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【中学受験】成績を上げるためにやってはけない勉強以外で大切な3つのこと!

「中学受験で子どもの成績を下げないためにやっちゃダメなことってある?」
その疑問にお答えします。

「どうしたら成績が上がるのか?」よく聞かれるのですが、勉強以外で出来ることがあります。

「生活面でこれやらなければ成績上がる!」と感じる3つのことを記事にしました。

健康オタク&読書好きを活かし、意外に知られていない「勉強以外に成績を下げないためにやってはいけない大事な3つのこと」についてお伝えします。

これは「有益な情報」と感じるので、時期をみて「有料記事」にする予定です。

成績を下げないためにやってはいけない生活面での3つのこと

中学受験の塾での子どもの成績を上げたい!

そう思って必死に勉強を教えたり、個別指導塾に通わせている親御さんはたくさんいますよね。

感じるのが生活面をあまり意識していない人が少なくないと。

スマホ・タブレット・ゲームを親が制限しない

子どもがスマホ・タブレット・ゲームに夢中であまり勉強しなくて困るとよく聞きます。
スマホは「デジタル・ヘロイン」とも呼ばれ、「麻薬」と同じくらい中毒性があります。

「子どもの意見を尊重!」などと言っている間にどんどんハマってしまうことも。

時間や使い方のルールを親が主導でコントロール・制限するのがオススメです。

インターネット依存者の脳内で、覚醒剤など麻薬依存者と同様の神経ネットワークの乱れが見られたのだ。

インターネット・ゲーム依存症からの引用

スティーブ・ジョブスが自分の子どもにタブレット・スマホを与えなかったのは有名な話。

スマホ脳から一部引用が以下の通り

*わたしたちは1日平均2600回スマホに触り、10分に1回手に取っている
*現代人のスマホのスクリーンタイムは1日平均4時間に達する
*スマホのアプリは、最新の脳科学研究に基づき、脳に快楽物質を放出する〈報酬系〉の仕組みを利用して開発されている
*10代の若者の2割は、スマホに1日7時間を費やしている
*1日2時間を超えるスクリーンタイムはうつのリスクを高める
*スマホを傍らに置くだけで学習効果、記憶力、集中力は低下する
*世界のIT企業のCEOやベンチャー投資家たちの多くは、わが子のデジタル・デバイスへのアクセスを認めていないか極めて厳しく制限している
*フェイスブックの「いいね! 」の開発者は「SNSの依存性の高さはヘロインに匹敵する」と発言

スマホ脳からの引用

睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存など悪いことのオンパレード!😱

こちらの本↓は、日本人の精神科医の岡田先生の著書。

ゲームしたままゲームのやり過ぎで亡くなっていた例や、ゲーム依存症の治療の様子などもあり読み応えがあります。

中学受験生の親として子どもが「スマホ中毒」で困るのは、なんといっても「学力低下」ですよね?

脳科学者の黒川伊保子さんは以下のようにおっしゃっています。

真夜中の携帯端末の凝視。真夜中の網膜への光刺激が、成長ホルモンや生殖ホルモンの分泌を阻害することがあるからだ。

息子のトリセツからの引用

分かりやすく言うと

「寝る前にブルーライトをみて、脳に光刺激を与えるとその日勉強したことがムダになり、身長も伸びない」と黒川さんはおっしゃってました。(←講演会で)

せっかく一生懸命勉強したのに、寝る前に「ゲーム」や「動画」や「SNS」に夢中で、布団の中にスマホやタブレットを持ち込みブルーライトの影響で、睡眠の質が低下し、その日の勉強がムダになったらもったいないですよね?

とはいえ、中毒性が高いためお子さんからスマホやタブレットを取り上げるのは至難の技。

オススメは

  • 子どもにスマホ・タブレット・ゲームの危険性・マイナス面を伝える(本を参考に依存症・うつ・集中力低下など)

  • 子どもと相談しルールを決める(使用時間・使用場所)

  • 親が主導で端末を管理する(寝室に持ち込まないなど・夜21時以降は使用しない等)

  • 「禁止」ではなく時間は少しずつ減らすなど出来る範囲で工夫をする

設定した時間はスマホを触れないロッキングコンテナなどの利用もおすすめです。

いろんな商品があるので、ご家族で合いそうなものを探してみて下さいね。

依存症についてもYouTubeで検索するといろいろ出てきます。親子で一緒に見た後に話し合いをしてみても良いかもしれません。
早めに対策に取り掛かることをオススメします。

ポイント

  • スマホ・タブレットなどの使い過ぎは学力低下につながる(睡眠障害・記憶力の低下等の影響アリ)

  • デジタルヘロインとも呼ばれ、中毒性が高いので親が上手くコントロールすることが望ましい

寝る時間を惜しんで&睡眠時間を削って勉強させる

うちの下の子は早稲アカのA(一番下のクラス)から開始し、Sまで上がったのですが(A→B→C→Sの順)

上の子が中学に入り、朝早く家を出るために朝6時に起きるようになりました。

同じ部屋で寝ている次男も物音で目が覚めてしまいがちに。

眠そうな様子が増えたので、寝室を分け朝ゆっくり寝せたところ、しばらくCにいた息子が組み分けテストでSに上がりました。

Cに上がったのもすごいと思ってましたし、今後ずっとCかもと思ってたので

「寝る時間を増やしたただけでクラスが上がった!?」
と驚きました。(タイミング的に偶然かはナゾ)

子どもの睡眠って大事なんだな〜🙄と改めて感じました。

寝ている間に記憶を定着させたり、整理するそう。

メジャーリーガーの大谷翔平選手が、睡眠に人一倍気を遣ってるのはプレスの間でも有名な話。

10時間以上の睡眠を取るのもザラで、寝れば寝るだけ良いとインタビューでも語っています。

夕飯に誘っても「その時間は寝てるから」と断ることもあるそう。←ウケる😂

うちの子は「22時に寝て朝7時に起床」の「9時間睡眠」なので、大谷翔平選手の「10時間睡眠」には驚き。

もっとも即効性があったのはなんだったのかというと、「早寝、早起き、朝ご飯」だといいます。これを浸透させるだけで、子どもたちの目の色や学習に対する取り組みは、たちまち変わるのだそうです。

子どもの一生を決める 失敗しない中学受験入門からの引用

眠い目をこすりながら、勉強することで睡眠が削られるのはマイナスだったなんてことも。

必要な睡眠時間はお子さんによるので、日中元気なら全く問題はありません。

中学受験小説「翼の翼」の中で、主人公の翼くんは睡眠時間を削って親に勉強させられ、小学校では寝てたり、家でも眠そうにしてましたが、似た話をリアルに良く聞きます。

お子さんが眠そうにしていないか観察し、眠そうだったら睡眠時間をきちんと確保してあげて下さいね。

「勉強時間」が減る事に不安を感じるかもですが、長い目でみてお子さんの脳にもプラス。

  • あの大谷翔平選手は10時間寝ることもあるほど睡眠にこだわっていた!

  • 子どもの脳は成長中で大人より睡眠が必要。睡眠時間を削って眠い子どもを勉強させるのは本末転倒

大谷翔平選手のようなベストパフォーマンスを目指しましょう!

朝から甘いものを食べる・甘い飲み物を飲みまくる

脳科学者の黒川伊保子さんは、朝食に甘いものを食べるのはお勧めしていません。

理由は低血糖になってしまい、集中力などが失われるから。

空腹時、いきなり糖質の食べ物を口に入れると、血糖値は跳ね上がる。跳ね上がった血糖値を下げようとして、インシュリンが過剰分泌して、一気に下げてしまう。「空腹に甘いものをたべる」と、なんと低血糖になってしまうのである。これを繰り返したことで起こるのが低血糖症だ。食べた直後は元気なのだが、やがて意識混濁に近いまでに血糖値が下がってしまう。
やる気も好奇心も集中力も、起こす余裕がない。不登校時の多くが低血糖症だと警告する栄養学の専門家もいる。朝食は、最も飢餓状態で摂る食事なので、どの食事よりも気をつけてほしい。血糖値を跳ね上げるのは、白く柔らかいパン、スイーツ、甘い果物など。パンケーキ、あんパンにジュースなんていう朝食では、あっという間に低血糖に陥ってしまう。朝食を失敗すると、午前中の授業は、ほとんど身にならない。甘いだけの朝食は、人生をじり貧にしてしまう。

息子のトリセツからの引用

朝食が「パン」の方は、とりあえず「ごはん」にしてみてはいかがでしょう?

「ごはん」も「糖質」ではありますが、パンにジャムなど「ごはん」より「パン」の方がGI値も高く&砂糖の摂取も多くなりがち。

パンの原料にも「砂糖」が含まれています。

うちは単に米の方が安い&腹持ちが良いので、パン朝食は半年に1回かそれ以下。

上の子曰く塾のクラスメイトは全員が朝「ごはん派」だったそう。(一番上のクラス)

“脳トレ” で有名な脳科学者の川島隆太氏も主食は「パン」よりも「米」の方が脳の発達に良いとおっしゃってます。

黒川伊保子さんは「寝る前の甘いアイス」も脳には良くないとおっしゃってました。(←講演会で)

さらにスーパー家庭教師の長谷川智也氏も甘い飲み物について以下のように述べています。

成績が伸び悩む子に、甘いジュースが好きな子がなぜか多い。
かつてコーラをどうしても手放せず、机の下に隠して飲んでいる子もいました。
一方で、勉強ができる子は水かお茶が多い。

予約殺到の東大卒スーパー家庭教師が教える 中学受験 自走モードにするために親ができることからの引用

甘いものの摂取を減らすと、子どもは落ち着きますし・集中力も上がります。

うちの子は集中力がない・どうしたら成績上がるの?と良く聞かれるのですが

いずれのご家庭でも以下のような感じだったので

  • コーラ&炭酸飲料大好き

  • アイスは冷凍庫に常備

  • 朝はパン食が基本

勉強の前に、甘いものを減らせば成績上がるんじゃ・・・?と感じました。
↑とっても言いづらいのでやんわりしか言えない。

スマホが「デジタル・ヘロイン」とも言われるように、砂糖も麻薬と同じような依存性があると言われています。

だからカンタンにはやめられません。💧

「砂糖断ち」と検索すると「やり方」や「効果」はたくさん出てきます。

知り合いで「筑駒」に受かった子のご家庭でもお母さんもお子さんも基本「スイーツ」や「砂糖」はほとんど取っていませんでした。

もちろん、体質によって、甘い朝食でも比較的大丈夫という子もいると思うが、「甘い朝食」+「成績が振るわない」「キレやすい」などの症状を伴うのなら、見直してみよう。

息子のトリセツからの引用

この記事は、中学受験で成績を下げないためのやらない方が良いことをお伝えするものなので、もし心当たりがあって気になるのなら、食生活の見直しをオススメします。

「砂糖を減らす」のはとってもむずかしいので、それだけ効果も感じられるはず!

  • 朝に甘いものを食べると低血糖になりがちで集中力もやる気も下がる

  • 成績が伸び悩む子は甘い飲み物が好きな子が多い

まとめ:生活を適切にサポートし中学受験を乗り切ろう!

  • スマホ・タブレット・ゲームを親がコントロールしないと中毒になり悪影響を及ぼす

  • 夜にスマホ・タブレットを見て網膜に光を当てるのはNG。その日の勉強がムダになる

  • 睡眠時間を削っての勉強はNG。睡眠時間が減ると記憶の整理・定着、脳の成長にマイナス

  • 「甘い朝食」&「甘い飲み物」でやる気も集中力も失われがち・成績が伸び悩みがち

以上の内容をお伝えしました。

少しでもこの記事がお役に立てると幸いです。
お子さんの中学受験が満足のいくものになるようにお祈りしております!

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>>勉強の出来ない家で育ったから分かった!中学受験で成績を上げるために絶対に必要なこと。



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