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自分のうつと向き合うことにした

私はうつ病を持っている。

対象の分からない不安と生きることへの絶望。些細なことが引き金となって、暗闇に放り込まれる。

かれこれうつ病とは6年ほどの付き合い。以前投稿したことがあるが、私は病院の先生が苦手なので病院にはあまり行かず、うつ対策関係の本や漫画に頼って何とかしてきた。

本に書かれているワークを実践し、どうしても辛いときは会社を休む。死にたくなったら母と祖母の顔を思い浮かべる。彼女らより先に死ぬこと、それも自分で自分を殺すことは、これ以上ない罪である、と言い聞かせる。そうやって、その場しのぎで、どうにかなってきた。

前回の「じぶんをいじめない」を投稿した僅か数日後、またこのループにはまる(新年の目標だったんですけどね。。さっそく破りましたよね)。

「なんか辛い、涙が止まらない、仕事できる気がしない。死んでしまいたい。そうだ、心療内科に行きたいと言って会社を休もう・・・」

午前休をもらって、病院嫌いの私が心療内科に行った(というより、病院に行くと言って休んだのに行かないのが気が引けた)。午後は普通に働けた。いつもならここから何とかして、元に戻るはず。でも翌日、1時間遅刻して出社した会社で、めまいと吐き気とひどい頭痛。文字が読めない。電話がとれない。パソコンの明るさが辛い。仕事にならず先輩に許可をとって帰宅。そのまま2日ほど寝込む(後にこの症状は薬の副作用と判明)。

体調もどうにもならない、うつ状態も最悪。これはもう、きちんと病院にかかるべきと考え、最初に行った有名心療内科ではなく、女性の先生に診てもらえる小さめの病院を予約(最初の病院は患者さん、スタッフの方の人数が多すぎ、辛くなってしまったため)。結果は「重めのうつだから即仕事を休め」。半ば強制的に渡された診断書。先生に言われたまま上司に報告。そのまま有給をかき集めて1か月お休みすることに。

そして現在。有給明けまであと数日。私は東京を離れて地方の実家に戻っている。ただの帰省ではなく、東京を引き払った。9年間過ごした東京を。肝心のうつ状態はといえば、絶望的になるほど落ち込むことはない。

診断書を出してくださった先生とのやりとりと、実家にもどるまでの顛末は次回・・・。

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