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M78星雲で生きる

私の職業遍歴です。
交通整理の警備員→運送受付→メッキ工場の現場事務→基板工場の検査→看護学校→総合病院の看護師→ここで上京、老健施設の看護師→メンタルクリニックの看護師
→(今)主婦、母親、映像制作の経理事務兼役員、心理セラピスト

大学入試に全滅してしまった私は、
高校新卒で就職することができず、
上記のように社会人スタートしました。

見てるだけでも前半の迷いが
伝わると思います(笑)
どうなりたいかわからなかったんです。


進学校だったので、
進学するものだと思っていましたが、
その先を具体的に見れませんでした。
もちろん当時の私は頭ふりしぼって
毎日考えていましたが…

親にはお金がないから、費用が少なくて、
資格取れるところならと言われていたので、
それで探していました。

夢がわからないうえ、
当時の私は今のようにどんな仕事があるのか
あまり知らず、聞ける人もいなくて…
とにかく条件に合うものを探し、
さらに私は家から早く出たかったので
家から通えない遠くの大学を選びました。

もう散らかりすぎていて、
モチベーションがどれだけ低いか
わかりますよね…





小さい頃から夢を持っていた人って
どのくらいいるものなんでしょうか…?

それがどんなに実現しなそうなことでも
未来にそれをしている自分に
ワクワクしながら
考えていたことがあるかどうか。



私は、4歳くらいのときに、
なみちゃんは何になりたいの?って聞かれて
お菓子屋さんになりたい!
おもちゃ屋さんになりたい!
そう記憶にあるのが最初で最後です。

たくさんお菓子食べれそう。
いろんなおもちゃで遊べそう。
4歳の単純な理由ですが、
それでもワクワクしました。


その後どうしちゃったんでしょうね…
父が亡くなって、
環境が大きく変わったこともありますが、
人の顔色うかがいすぎちゃったなと思います。
自分に自信がもてず、
自分のことがわからなくなっていきました。


あれすると怒られるんだな…とか、
それすると嫌がられるんだな…とか、
姉や同級生の様子を見ていました。
末っ子あるあるだと思いますけど。

じゃ、
それを使ってうまくふるまえたり、
甘えられたかというと
それはできなくて、、
いい子でいることを選んだようです。
これをしてると間違いではないなという
選択の繰り返しだったと思います。

自信がもてないわりには、答えが
100%わかるときには手をあげてました。
自信がなさそうな態度がよくないと
思われることも知ってたからです。

幼少期の誘導瞑想で
楽しく遊んでただけなのにいきなり怒られて
私は楽しくしちゃいけないんだって
思い込みもしていました、、



今、息子が夢をもちながら生きてる姿を
近くで見ることができています。
お父さんが映像一筋でやってることと
幼児特有のファンタジーの世界を
守ってあげてきたことは
夢をもつのによかったんだなーと思います。

そして、
私自身が少しずつ
自分の価値を認められるようになり、
思い込みを訂正できたことも
大きいと思います。
内側の世界(私)が外側の世界(息子)に
うつしだされているからです。
もちろん私から見て、ということです。

夢をもたない内側を癒して
仕事を楽しめる内側に訂正しました。
(まだまだではありますが…)



息子はなりたいものがいくつかあって、
好きなものがはっきりしていて、
苦手なものを認識していて、
すごく嫌いなものはあんまりなくて、
いい感じだなーと思います。


ちなみになりたい一つは、ウルトラマンです。
ゼアス?セブン21?
「ウルトラマンになったらお母さんたちに
あんまり会えなくなるけどいい?」
って聞いてくれます。
「ウルトラマンになったらマッハで来れるから、戦いのない日は、3分来てくれたらいいよ」と言うと、
「そっか!」と安心して、
M78星雲に住むことを考えているようです。

ゼットンに負けたことのあるウルトラ戦士には
私が悲しくなるからならないそうです。

親としてはどんな夢も応援しています^^


そこから、
宇宙に対して興味をもってきたし、
重さや長さや速さについて考えているし、
独自のキャラクターもどんどん描いてるし…
夢をもつことってすばらしいですね!



言葉が話せるようになるのと同じように、
夢をもつことも
どこかでなにかを見聞きして経験して
少しずつできるようになるもの
なのかなと思います。


経験できると気づきがあって、学びがあって、
自分の向かう方向を決めたり、
変えたりすることができるようになる。


寂しそうな幼少期のような書き方してしまいましたが、実際は楽しい思い出もあります(笑)
私も少しずつそうやって見聞きし、経験し、
これはいいな!これは嫌だな!と
ぶつかりぶつかりして、
たくさんの人と出会って
今があるのだなーとつくづく思います。


年齢的に遅いほうだと思いますが、
夢をもてることは嬉しいですね。
何歳からでもいいのかなと思えますね。



社会人前半は、
正直お金のためだけに働いていて、
泣き泣き行ってたことも多かったのですが、
今は出会えないような人やできごとだったと
思えています。

メッキ工場で働いてるときのこと。
毎日出荷が遅くまでかかっていて、
待ってる長距離運転手のおじさんと
夜遅くにお餅やせんべい焼いて食べたり、
平日はヘアセットビシッとしてる上司が
休日出勤で会ったらめっちゃクルクルで
違う人かと思ったり、
物をつくるのには
ものすごい量の工程があるのだと知ったり…

戻りたいとは思いませんが(笑)
時々思い出しては、
けっこうおもしろかったと思えるように
なっている自分の変化を感じています。





これから、心理セラピストとして、
どんな方たちとお会いできるのか、
どんなお話ができるのか、とても楽しみです。



読んでくださって
ありがとうございました(о´∀`о)


いい意味で過去から解放されて、誰もがそれぞれの夢にむかえる世界になることができたらと思っています。 そのきっかけやお手伝いができたら嬉しいです。