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ドッグトレーニングの必要性

 毎日猫が5時に起こしに来て寝不足気味のnamiyukiです。「寝るのが遅かったんだよ~」と猫に言っても無駄ですよね…。でもやはり、犬と猫って真逆?ですかね。癒しというと共通しているのかもしれませんが、猫は気まぐれ・ツンデレなんてよく聞きますもんね。
 さて、今回はドッグトレーニングとはそもそもどういったことを言ってるの?という疑問を記事にしたいと思います。

トレーニングってなに?

 トレーニングと聞いて、皆さまは何をイメージしますか?最初に思い浮かぶのは警察犬・救助犬・盲導犬などの訓練風景でしょうか?
ここで私がお話しするのはそこまでのトレーニング(訓練)のことではありません。犬でも猫でも最低限のトレーニングは絶対に普段の生活で必要となってきます。そういった人間社会で生活するためのマナーを身に付けるのがトレーニング(しつけ)です。
 猫は簡単にできました、なんて方も多いのではないでしょうか。猫は『掘る』習性がありますので、猫砂を用意し、定期的に猫砂へ連れていき、また素振りがあったら(床を掘るようなしぐさ)、すぐ猫砂(トイレ)に連れていく、を小さいころ繰り返しやっていると簡単にマスターできます。もし床やジュータンでしてしまった事後でも、すぐトイレ(猫砂の上)に連れていきます。「言葉で教え褒める」といったことが、猫の場合とっても難しく(伝わりにくく)、なかなか達成できない場合は、飼い主の忍耐は相当なものかもしれません。

 そして、犬は教えがいのある頭脳をもっており、飼い主の気持ちと忍耐次第でものすごく成長します。これは人が想像を絶するくらいと言われています。
 最近では、小型犬~大型犬まで室内で飼うといった傾向が強くなってきています。そのような傾向から、トレーニングに関心が強くなりつつあり、普段の生活に支障を出さないための、これはできるようになって欲しい・できなきゃ困ると飼い主が思っていることを教え込む=トレーニングです。

なぜトレーニングをするのか

 ペットは可愛いだけでは一生付き合ってはいけません。まずトレーニングが大切ないちばんの理由は、自分とペットが生涯にわたり幸せな生活を送るために必要不可欠なことと思ってほしいです。どうしても手に負えなくなり(ストレスや近所のクレームなども含め)、自分の限界を迎えてしまった時、手放す覚悟をする可能性もあります。そうなる前に、ひとりで悩まずまずは、かかりつけの動物病院やドッグトレーナーに相談だけでもしてみてくださいね。知識を持っている人に話すということが重要ですよ。

トレーニングを必要とする事例(※一例)
・排泄の悩み
①トイレでしない(外でしかしない)
②トイレできるけど踏んだり食べたりして散らかしてしまう
③トイレ以外のところで隠れてしてしまう(※猫も含む)
・吠え癖の悩み
①インターホンで吠える
②人を見ると見境なく吠える
③他の犬に吠える
・散歩の悩み
①引っ張って危ない
②抱っこしないと散歩へ行かない
③そもそも散歩が嫌い
・破壊癖
①なんでも壊そうとする
②家具や壁がボロボロにされる
・噛み癖
①家族を噛む
②噛んではいけないものも噛む

その他、基本的な【スワレ】【マテ】【フセしてマテ】【オイデ】など、いつでも利けるようにしておくと安心です。特に、マテ・オイデはとても重要と感じます。※大型犬は特に。
 家族が大怪我してしまったり、他人を傷つけてしまったり恐怖心を与えてしまったり、またはコントロールができず道路に飛び出してしまったりと大事故を起こしてしまう原因にもなりますので、最低限のトレーニングは必要です。

ドッグトレーナーとは?

ドッグトレーナーとはその名の通り犬の訓練士です。ライセンスや資格・訓練のタイプやレベルは本当に様々です。やり方もかなり個人差があると思っていただいていいと思います。
スポーツ主体・救助関連・大会向け、家庭犬としての基本的なしつけなど、目指すものは飼い主によって違います。依頼を考えている場合は、まずは自分のニーズに合っていて、なにを望むかで探しましょう。

 犬は特に、感情がある動物です。猫もあると思いますが、犬は空気が読めますし人の感情を読み取る力がかなり優れています。ドックトレーナーは犬をトレーニングする以上に、飼い主としてのあり方を、そしてペットに対する接し方をトレーニングすることになると思います。実はペットをトレーニングするとなると飼い主や家族の協力なくしては成り立ちません。※がっつり預ける訓練所は少し別の話。
せっかくトレーニングしたのに、トレーナーの言うことだけ利くのでは意味がないですもんね。

最初の打ち合わせは大体の場合は無料としていて、
○飼い主様からの相談
○ペットの様子を観察
○トレーニング内容の打ち合わせ
○時間・料金の説明
などなど、しっかり打ち合わせをしてからスタートしますので、「思っていた感じと違う」「料金が高い」「トレーナーの感じが悪い」というような事があれば、無料のうちにキャンセルしましょう。
逆に、トレーナー側も無理な要望はお受けできませんので、お断りされる場合もあると思います。
まずは安心して相談してみてくださいね。

まとめ

 ドッグトレーニングは、必要だという人と必要ないと思う人がいると思いますが、トレーナー側からみますとやはり基本的な部分は必要だと思います。やんちゃでちっとも言うことを利かない部分も可愛いのかもしれません。でもそれは飼い主が責任のとれる範囲での話です。人間社会で生活している以上、必ず外へ出る機会があるはずですので、自分本位での考えで済まされない場合もあります。うちは大きな犬なので特にそのことが言えます。 
 むしろ、小型犬なら、飼い主の手で力を抑えることができるので、他人に危害を加えることは防げるかもしれませんね。しかしどこでも排泄されたり、無駄にずっと吠えていたり、呼び戻せないなんて、やはり気が滅入るのではないでしょうか。

 飼いたい!と思い飼ったけど、想像していた頃とリアルな現状で全然違う!なんて理想通りにはいかないことも少なからずあるかと思いますが、理想に近づける努力は飼い主次第です。また、飼い主の孤独な悩みを救うためにトレーナーの存在があります。必要あらば、出会えてよかったと思えるよう最高のお手伝いをさせていただきたいとトレーナーは願っています。
うまく活用して楽しいペットライフを過ごしましょうね!

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