20,05,08。家庭用ゲームの思い出⑤
ドハマりしたファミコン用ソフト「ウイザードリィ」の思い出の続きです。
ドラゴンクエストでもおなじみだった宝箱。
ウイザードリィでももちろん存在します。と言うかやり込んでいくうちに宝箱を開ける事が最大の愉しみになったりもするのですが、当然ドラゴンクエストのように優しくはありません。
ドラゴンクエストではたま~に罠が仕掛けてあったり宝箱のふりをしたミミックだったりする程度でしたがウイザードリィでは罠がほぼ標準装備。
より安全に宝箱を開けるためにはスキルを持ったメンバーを入れる必要があり、特に序盤では宝箱を開けたいがために戦力的にいまいち頼りにならない盗賊をメンバーに加える必要があります。
スキル持ちがいれば安心という訳では無く、深い階層になればなるほど罠の解除は難しくなり、メンバーのレベルにそぐわない階でうかつに宝箱に手を出すと時に凶悪なダメージを負いかねません。
なにしろ宝箱の爆発で全員ダメージが初級です(笑)
毒、石化、警報発令でモンスター呼び。もっとも最悪な転移に引っかかると最悪「おっといしのなかにいる」の一言で全員地獄行き。
そんな思いをして宝箱を開けてもすぐにお宝が安心して使える訳ではありません。「鑑定」スキルで品定めをする必要があるのです。鑑定せずにアイテムを装着&使用する事も可能ですが、万が一呪われていたりすると地上に戻ってから高い金を払って解除してもらわなければいけません。また。未鑑定なアイテムを鑑定してもらう為にはそのアイテムに見合った料金を払う必要があるのも鳴き所です。
ダンジョン入構を繰り返しやり込んでいくうちに自然とメンバーは全員レベルUP。上級職にクラスチェンジしたメンバーも出るようになると比較的安心してダンジョンをうろつけるようになってきます。
とはいえ絶妙な確率で失敗する罠の解除の所為で高レベルのパーティーですらいきなり全滅する事があるので気が抜けません。オートセーブなので一応状態が決定する前にリセットすれば少し前に戻れるのですが、うっかりボタンを押してしまいセーブが発動してしまうとどうにもなりません。
宝箱の罠以外にも深い階層にいる敵モンスターの「クリティカル」や「エナジードレイン」といった攻撃にも注意が必要でした。こちらもセーブ前にリセットや戦闘中に転移等の逃げ道があるにはあるのですが、現在の状況を冷静に判断すると逃げ道の行使にはジレンマを伴う事が多かったように記憶しています。
今回のタイトルバックで使わせていただいている画像は諸悪の根源であるド派手な爺さんワードナとその御一行とのバトルシーンですが、メッセージにある通り敵メンバーの「ヴァンパイヤロード」が実に4レベルものエナジードレインを使ってきたりします。
特に初回でワードナと対峙した際にこうなるとリセットには激しく躊躇する事になります。出直すべきかシャレにならないダメージには目をつぶってジジイとその取り巻きどもをせん滅し、とりあえずの目的を達成するべきか。
こうして書いているだけでも楽しくてついつい書きすぎてしまうウイザードリィの思い出。一応次回で切り上げて次なるゲームの思い出を書くつもりでおりますので、たまたま目にされた方に「そんなに面白いのか?」などとに思っていただければ光栄です。
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