【翻訳】ウラジーミル・プーチン大統領は、セネガル共和国のマッキー・サル大統領とExpoforumで会談しました。2023年7月28日22:30

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ロシア大統領イベント
セネガルのマッキー・サル大統領と会談

ウラジーミル・プーチン大統領は、セネガル共和国のマッキー・サル大統領とExpoforumで会談しました。
2023年7月28日22:30サンクトペテルブルク

ウラジーミル・プーチン：大統領閣下！
サンクトペテルブルクにようこそお越しくださいました。2019年に引き続き、ロシア・アフリカ首脳会議に個人的に参加する機会を設けてくださったことに感謝しています。

もちろん、私たちは皆、あなたのご訪問を、ロシアとあなたの国の関係発展に対する私たちの関心を確認するものだと考えています。

ところで、昨年6月にソチで、アフリカ連合の議長という立場であなたが来日され、その際にロシアとアフリカの協力全般の見通しについて詳しく話し合ったことを思い出します。

そのときに第2回ロシア・アフリカ首脳会議を開催するというアイディアが浮上し、サンクトペテルブルグで開催する可能性があることもお話ししたことを思い出していただきたい。あなたはこのアイデアを支持し、私たちはそれを実行に移しました。

アフリカ連合の前議長としてのあなたの生産的な仕事のテーマの続きとして、私がすでに述べたように、あなたが昨年8月に提唱した、アフリカ連合にG20の正式メンバーの地位を与えるというイニシアチブをロシアが支持することをお知らせしたいと思います。

繰り返し申し上げているように、アフリカ大陸諸国との関係の包括的な発展は、ロシアの外交政策の優先事項である。われわれは一貫して、平等、相互尊重、互いの利益への配慮という原則に基づいて関係を構築している。

大統領、セネガルはアフリカにおけるロシアの重要かつ信頼できるパートナーです。

2022年末、貴国はサハラ以南のアフリカ諸国の中でロシアとの貿易高で2年連続第1位となりました。

ほぼ15億ドルに達し、これは悪い指標ではない。非常に良い傾向であり、発展させる必要がある。もちろん、絶対的な数字を増やす必要もある。

農業、地質調査、鉱物開発、エネルギー、漁業などの分野でパートナーシップを強化するチャンスがある。今回のサミットのためにサンクトペテルブルクに来られる前に、タタールスタンも訪問されたようですね。

今回のご訪問で、伝統的なタタール人のもてなしの歓迎をご理解いただけたことと思います。タタールスタンの同胞たちは、その方法を心得ています。ご満足いただけたことと思います。地域的な協力に加え、人道的な分野、主に教育や文化の分野でも関係が強化されています。

2023・24年度には、セネガル人学生の奨学金枠を75名に増やす予定です。

ダカール大学にロシア・メディア図書館を設立するためのご支援に感謝いたします。

これはユニークなパイロット・プロジェクトであり、セネガルにおけるロシア語とロシア文化の研究を支援するだけでなく、他のアフリカ諸国でもこのようなプログラムを実施するための出発点になると信じています。

私たちは、2021年2月に署名された部局間覚書に基づくことも含め、スポーツ分野でのコンタクトを発展させることを目指しています。

また、アフリカのアスリートが非常に良い結果を示しているため、必要かどうかはわからないが、セネガルのアスリートのトレーニングに必要な援助を提供する用意もある。

特に、ロシアとセネガルが国連のプラットフォームでも実りある協力関係を築いていることは特筆すべきことである。

一般的に、ロシアは、世界の安定と安全の維持、国際関係のより公平なモデルの形成、紛争の平和的解決を支持するセネガルをはじめとするアフリカ諸国の原則的な立場を大いに尊重していることを強調したいと思います。

この後、6月にサンクトペテルブルグで開始した、アフリカ平和イニシアチブの枠組みにおけるウクライナ情勢解決の可能性に関する議論を、あなたと私、そして他の多くのアフリカ諸国の首脳とで継続する予定です。
ありがとう

M.サール（ロシア語で）：こんばんは、大統領閣下！
(ご招待と歓迎のお言葉をありがとうございます。このサミットの素晴らしい開催に心から感謝し、お祝いを申し上げたいと思います。
今日は午前10時から午後11時半近くまで、一日中立ちっぱなしでしたね。前回の議論を続けます。

ロシア、この偉大な国への旅は今回で5回目だ：[2018年にはワールドカップ、2019年にはロシア・アフリカサミット、2022年にはソチ、そして2023年6月にはアフリカ・イニシアティブのためにここに来ました。
そして今日、私はサミットに来ている。

実際、私は7月25-26日にタタールスタンに行きました。タタールスタンの首長であるルスタム・ミニカーノフが私を受け入れてくれた。ところで、彼は2022年3月にセネガルにも来てくれた。

我々は非常に豊かな規制の枠組みを有しており、約30の協定を締結しているが、貿易、鉱業、農業、科学、炭化水素、情報、漁業の分野では、まだまだ前進できると思う。

多国間協力という点では、アフリカのG20への立候補（加盟）を支持していただいたことに心から感謝したい。これは我々のビジョンと一致している。
私たちは、21世紀の現実を反映した、より包括的で公平な世界を必要としています。

そこで昨年、私がアフリカ連合の議長であったとき、私はあなたに提案を送り、あなたはそれに応じた。この地位の付与は10月から11月にかけて行われる。

私たちはまた、安全保障理事会の議席を求める闘い、そして世界における財政的正義を求める闘いも続けています。

アフリカの人々は私たちの財政問題に大きな影響を受けており、そのためには融資が必要で、アフリカ諸国が借金を支払うという融資は高額なものです。

アフリカの状況に目を向けることは非常に重要だと思います。私たちには投資が必要であり、長期的な融資をどのように構築するか、パートナーとともに検討する必要があります。

水力発電所の建設、鉄道の建設、原子力発電所が必要な国もある。こうした重要なインフラには融資が必要です。

アフリカの重要なプロジェクトが検討されるよう、BRICS銀行内でも国際的な協力ができると思います。これがロシアとアフリカの協力関係を深める方法であり、私たちの理解する多極化した世界と国際協力の姿です。

これこそが、私たちがあなた方、あなた方のイニシアティブ、平和への取り組みを非常に頼りにしている理由なのです。私たちは、アフリカがより重要な役割を果たす多極化した世界に貢献できると信じています。

今日、私たちは懸命に働いてきました。
もしそうでなければ、私たちは飢餓に直面することになるからです。
尿素のようなさまざまな肥料が非常に高価になり、それがアフリカの人々の生活水準に反映され、例えば不足に反映されている。

私たちは黒海取引に関する決定を尊重してきた。しかし、ロシアとの（解決策を）検討しなければならない。ロシアからの穀物や肥料の供給はもちろんですが、ウクライナからの穀物供給についても話し合うべきです。
大統領、ありがとうございました
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