マガジンのカバー画像

ルカによる福音書連続講解説教

14
日本キリスト教団七尾教会で2011年10月16日~2014年にかけて取り次がれた「ルカによる福音書」の連続講解説教です。説教は釜土達雄牧師。説教を聞きながら書き取っているので、文… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

少年イエス(ルカによる福音書 2章41節~52節)

 たくさんのことを同じフレーズで繰り返しお話してきたことがある。たとえば、クリスマス物語…

森山奈美
6年前
2

ナザレの町へ(ルカによる福音書 2章39節~40節)

ルカによる福音書を読み進めている。最初にクリスマス物語があった。2章22節からは、少し大…

森山奈美
6年前
1

あなたの救いを見た(ルカによる福音書 2章22節~21節)

先週、わたしたちはイエスの父と母が、イスラエルの慣習にしたがって、生きていたことを聞い…

森山奈美
6年前

主に献げるために(ルカによる福音書 2章22節~21節)

 一年の最初を主の日の礼拝として守ることができることを感謝したい。なぜ、この日が元旦であ…

森山奈美
6年前

あなたがたへのしるし(ルカによる福音書 2章8節~21節)

 聖書には、私たちの主イエスキリストの生涯について書かれてある福音書が4つある。マタイ、…

森山奈美
6年前

この子の名はヨハネ2(ルカによる福音書 1章57節~66節)

 ザカリアの賛歌である。マリアの賛歌に対して、このザカリアの賛歌は、あまり知られることが…

森山奈美
6年前

この子の名はヨハネ(ルカによる福音書 1章57節~66節)

 バプテスマのヨハネの誕生物語である。ルカによる福音書のはじまりは、このバプテスマのヨハネの誕生予告から始まった。  ルカ1:5~14 二人の間に子どもが生まれるという天使ガブリエルの言葉が与えられる。至聖所に入って、香を炊き、祈るのがザカリヤの務めであった。イスラエルの救いを祈っていた。救い主の到来を祈っていた。ダビデの家の復興、王権が神の名によって立てられて、栄光がふたたびイスラエルにやってくるように。その救い主の誕生を神様が約束してくださったがゆえに、その救い主を私

マリアの讃歌(ルカによる福音書 1章46節~56節)

 マグニフィカと呼ばれるマリアの賛歌である。多くの歌になっている。この歌詞を口ずさんでい…

森山奈美
6年前

なんと幸いでしょう(ルカによる福音書 1章39節~45節)

 マリアがエリザベトを訪ねる。そのときに、エリザベトがマリアに言った言葉が、今日のテキス…

森山奈美
6年前
2

主があなたと共におられる2(ルカによる福音書 1章26節~38節)

 先週に引き続き、これが今週私達に与えられたテキストである。天使ガブリエルが遣わされた。…

森山奈美
6年前

主があなたと共におられる1(ルカによる福音書 1章26節~38節)

 クリスマスのたびごとに、読み継がれている聖書の箇所である。マリアの信仰として、この一言…

森山奈美
6年前

何によって知ることができるか(ルカによる福音書 1章18節~25節)

 ルカによる福音書は、医者ルカが、テオフィロという人に宛てて、報告書としてまとめている。…

森山奈美
6年前

あなたの願いは聞き入れられた(ルカによる福音書 1章5節~17節)

 先週からルカによる福音書の連続講解がはじまった。先週は、1~4節でテオフィロへのあいさ…

森山奈美
6年前

よく分かっていただきたい(ルカによる福音書 1章1節~4節)

 本日からルカによる福音書の連続講解がはじまる。神様が主導権を持っておられる。神様の方が歴史の中に介入してこられて、神様の思いを語られる。これが、聖書の信仰である。ある詩人が、富士山に登るには、あちこちから登る路があるが、頂上はひとつ。いろんな信仰はあるが、神への信仰とは、どの路を通っても、ひとつの神へと至ると言った。多くの日本人は、なるほど、と言ってきた。しかし、富士山だと思って歩いて行ったら白山だったらどうするか。人が神を求めるという点では同じである。どの道をとおっても、