海外就職とは ~新卒のケース~
こんばんは、自由なキャリア研究家のnamiです。
本日は立命館大学さんとお仕事でした♪
私がメンバーとして携わっているGJJ海外就職デスクでは、
立命館大学の新設学部であるグローバル教養学部のキャリア支援に入り込んでいます。
この学部の学生さんの7割は留学生。クラスは多国籍メンバーで構成され、かつ授業はすべて英語で実施。
そしてなんと!!立命館大学とオーストラリア国立大学の学位がダブルで取得できるという
日本初のシステムを導入されている学部なのです!
グローバルキャリアデザインの専門機関として、GJJ海外就職デスクでは、
日本の新卒一括採用のシステムの枠を超え、国内外問わないクロスボーダーでの学生の就職支援を実施しています。
(GJJ海外就職デスクでは、年齢を問わずキャリア支援をしており、その一部が現役学生層になります。)
さて、今日の本題である「新卒の海外就職」について。
私は、毎月~ファーストキャリアは日本か海外か?!~というテーマで
「新卒・第2新卒向け海外就職セミナー」のホストをしています。
そのセミナーでは、現役大学生の方や既卒間もない第2新卒の方に毎回ご参加いただいており、
必ず質問があるのが、「そもそも新卒でも海外で就職できるんですか?」ということ。
そこですよね。
そもそも、ファーストキャリアにおいて、「海外」という選択肢があるのかということ。
答えは、「YES」です。
ただ、簡単ではないです。
なぜなら、「海外就職マーケット」は「転職マーケット」だからです。
職歴が3年、5年、10年ある社会人と、新卒が同じ土場で戦わないといけないのです。
そして、海外で外国人として働くということは、「就労ビザ」を取得する必要があります。
「就労ビザ」は、「語学力」に加え、「その国で必要とされ且つ貢献できるスキル=専門性」を保有していることが要件となります。
もうお分かりですよね。
日本の新卒一括採用に向けた準備とは、違ったプロセスが必要になるのです。
① 『日本の新卒一括採用 = ポテンシャル』
② 『新卒での海外就職 = 即戦力』
②を意識している方は、準備は早ければ早い方がいいでしょう。
そして、②を意識して準備していた方は、①にも当然対応できます。
海外就職をするかどうか、実際に活動をして内定をもらってもいないのに決める必要はないのです。
また、海外で就職したいからといって、日本で就活しなくていいというわけでもないのです。
グローバルキャリアは、「日本か海外か」で分けていないんです。
(あ、セミナーのヒントをちょっと言っちゃったw)
そこに境界線はなく、「クロスボーダーに自由に行き来できるスキル」を身に着けること、
これがグローバルキャリアデザインです。
グローバルキャリアを意識した時、学生時代にできること、しておいた方がいいこと、それはなんでしょうか?
これもね、100人いたら100通りの答えがあるんです。
大切なのは、自身の興味の方向性と、強みや得意なことは何かということ。
そして、それらはやってみないと分からないんですよ。
好きな食べ物かどうか、食べてみないと分からない。
癖があって嫌だと思っていた食べ物が食べているうちに好きになることも。
好きなタイプも付き合ってみないと分からない。嫌な奴だと思っていたけど、ちゃんと話してみたら案外いい人だったり。
めっちゃタイプ♡と思って付き合ったら、豹変するとかw
得意なスポーツも、実際にやってみないとそれができるかわからない。
やってみたら全然ダメだったとか、ハマっちゃってどんどん上達するとか。やってみるまで分からない。
学生さんとお話をしていると、
「どんな資格がいりますか?」 「プランAとプランB、どっちが有利ですか?」など、
対象(この場合、採用企業)に自分を合わせる方に焦点を合わせているなぁと思うことが多いです。
これからの時代は、個のキャリアの時代。
自分のプランに合うポジションや企業、働き方、雇用形態を自分で選んでいくんです。
終身雇用制度も年功序列も、風土としては残っているけど、もう実質終わっているんです。
誰もあなたの人生もキャリアも保障してくれません。
そして、キャリアの格差が10年後、20年後にどんどん大きくなっていくでしょう。
さてさて、本日はここまでお読みいただきありがとうございました。
グローバルキャリア、海外就職について、もっとこんなことを聞いてみたい、こんな記事を読みたいというリクエストがあれば、
ぜひコメントやDMをお待ちしております。
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