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写真が下手な私が、光でなく陰を探す理由。

中途半端に写真にハマったのが10年以上前になります。当時は初めてのボケ感に感動したものです。

ここ最近、写真を学びたいと強く思い、色々と勉強を始めました。
自分を表現するのにもそれなりの知識とスキルが必要だという事はよく分かっているつもり。

そんな中でようやく「光」についての理解が深まってきたかなぁと思う今日この頃。

しかしながら光の扱い方はお世辞にもあまり上手とは言えません。。特に日中の光がどうにも苦手なのです。

どこをどう切り取っても変わり映えのしない、つまらない写真になってしまいます。
よく言う「記録写真」と言うものです。

カメラ系YouTuberはよく「光を探して歩いてみます」と言っているけど、日中は光がそこら中に溢れていて、私からすると探すとかの問題じゃないんです。

そう考えているうちに、無意識のうちに陰を探すようになっていました。陰の中に光が落ちてくる。しかも、いい感じの光。

公園の遊具の陰、何となく雰囲気あります。

写真好きの方々からは、「普通じゃない?」と笑われてしまいそうですが、私にとっては普通じゃないんです。

陰の中にある光は、何度も屈折を繰り返し、柔らかい光へと変わっていきます。ギラギラした日中に溌剌とした写真を撮るのも良いけど、柔らかい光で雰囲気ある写真がどちらかと言うと好きです。

なんてことない落ち葉も、木漏れ日のスポットライトが当たると主役感が出ます。

結局、好きな光を探しているんですが、その光は『陰』の中にあることが多いようで、今日も私はカメラを手に日陰に入り込んでいきます。

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