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野草食日記 101 カリカリ梅の砂糖まぶし

5月末につけたカリカリ梅が出来上がりました。
青梅を使ったので、色付けした方が色彩的に美味しそうに見えるかと思い、途中ご近所農家Nさんの赤シソを入れたら、とっても綺麗に染まりました。

子供の頃、旅館や民宿などに泊まりに行くと、カリカリ梅にお砂糖が添えられてお茶受けに出てきたことが何度かあります。
梅干しにお砂糖?!とはじめはギョッとしたのですが、食べてみると意外に美味しい。
旅行から帰った後もしばらくこの食べ方にはまり込んだものです。

梅雨明けしたかのようなピカピカのお天気になった昨日、早朝からお茶室の庭仕事に行ってきました。
連続で仕事を続けると熱中症の危険もあるので、おむすびとおやつを持参。
おやつのうち、ひとつはカリカリ梅にお砂糖をまぶしたものです。
仕事合間にちょっと甘いものって嬉しい。
クエン酸で疲れを癒し、塩分の補給にもなります。
ただ、まぶして持っていくと砂糖が溶けてしまうため、次回は梅と砂糖を別々に持って行こうなんて思っています。

先日図書館で借りた佐藤雅子さんの「私の保存食ノート」の中に、梅びしおというものが載っていました。
それは普通の大きな梅干しを砂糖と一緒に煮詰めたジャムのようなもの。
おかゆにのせて食べたり、風邪の時に熱湯に浮かべて飲むと身体が温まり、熱を払うのだそうです。
梅干しとお砂糖の組み合わせは、さほど特異なものでもなかったのですね。


野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。