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野草食日記

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身近な野草をどんな風にして食べているかの記録。 地域で採れた食材を使った保存食作りなども載せています。
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2019年3月の記事一覧

野草食日記 13  カントウヨメナで菜飯

昨年秋のお茶室の庭にカントウヨメナがあることがわかり、なるたけ柔らかそうな葉を選びおひたしにしてみたのですが、やはり秋の葉は筋ばっていました。 なので春の若芽を今か今かと待って、ようやく昨日除草を兼ね収穫。 まずはヨメナの定番である、菜飯を作りました。香りがとてもよく白ゴマとの相性も抜群でした。 次回はおひたしにしてみよう。

野草食日記 12  ポークソテー スイバジャム添え

スイバの葉を初めて食べてみたら、とてもフルーティーで甘酸っぱい果物のようでした。 お砂糖を加えてジャムにして、ガーリックポークソテーに添えてみたら、とても合う! 葉に火を通すと悲しいかな、暗い緑色になってしまいます。ワカメをペースト状にしたよう雰囲気で、見た目はお世辞にも良いとは言えません。でも味は抜群に美味しいのです。 冬には紅葉して赤くなるらしいので、その時期に作ったらきっと鮮やかなソースになるかもしれませんね。

野草食日記 11  よもぎ摘み

2月に自然豊かな今のうちにへ引っ越してきたので、まだ周辺がどんなに植生なのか把握できていません。 いつも下をキョロキョロ見ながら歩いているので、かなり挙動不審かも。 先日、お隣との境目によもぎの群生を発見しました。例年はもっと大きくなってから摘んでいるので、まだ早いかな?!と思ったのですが、とても柔らかそうです。これだったら筋ばっていなくて滑らかなよもぎペーストを作れるかもしれません。 今朝、温かな日差しを背に浴びて、よもぎの収穫をしました。摘心をしたので、また脇芽が育

野草食日記 10  しらすピザトースト

日曜日の朝は大抵パンのメニューです。 昨日は卵もベーコンもソーセージも切らしていました。そこで半冷凍で常備しているシラスとねぎ、チーズでピザトーストを作りました。具をのせたあとに、作り置きガーリックオイルをひと回しして、オーブントースターへ、イン! そのままではちょっと彩りが寂しかったので、先日沢で摘んできたクレソンの葉と花を飾りに。味の組み合わせもバッチリでした。

野草食日記 8 摘み草弁当

昨日、北鎌倉のたからの庭で行われた椿祭りに出かけました。 仕事の打ち合わせが第一の目的でしたが、もう一つのお目当が碧花亭による摘み草弁当。お品書きとたからの庭に生息する野草マップのおまけ付きです。 今が旬のオオアラセイトウは勿論のこと、フキ、タネツケバナ、ユキノシタ、カンゾウなど、野草が沢山使われていました。 お品書きの中には、最近気になっているオヤブジラミ、まだ実際にお目にかかったことがないスカシタゴボウの名も。 大いに今後の参考になると共に、目にも楽しく美味しいひ

野草食日記 7 オオアラセイトウのおひたし

今朝、朝ごはんにオオアラセイトウのおひたしにとろろ昆布をのせて、醤油をかけて食べてみました。 う〜〜ん。芥子和えのほうがオオアラセイトウの風味を引き立てているかなぁ。

野草食日記 9  土筆のお干菓子

4月末にお茶会を開催するKさんから土筆を摘みたいと連絡を受け、1週間前に秘密の土筆スポットにご案内しました。 4月のお茶会になぜ今、土筆なのか?! 全く訳がわからずお聞きしてみると、土筆で砂糖菓子を作るのだといいます。 土筆でお菓子が!!一体どんな味なの?本当に美味しいの?!唯々驚くばかりだったのですが・・・。 昨日、Kさんとたからの庭にご一緒して摘み草弁当をいただいている時に、この前作ったお干菓子をプレゼントして下さいました。 実は私は土筆の頭の部分のもっさりした

野草食日記 6  芹のスパイシーチャーハン

今朝の散歩で芹を沢山摘んできたので、昼ごはんに冷やご飯を使ったチャーハンを作りました。 材料 ごはん 茶碗一杯分 芹 刻んだものを両手に軽く一杯くらい 胡椒 粒胡椒をひいたものが香りが良い お好きなだけ 醤油、ナンプラー 作り方 ① フライパンに胡麻油を入れ、熱くなるまで熱する。 ② ごはんを入れ炒めたら胡椒をひく。 ③ 鍋肌から醤油とナンプラーを注ぎ、ごはんが色付いたら刻んだ芹を加え、ざっと混ぜ

野草食日記 4  ハルジオンの蕾を見つけた!

今朝、仕事がないので朝食前に散歩に出かけました。 近くの田圃があるエリアで今年はじめてのハルジオンの蕾を発見。 蕾はうなだれているので間違いありません。 もちろん興味があるのは葉っぱがヘラ型かどうか。 見てください、完全にヘラ型です! この前ハルジオンと教えてもらった葉っぱとはやっぱり形が違うような気がします。 上が今日出会ったハルジオン。下は先日ハルジオンと教えてもらった葉っぱ。 今日採取したものの方が、キク科の香りが強く、とても芳しいです。 前回のハルジオ

野草食日記 3  ノゲシは美味しくて優秀な雑草

名前は知らずとも、道端や土手、原っぱなど、あちこちでごく普通に目にするこの植物。ノゲシというキク科の植物です。 キク科なのになぜケシかというと、葉っぱがケシに似ているからなんだそうです。私はアザミに似ていると思っていたのですが、かつて同じように思う人がいたのでしょう、別名がケシアザミとのこと。 ギザギザした葉ではありますが、アザミと違って棘はありません。見た目痛そうな葉っぱにこじんまりとした可愛らしい花との対比が面白い植物だなと思います。 何とはなしに人を寄せ付けないよ

野草食日記 2  オオアラセイトウの芥子和え

オオアラセイトウは、ムラサキハナナ、諸葛菜など多くの呼び名があり、ハナダイコンと呼ぶ人もいるので、大根の葉っぱのような風味かと思っていました。 しかし実際食べてみると、大根というより菜の花の味に近いものがあります。 そこで芥子和えにしてみたらとても美味しかったです。しらすとの相性もよし。紫色の花も彩りに飾ってみました。 花ももちろん食べることができます。

野草食日記 1  ハルジオンの若葉を食べてみる

ハルジオン、ヒメジョオン の若葉の違いがよくわからないのです。 ハルジオンはヘラ型、ヒメジョオン はスプーン型と山下智道さんの「野草と暮らす365日」には書いてあります。S部長に聞いてみると、上の写真はハルジオン、下の写真はヒメジョオン とのこと。きっと個体差もあるのでしょうが、私には上の葉っぱはスプーン型にも見えるので、もしかしたらヒメジョオン じゃないかと思ったりしています。 先日、ハルジオンと教えてもらった上の葉っぱを職場の庭から採取してきて、料理をしてみました。軽