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【映画感想】映画大好きポンポさん❗️

久しぶりの投稿です。
仕事が忙しすぎて死んでました()
ようやく休み取れたんで、映画観てきましたよ〜。
いつもは漫画の感想書いてるんですけど、今日は映画の感想です!

pixivとかで結構話題になってた作品なんですかね? 
pixiv見たことないんで、特に前情報なしで観てきました。
とりあえずひとこと、ちょー面白かった。

天才映画プロデューサーのポンポさんのお付き人をやっているジーンくんが初めて映画監督をするという映画になっています。

映画が大好きなポンポさんの話なのかなと思って観に行ったんですけど、ポンポさんが大好きになる映画を作る話でしたね。

「なぜ創作するのか、人は創作に何を求めるのか」
この辺がテーマになっていました。

僕は創作する側ではないので、創作に何を求めてるかなと考えた時に、
真っ先に思い浮かぶのは"自分"ですね。

登場人物に感情移入しながら物語を見ていくわけですけど、
ふと、感情移入とかいう次元を超えちゃって、「これは自分の物語だ」ってなることがあります。
そういう物語に出会うと、人生がプラスに働きますよね。
このキャラクターのように自分も頑張ろうとか、色々と一歩踏み出す勇気を貰えます。

「映画大好きポンポさん」のキャラクターの中で、多くの人が自分と重ねるのは、アランでしょうかね。

ジーンくんは、「自分には映画しかない、映画が作れなければ死ぬしかない」と、後ろ向きに前向きなキャラクターです。
それに対して、アランは「大抵のことは人並み以上に出来てきたけど、ほんとうにやりたいことがわからない」というキャラクターです。

勝手に決めつけますけど、映画を見たほとんどの人はアランのように、ほんとうにやりたいことがない、わからないという人達だと思います。

僕もそうです。
社会人1年目ですけど、このままでいいのかなと思いながら仕事してます。

アランに自分を重ねた人はどうすればいいのでしょうか?
ジーンくんに憧れて、ジーンくんを目指せばいいんでしょうか?
それもいいと思います。

でも、この映画はもう一つの道を残してますね。
「何かを得るためには、何かを切り捨てる必要がある」
この映画には、こういうメッセージも入っています。
このメッセージは創作する人に対するものでもあるとは思いますが、
切り捨てなければいけない、たくさんの幸せをすでに僕たちは持っているということでもあると思います。

アランに自分を重ねた僕らは、ジーンくんに憧れながら、すでに持っている幸せを保持して、生きていくのもいいのかなと思いましたね。

映画を劇場で見るの久々だったんですけど、それが「映画大好きポンポさん」で良かったですね。
登場人物が全員優しくて、メッセージ性強くて、とても良い映画でした!

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