Vol.29 母になって1000日が経った話

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息子が今日で生後1000日となった。
今は「日数計算サイト」のようなものが沢山あり簡単に割り出すことが出来る。皆さんも自分が生まれて何日経つか試してみると面白いかもしれない。ちなみに私が何日かはヒ・ミ・ツ♡  である。

それはさておき息子が生誕1000日ということは=私の母親デビュー1000日記念でもある。まずは自分に「よくやった」と言ってやりたい。

発達障害を持つ子の子育て苦労話は書くに書き切れないためここでは省く。が、とりあえず私はメンタルを病んだ(※これについては後日改めて書こうと思う)。

育児とは日勤・夜勤がエンドレスに続くブラック企業のようなものだ。結婚前まで月250〜300時間の仕事をこなしていた元•社畜の私ですら「あの時の方が楽だった・・・」と思う。とりあえず取引先は言葉が通じるし(稀に通じない人もいるが)ちょっと放置したところで死にはしない。

一方、子供は容赦ない。
うっかり目を離せば即死ぬ上にむしろ自分から死にに行ってんのか? という行動を取ったりもする。親がどれだけ体調が悪かろうと有給休暇は認められず三度の食事を必要とし、やれ絵本を読め・抱っこしろ・下ろせ・いややっぱり抱っこしろ・寝かせろ・目覚めたら散歩に連れ出せ、などと要求する。それが子供だ。周りに助けてくれる親族でもいればちょいと預け〝ママのおひとり時間〟を満喫できるのだろうがあいにく我々は2人とも地方出身者だ。自分の時間が微塵も取れない中、息子の障害が判明し、病院通いが始まり、療育も通い始め・・・正に怒涛の1000日だった。

それらが積み重なり私はメンタルを病んだ訳だがまぁどの親御さんも概ね同じであろう。人それぞれ悩みはあり自分だけが大変だとは思っていない。子育てとは己の全てを捧げた一大プロジェクトなのである。2人も3人も育てている人を私は心から尊敬する。

ちなみに
●1000日は2歳8ヶ月
●2000日は5歳4ヶ月
●3000日は8歳2ヶ月
だそうだ(※月齢は前後する場合あり)

そう考えると「1000」という数字の重みを感じる。5歳4ヶ月になった時、息子はどんな少年になっているのだろうか。幼稚園には入れているのだろうか。ご飯は食べらるようになっているだろうか。まだ療育には通っているのだろうか。

心配は尽きない。しかし同時に楽しみでもある。
「子の成長」「子の笑顔」、結局のところこれが子育てという一大プロジェクトに臨める一番のモチベーションなのだ。

遅ればせながら息子よ、1000日おめでとう。
至らない母だけどこれからもその可愛い笑顔をたっぷりと見せておくれ。

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【猫ムスメより】
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