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いつまで夫と「触れ合うのか」問題

5回連続でお届け中の
【パートナーシップが1㎜変わる深いい気づき】

アメリカで大ベストセラーになったこちらの書籍から
愛には5つの言語があるということを知り、
それぞれの言語について深ぼりして考えたことを発信しています。
この考え方は本当に面白いので、ぜひ、5回分読んでいただけたら嬉しいです!

第一の言語 感謝や称賛に始まる肯定的な言葉
第二の言語 相手に丸ごとの注意を注ぐ充実した時間クオリティ・タイム
第三の言語 贈り物  ここも単純に見えて深いんですよ…!
第四の言語 奉仕=サービス行為 行動で示すタイプ
第五の言語 身体的なタッチ ←今日はここ

今回は第5の言語「身体的なタッチ」


最後にご紹介する第5の言語「身体的なタッチ」
身体に触れることによって愛を感じ、表現するタイプ
手をつなぐ、キス、夜の営みなど、
身体に触れる行為は感情的な愛を伝えてくれます。

このタイプの人は、
どんな贈り物や料理よりも、
そして、
「大嫌い」「愛している」という言葉を使うよりも、
身体的に触れ合うことで1番、愛を確信できるタイプ

もう、言語化とかいいんですよ、しなくて!!!

誰かとハグした時に
「(いいとこもいまいちなとこも)相手のまるごと」を受け入れてあげられるような
 そんなオープンなマインドになったことがある人も多いのではないでしょうか。

久しぶりに会った人とハグする、その背中の感触やにおいや、髪の質感など
それだけで、これまでその人が過ごしてきた時間をちょっとだけ、
わかってあげられるような気がする。

そんな感じではないでしょうか。

本文中では
どんな社会にも身体的なタッチを用いた挨拶の方法が存在する、とあります。
たとえば握手やハグもそうですよね。

愛のタッチには、
背中のマッサージや夜の営みのように
明確で集中力を必要とするものもあれば、
ふとした時に肩に手を置いたり、
部屋ですれ違う時にそっと触れて通り過ぎるなど
さりげなくて一瞬の動作で済むものもあります。

前者のような明確な愛のタッチには
時間だけでなく技術(や技術習得にかかる費用)も必要となりますが、
さりげない愛のタッチのほうには、工夫が必要になるそう。

パートナーが「身体的タッチ」を一次言語に持つという人の中には
自分はタッチが苦手という人もいると思います。
そんな人にとって身体的タッチで愛を表現するというのは
少しハードルが高いかもしれません。

もしタッチが苦手という人は
ソファに座ってテレビを見るときにパートナーに寄り添って座ったり、
出かけるときの軽いキスやハグもはっきりとした愛の表現になるそうです。

男性の場合は
この「身体的タッチ」が一次言語であると勘違いしやすいと本にはありました。
本文中にもある見極めのポイントは
他の愛の言語についてはどうか考える。
もしたとえば肯定的な言葉にも馴染みがあるようだったら
①身体的タッチといっても、夜の営み以外の様々なふれあい(たとえば日常生活において髪の毛を触られる、背中をさすられる、手をつなぐ、キスをする)が自分にとって重要かどうか

②性的な欲求が満たされたとしても、否定的な言葉、批難ばかりされた場合、どう思うか考える。

このように、ひとつずつ考えてみる。
・あるひとつの場面だけではなく、日常的に欲しているかどうか
・もしその言語においてパートナーが否定的だった場合どう思うか

すると少しずつ、自分の愛の一次言語はどれか、に近づいていけると思います。
独断で安易に見極めるのはとっても難しいと思うので、
本の巻末にある確認テストを利用するか、
しっかり時間をかけて様々な角度から検証してみてください。


この言語を知って思い出したのは、

時折、朝手をつないで出勤しているカップルや、
老夫婦がしっかり互いの手を握り合ってお散歩をしている様子。
人前で手をつないだりキスをするというのは
日本では少し憚られるかもしれません。
「あの人たち、ラブラブだなぁ」って誰が見てもわかっちゃうから。

それだけで周りにも愛が漏れ伝わってしまうんですよね。

ある意味最もパワフルな言語であるのかもしれません。

ということで、5回連続で「愛の言語」についてお届けしてきました。

こういう何らかの「知識」って得るとすぐに試し見たり、使ってみたくなるものですが、
愛はあったかくて、私たちが追求するものである反面、
複雑でいろんな要素が絡みあったものだと思います。
だからこそ、「相手」や「あなた」を安易に知識に当てはめるのではなく
まずは、
自分が他者と交わるときに、
お互いに分かり合う=愛の受信感度を高める
ことが大切だと思います。

少しでも、誰かの気づきに繋がればいいなと思っています。

今日の気づきが、明日の私を1㎜でも成長させてくれますように…

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