【人間関係崩壊の仕組み】みんな被害者になりたくない
3人の子どもを育てながら、小学校の先生として働いているダディーです。
今日は、「人間関係が崩れる仕組み」を紹介します。
学級崩壊・いじめ
学校で起こる問題は後を絶ちません。
どうしてこういうことが起こるのか、わたしの考えをまとめます。
結論を先に伝えると、「先生が笑顔で振る舞っているかがカギ」です。
参考にした記事はこちら↓
▼学校に集まったのは、「たまたま」
そもそも、同じ小学校・同じ学年・同じクラスになる子はどのように決まるのでしょうか。
東京を例に考えますね。
品川区で育った子と八王子市で育った子は同じ公立小学校には入りません。
品川区の中でもたまたま近くで育った子が同じ小学校に入学します。
2015年に生まれた子と2010年に生まれた子は同じ学年にはなりません。
2015年(2016年)に生まれた子しか、同じ学年になりません。
偶然同じ地域で、同じタイミングで生まれた子が100人いたとしても、1年生の1クラスの上限は35人なので、4クラスに分かれます。
ごちゃごちゃしてきたので、まとめます。
たまたま同じタイミングで生まれ、
たまたま同じ地域で育ち、
たまたま振り分けられたクラスで同じになる
そんな子が集まっているのが1年1組なんです。
イメージ的にはこんな感じ↓
みんなバラバラの「群れ」状態です。
▼群れをチームにしようと思っているだけなのに…
学校の先生は、「群れ」を「チーム」に変えていくことが求められます。
「チーム」にしないと「助け合おう」とか「協力しよう」なんて思いませんからね。
チームにするための方法として、「ホメる」「叱る」が使われます。
→ホメ続けるとどうなるのか
子どもはホメてもらうのが大好きです。
ホメてもらえれば、もっとホメて欲しくて次もがんばります。
「がんばろうとする力学」が働きます。
その循環がクラス全体に行き渡るとプラスのサイクルが生まれ「チーム」になっていきます。
最終的には、ホメなくても自分達で協力し合える「チーム」が完成します。
→叱り続けるとどうなるのか
子どもは叱られるのが大嫌いです。
叱られると分かっていれば、当然その人から離れていきます。
「逃げの力学」が働いてしまいます。
チームにしようと叱っていった結果、群れ以前の状態になってしまうわけです。
怖いことに、「逃げの力学」がエスカレートすると誰かを攻撃し始めます。
「悪いのはコイツだ」
「お前がしっかりすれば、自分達は叱られないで済むんだ」
こうして、誰かを一斉に攻撃することを「いじめ」と呼びます。
もちろん、いじめの構造はこれだけではありません。
しかし、叱り続けるとそれに付いていけない子が、攻撃されやすくなることは現実問題としてあります。
▼先生と笑顔で関わろう
では、先生を笑顔にするにはどうすればいいのでしょうか。
先生であり、保護者であるわたしの立場から言えるのは、たった1つ。
【先生と笑顔で関わる】
です。
笑顔で関われば、相手も笑顔になります。
先生が笑顔になれば、教室もうまくいきます。
逆に、先生に詰めよれば先生も身構えます。
保護者の方が先生をうまく扱ってあげれば、子どもたちに返ってきます。
保護者会・面談・電話連絡などなど、先生と関わる場面は多々あると思います。
ぜひ、先生と笑顔で話してみてください。
お子さんに多くのメリットがありますよ。
今日の記事が子育てのヒントになったら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪
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