ズルい言葉
自身の行動にも関わらず、無意識に相手に答えを出させるような質問ばかりする人が、一定数存在します。
たとえば、こんな感じ。
こんなふうに羅列すると、夫婦間でごくごく自然に交わされている会話の一部ですね。
時折パートナーに確認する程度なら、問題はありません。
しかし、毎度パートナーに答えを求めてくるのであれば、「ちょっと待てよ?」と疑問を呈してもいいのではないかと思います。
ここで、これら質問の言葉に隠れされた心理を紐解いてみます。
(※ラスト有料部分は、プライベートな体験談につき非公開。今後メルマガ限定で読めるよう準備中です)
1.罪悪感のある行動だからこそ、事前に許可をとって安心したい
まず、前述した質問についてどう感じましたか?どこか、発言者の後ろめたい気持ちが伝わってきませんか。
カッコ内もまるっと含めて許してほしい、とでも言いたげです。
これら質問のズルい理由は、相手に決定権を与えて自分の罪悪感を軽減したいという潜在意識が働いているからです。
つまり自己保身に走っているということ。
自分の行動に気まずさを自覚しているのなら、まず「ごめんね」とお詫びの気持ちを先に伝えるはずではないでしょうか。
パートナーの厚意に甘えて肯定的な答えを請うことで、自分の行動は間違いない、と安心したいだけなのです。
2.最終決定者は自分じゃない。だから人のせいにできる
誰かの指示なしでは行動できない人は、何でもかんでも許可を求めてしまう傾向にあると思います。
どんな人かというと、親のしつけや学校教育などで、つねに答えが与えられた状態で言われた通りに行動してきた人たちです。
その人達の言い分はいつもこうです。
つねに自分の行動に対して、責任がありません。いつも答えのある状態が用意されてきたから、誰かに許可をとって答えをもらって言われた通りに行動しないと常に不安なのですね。
そして、不測の事態が起きたときにこう主張します。「だって、あのときあなたがいいと言ったよね?」と。
自分で決めたことではないので、人のせいにできます。無意識に他責にできるメリットを先手でとっているんです。
【対処法】 自分で考えて決めて、答えを出す
大人になれば、自分で状況判断した上で物事の是非はつけられるはずです。
パートナーや友人に答えを請い、挙句の果てに行動への責任をなすりつけるのは言語道断。
もし、そんな理不尽な質問ばかり受けて負担を感じていたら、こう言い返してみたらいかがでしょうか。
「もう大人なんだからわかるでしょ。自分で考えて決めてね」と。
そして、自らの言動にも改めて向き合い、相手をコントロールしていないのだろうかと想像力をめぐらせていきたいものですね。
【体験談】子どもが生後1ヶ月のときでした
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