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日本と韓国の、学生生活ってどう違うの?韓国人の友達に、詳しくインタビューしました!

アニョハセヨ〜!
初めましての方は、初めまして。ななと申します。私は神戸にある民団と呼ばれる韓国語学校にて、韓国語を学び始めて約4年が経ちます。(といっても、週1や週2で習っているので、4年間毎日勉強してるわけではないです。)
民団での行事にも積極的に参加をしており、仲良しの韓国人の友達が2人います。同い年(94年生まれ)ということや、趣味も似ており、彼女たちとは学校が主催したキムチ作りのイベントで、出会ってすぐに意気投合し、最近では旅行の計画も立てているほどの仲です。

キムチ作りにて。左から、ミソ、ヨンウン、私。

彼女たちとは生まれ育ったバックグラウンドが異なり、会話をしていてお互いに驚くことも沢山あります。しかし、そういった”文化の違い”もポジティブに受け入れ、日々絆が深くなっています。日本人の私ですら気づかなかった「日本の素晴らしさ」を教えてくれる大切な友達です!

さて、本日は日本と韓国の「学校生活の違い」について紹介します。主に中学生活について。
KPOPが好きな方は、自分の大好きな”推し”たちが、どのような学生生活を送ったのか、一度は気になったはずです。また、韓国ドラマに出てくるようなスクールライフを本当に送っているのか?取材をさせてもらいました!

生まれも育ちもソウルで、現在は日本に住んでいる私の親友の一人、ヨンちゃんに話を聞きながら記事を書いていきます。上の写真では、真ん中に写っているお友達です!
※私もヨンちゃんも94年生まれです。当時を振り返って書いているほか、学校や地域によっても異なってくるので、参考程度に楽しみながら読んでいただけたら嬉しいです。

1、部活動

体育館の写真を見ると、部活を思い出す。

「中学」といえば日本では「部活動」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?近年ではこの部活動も、先生たちの負担が非常に大きく問題になっています。私たちの時代は、9割以上の人が何らかの部活に入っており、放課後と週末は部活動に励んでいました。今でも、「中学の時は何部だった?」という会話も珍しくなく、部活に入るのは普通のことだと思い込んでいました。しかし、韓国ではこの部活動があまり活発ではないとのこと。

韓国では日本の部活と認識は異なり、동아리(トンアリ)と呼ばれ週に1〜2回の頻度であるそうです。放課後は部活や習い事はせずに、塾に通うのが一般的らしく、部活動より勉強が優先されます。


2、お昼ご飯事情

大学では、学食を食べたりお弁当を持参したりしていました。

私は神戸市で義務教育を受けたのですが、小学校6年間は給食、中学校と高校の6年間はお弁当でした。私は公立中学に通っていたため、学校に食堂や購買はなく、持参したお弁当を自分たちの教室で食べていました。ほとんどの家庭で、お弁当は親が作ってくれたものを持参し、「3年間、美味しいお弁当を作ってくれてありがとう」という手紙を親に向けて書く、という授業が卒業前にありました。今振り返ると、少し子供っぽいですね。笑

韓国では、小・中・高と給食があり、夜まで学校で勉強する生徒が多いため、高校では夕食(給食)も出るというので驚きです。共働きの家庭が多いため、韓国はお弁当ではなく給食が主流です。義務教育で、勉強した分、子どもにご飯をしっかり食べさせないといけません。そのため韓国では、給食費は無料、もしくは安価なのです。(現在ソウルでは、給食の無料化が進んでいるとのこと。)


3、中学生は友達と何して遊ぶ??

驚くことに、今では中学生でもスタバに行ってますよね。

私が中学生の頃は友達とゲームセンターへ行き、必ずプリクラを撮っていました。ショッピングモールをぶらぶらし、可愛い雑貨屋さんを覗いたり、疲れたらフードコートでクレープやソフトクリームを食べたりしていました。

韓国では、PC방、코인노래방、カフェに行くことが多いそう。
PC방(バン)とは、パソコンがたくさん置いてあり、利用者のほとんどがゲームを楽しむところです!よくドラマで出てきますよね。
코인노래방(コインノレバン)とは、お金を払った分だけ歌を歌うことができる、手軽なカラオケで韓国人にとっても人気なスポットです。後払い制じゃないのが、学生にはありがたい!
普通のカラオケと少し違って、楽しそうです。次に韓国に行ったときは、私も行ってみようかな?


4、どんな校則があった?

校則に関しては、日本と韓国もほとんど一緒でした。女子は髪の毛が肩についたらくくる、髪の毛をくくるゴムは黒か茶色、無地の靴下を着用、制服の丈は正しいか、化粧禁止など。

韓国は美容大国と言われているほど、美容の技術が発展しています。そのため、韓国では中学生でもお化粧をして学校に通っているのかな?という偏見があったのですが... そうではないみたいですね。(ごめんなさい!)


お隣同士の日本と韓国ですが、学生時代の過ごし方は全然違いますね。日本より、韓国の方が就職が難しい現状があり、大学で就職先が決まることも多いとか。韓国ではより良い大学に進学するために中学生の頃から、準備をしています。
Netflixオリジナル韓国ドラマ、スカイキャッスルを見たら、いかに韓国の人たちが教育熱心で、成績を大事にしているかがわかります。

わたしが中学生の頃は、将来の夢について話したことがあっても(それも、あんな風になりたいなぁとか、〇〇に住んでみたいなぁ、とか非現実かつ大まかな夢です)、友達と大学の話はしたことがなかったです。それより、高校生になるとアルバイトをすることを夢見てる子でした。ある意味のんきでした。揉まれて生きてこなかった分、大人になっても社会の厳しさを痛感しています。

〜最後に〜

※これらは、94年生の私と友達のヨンちゃんの体験談です。特に校則は、今と変わっているかもしれませんね。また、最近ではスマートフォンも普及しているので、遊び方も変化しているのでしょうか。今の若者たちが、どんな風にお友達と遊んでいるのか気になりますね。

読んでくださり、ありがとうございました。
また取材に協力してくれた、ヨンちゃんにも感謝してます。ありがとう!

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